一昨年の初の単独来日ツアー、昨年浜離宮恩賜庭園で開催された花紅柳緑(RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2019)への出演も話題となった、ロシアはモスクワをベースに活動する折衷的エクスペリメンタル・ポップ・アーティスト、Kate Shilonosovaによるソロ・プロジェクト、Kate NVの6/12リリースの新作『Room for the Moon』から、Pitchforkにてベスト・ニュー・トラックを獲得したファースト・シングル「Sayonara」、MVも話題となったセカンド・シングル「Marafon 15」に続くサード・シングルにしてアルバム・リリース前最後の先行シングルとなる「Plans」がリリース、そしてMVも公開されました。この曲はFound Sound Nationの「Broken Orchestra」サンプルパックのサンプルのみを使用して、サックス・ソロを作成したという興味深いトラックです。
Directed, edited by Kate Shilonosova, Pavel Kling
Camera — Pavel Kling
Gaffer — Roman Rubtsov @rubalight
Set-design — Natasha Murzina @ntmrz, Olich Alekha @lelkac
Design — Yuriy Stepantsev
MUA, Hair — Sofya Atalikova @kristallikova
Costume — Kate Shilonosova, Marina Samurova
♠︎
Cast:
Kate Shilonosova
Misha Levin
Dima Romanov
Andrey Kling
Sergei Khramtsevich
Ugolёk @ugoleksuperkot
Special thanks to Yuriy Dunin and Medium Quality Production
NEW ALBUM “Room for the Moon” 6/12 release
Artist: Kate NV
Title: Room for the Moon
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Cat#: ARTPL-134
Format: CD / Digital
※解説・歌詞・対訳付き予定
※ボーナス・トラック収録
※CDリリースは日本のみ
Release Date: 2020.06.12
Price(CD): 2,000 yen + tax
ロシアはモスクワをベースに活動する折衷的エクスペリメンタル・ポップアーティスト、Kate Shilonosovaによるソロ・プロジェクト、Kate NVの待望の新作『Room for the Moon』が再びRVNG Intl.から登場!
自身のルーツである70年代〜80年代のロシアと日本のポップスからの影響をベースにしつつ、Orange Milk Recordsからリリースした『BINASU』のポップ・センスと、RVNGからリリースした『для FOR』で見せたアンビエント〜ミニマル〜ニューエイジが見事なバランスで融合した傑作誕生!
先行シングル「Sayonara」はPitchforkのベスト・ニュー・トラックに選出!
通算3作目となる『Room for the Moon(月の部屋)』は2018年にリリースした『для FOR』以来となる本作は実のところ『для FOR』の前から制作をし始めていたものの形にはならず、時を経てようやく形になったとのこと。
自宅とモスクワのスタジオスペースにて録音されており、長年のコラボレーターであるJenya Gorbunov(ベース)、Vladimir Luchanskiy(サックス)、Quinn Oulton(ベース/サックス)に加え、共にRed Bull Music Academy出身で交流の深い日本人アーティスト、Nami Sato(スポークン・ワード)等の協力のもと完成した。
Japanese CD version:
01. Not Not Not
02. Du Na
03. Sayonara (Full Moon Version)
04. Ça Commence Par
05. Marafon 15
06. Tea
07. Lu Na
08. Plans
09. If Anyone’s Sleepy
10. Telefon
11. Sayonara (Single Edit)
12. Tea (Small Sip Edit)
13. Arigato song (Bonus Track for Japan)
Japanese digital:
01. Not Not Not
02. Du Na
03. Sayonara (Full Moon Version)
04. Ça Commence Par
05. Marafon 15
06. Tea
07. Lu Na
08. Plans
09. If Anyone’s Sleepy
10. Telefon
11. Arigato song (Bonus Track for Japan)
Photo by Talib Shillaev
KATE NV:
ロシアはモスクワをベースに活動しているプロデューサー/DJ/演奏家/ヴォーカリスト、ケイト・シロノソヴァによるソロ・プロジェクト。元々はSonic YouthやDinosaur Jr.などに影響を受けたオルタナティヴ・ロック〜ポストパンク・バンド、Glintshakeのヴォーカルとして活動。また、同時に20世紀のクラシカルなミュージシャン達とCornelius Cardewのアイデアとアヴァンギャルドなコンポーズを再構築するMoscow Scratch Orchestraのメンバーでもある。それらと平行してソロとしてNVを始動させ、2014年にジャパニーズ・ポップスやニュージャックスウィング、90’s R&Bなどの影響を感じさせるEP『Pink Jungle』を発表し注目を集め、同年、Red Bull Music Academy Tokyoで初来日を果たす。2016年に待望のソロ・デビュー・フル・アルバム『Binasu』を2016年にGiant ClawとSeth Graham主宰の重要レーベル、Orange Milkからファースト・アルバム『BINASU』をリリース。各所で絶賛され、世界各国をライヴで飛び回る。その才能はエクスペリメンタル・ミュージック・シーンの最先鋭レーベルであるブリルックリンのRVNG Intl.の目にとまり、契約を果たし、2018年にセカンド・アルバム『для FOR』をリリースした。その後初の単独来日ツアーを成功させ、収録曲「вас YOU」は細野晴臣のラジオで2度に渡りプレイするなど、日本でも話題となり、浜離宮恩賜庭園で開催された花紅柳緑(RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2019)への出演も果たした。2020年待望のサード・アルバムを完成。引き続き現代エクスペリメンタル・ミュージックの最先鋭レーベル、RVNG Intl.からリリースする。
米国ワシントン州のオーカス島出身で現在はLAを拠点に活動している、プロデューサー/コンポーザー、Kaitlyn Aurelia Smith。ソロとして正式にデビューした2015年以降、多くの傑作をリリースしてきたが、2017年の『The Kid』のリリースの後、彼女は自身のエネルギーを様々な方向に向け始めた。学際的・創造的環境のプラットフォームであるTouchtheplantsを立ち上げ、「Electronic Series Vol 1 : Abstractions」「Tides: Music For Meditation And Yoga」や詩集などをリリースした。彼女は、電子楽器の無限の可能性と、身体と音や色との関係に見られる形、動き、表現を探求し続けている。
01. Unbraiding Boundless Energy Within Boundaries
02. Remembering
03. Understanding Body Messages
04. The Steady Heart
05. Carrying Gravity
06. The Spine Is Quiet In The Center
07. Overflowing
08. Deepening The Flow Of
09. Expanding Electricity
10. The Steady Heart (Single Edit)*
11. Expanding Electricity (Single Edit)*
昨年はサマーソニックへの出演も果たし、単独公演も成功を収め、注目度急上昇中のロンドンのシティ・ポップ・バンド、PREPが先日リリースした爽快な新曲「Pictures Of You」のミュージックビデオを公開。
8ビットの映像で製作されています。監督はサンフランシスコ拠点の8ビット・シネマ・ディレクター、David Dutton。
2/28におよそ5年ぶりのニュー・アルバム『Suddenly』をリリースしたDan SnaithによるCaribou。アルバム収録曲から今年のリアル・ダンス・アンセムの呼び声も高い「Never Come Back」の、アルバムにも参加している盟友Four Tetによるリミックスがリリースされました。
このリミックスはFour Tetが先日の「Boiler Room: Streaming from Isolation」でのDJセットで初披露し話題となっていたものです。
“Kieran is already part of my music before he remixes it. He spent hours listening to drafts of tracks from ‘Suddenly’ and giving me feedback, as he has done with my previous albums. I love that when people think of us as musical allies that they are seeing something real and genuine, not music industry artifice. We are the closest friends -so much so that I feel like we are family -and I love that people who listen to our music can feel that. So of course I thought of Kieran as the person to take on remixing ‘Never Come Back’. Needless to say he has smashed it -creating a warped and beautiful techno banger that, as it’s inclusion in his recent Boiler Room stream showed, will get people dancing whatever the circumstances.”
Aritist: Caribou
Title: Never Come Back (Four Tet Remix)
Label: PLANCHA / City Slang
Format: Digital (Single)
続くセカンド・シングル「You And I」に関して本人は “「You and I」は、私がアルバムを制作し始めた際、最初に着手したトラックの1つであり、最後に仕上げたトラックの1つで、レコードを制作するすべての段階で何らかの形で存在していました。それはまた、レコードとアルバムのタイトルについての多くがキャプチャされており、トラックは突然、予想外に変化するのですが、それは突然起こった私の人生の変化についてなのです。”
と語っており、クラウトロック的なリズムの上で次々と起こる変化とキラキラとした音像、そして繰り出されるサンプリングと繊細なヴォーカルのコンビネーションはまさにこのアルバムのハイライトになっている。
01. Sister
02. You and I
03. Sunny’s Time
04. New Jade
05. Home
06. Lime
07. Never Come Back
08. Filtered Grand Piano
09. Like I Loved You
10. Magpie
11. Ravi
12. Cloud Song
Caribou:
カナダ出身ロンドン在住、ダン・スナイスのソロ・プロジェクト。元々はマニトバ名義で活動をスタートし、名門Leafから『Start Breaking My Heart』(2001年)『Up in Flames』(2003年)にリリースした後、現在のCaribouに名義に変更する。そして2005年にサード・アルバム『The Milk of Human Kindness』を発表し、初来日を果たす(共演はフォー・テット、ムーギーソン)。その後City Slang / Mergeへと移籍し4作目『Andorra』をリリースし、カナダの”マーキュリー・プライズ” にあたる国民的音楽賞、ポラリス・ミュージック・プライズを受賞した。2010年にリリースした『Swim』も高い評価を経て、ポラリス・ミュージック・プライズにノミネートされる。2012年にはフジロックに初出演し、ホワイト・ステージでパフォーマンスを行った。2014年にリリースした『Our Love』はさらに高い評価を得て、その年の様々な媒体の年間ベストの上位に名を連ね、グラミー賞の最優秀エレクトロニック・ダンス・アルバム賞にもノミネートされ話題となった。リリースするたびにその評価を高め続ける中、ついに約5年ぶりのアルバムを完成させた。