トム・ヨークがその才能を認め、ソロ・ツアーのオープニング・アクトに抜擢、そしてレディオヘッドやアクトレス、ローレル・ヘイロー等の作品や、ジョニー・グリーンウッドが手がけたサントラへの参加、ミラ・カリックスとのコラボ、さらにはMica Leviと共作をリリースするなど、名だたるアーティスト達から賞賛を受ける、王立音楽アカデミー、そして、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ出身の気鋭のモダン・クラシカル・チェリストにして、コンポーザー/プロデューサーOliver Coatesの10/16にRVNG INTL.からリリースされた新作『skins n slime』からMalibuをフィーチャーした「Soaring X (feat. Malibu)」のミュージック・ビデオが公開されました。
Artist: Oliver Coates
Title: skins n slime Cat#: ARTPL-139
Format: CD / Digital ※ボーナス・トラック1曲収録
※解説付き ※日本のみでCD化
Release Date: 2020.10.16
Price(CD): 2,000 yen + tax
作曲家としてのダークな感性が覚醒した、アカデミックでエクスペリメンタルなネオ・クラシカル・サウンド!
トム・ヨークがその才能を認め、ソロ・ツアーのオープニング・アクトに抜擢、そしてレディオヘッドやアクトレス、ローレル・ヘイロー等の作品や、ジョニー・グリーンウッドが手がけたサントラへの参加、ミラ・カリックスとのコラボ、さらにはMica Leviと共作をリリースするなど、名だたるアーティスト達から賞賛を受ける、王立音楽アカデミー、そして、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ出身の気鋭のモダン・クラシカル・チェリストにして、コンポーザー/プロデューサーOliver Coatesの2018年の傑作『Shelley’s on Zenn-La』以来の新作『skins n slime』を完成。
USは再びNYのRVNG Intl.から。CDリリースは日本のみ。
各所で高い評価を得た2018年の『Shelley’s on Zenn-La』はIDM~エレクトロニカの愛好家でもある彼ならではの、クラシカルな素養と電子音楽を融合させたハイブリッドな実験サウンドであったが、前作を”陽”とするなら、本作は彼の作曲家としての感性のダークな側面を呼び覚まされた印象。前作と異なりノンビートでチェロを主体に構築したサウンドの厳かさに才気が迸る。
01. Caregiver part 1 (breathing)
02. Caregiver part 2 (4am)
03. Caregiver part 3 (slorki)
04. Caregiver part 4 (spirit)
05. Caregiver part 5 (money)
06. Philomela Mutation (from The Bird Game soundtrack*)
07. Butoh baby
08. Reunification 2018
09. Still Life
10. Honey
11. Soaring X (feat. Malibu)
12. Sidestepped (Bonus Track)
OLIVER COATES:
現在はロンドンからスコットランドに居を移し活動しているチェリストで、これまでクラシック、オルタナティヴ、エクスペリメンタル、エレクトロニック・ミュージックなど様々なアーティストの作品に関わりながら、革新的なソロ作品を制作するプロデューサーでもある。王立音楽アカデミーでクラシックを学び、大学史上最高の成績を収め、オーロラ・オーケストラ、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ、ロンドン・シンフォニエッタなどのオーケストラと共演を果たす。また、その一方で彼はAutechre等に触発されたエレクトロニック・ミュージックを制作している。Mira CalixとWarpの企画『The Elephant in the Room: 3 Commissions』でコラボを果たし、『Warp20 (Recreated)』のコンピでもMiraと共にBoards of Canadaのカヴァーを披露した。その他にも電子音楽家の重鎮Laurie Spiegel、現代音楽家John Luther Adamsとのコラボ、ポスト・クラシカル・アーティストとして注目を集めていたNico Muhlyのアルバム『Seeing Is Believing』や、Jonny Greenwoodが手がけた『There Will Be Blood』と『The Master』のサントラにも参加している。
2012年にはコンポーザー、Leo Abrahamsとエレクトロ・アコースティック的コラボ作『Crystals Are Always Forming』をリリース。翌2013年にデビュー・ソロ・アルバム『Towards the Blessed Islands』を発表した。その才能はThom Yorkeの目にとまり、Radioheadのアルバム『A Moon Shaped Pool』に参加し、その後HerbertやDemdike Stareも絶賛するMica Leviとコラボ作も発表。2016年にセカンド・アルバム『Upstepping』をリリースした後、NYの最先鋭レーベルRVNG Intl.との契約に至り、『Shelley’s on Zenn-La』を発表各所で絶賛された。その後Thom Yorkeのサポート・アクトに抜擢されワールド・ツアーを回り、2020年再びRVNG Intl.から新作をリリースする。
01. One And The Same
02. Their Places
03. Our Distance
04. Never Will You Be Without
05. Penumbra
06. Glass Curtain
07. Domain
08. Spectrum
09. A Sense Of Ending
TRACK LIST:
01. Zeta
02. Compress—Fuse
03. Chemical Legs
04. Reciprocity
05. She melts
06. Trying Times for the Indirect
07. I Dream (for You)
08. Surf
09. Galactic Melt
10. Post Hawaii
11. Peach (6809)
12. False Ascendancy
13. Constant Fracture
14. Trajectory
Com Truise: Com Truiseはニューヨークの北部で生まれ育ちで、現在はLAを拠点に活動している、プロデューサー/デザイナー、Seth Haleyによるソロ・プロジェクト。彼のシンセサイザーやサイエンスフィクションに特化した独特のメロディのノスタルジックなビート・ミュージックは幅広い支持を得ている。
彼は15年以上に渡り音楽制作をしており、元々影響を受けているJoy DivisionやNew Order、Cocteau Twinsなどのサウンドのエッセンスは随所に垣間みられるものの、彼のサウンドは決して過去からのものではなく、レトロ・フューチャー的に精巧に練り上げている。
2010年にAMDISCSからEP『Cyanide Sisters』をリリース。そのキャッチーでユニークなIDMやトリッピーなシンセ・ファンクを融合させたサウンドに目を付けたGhostluy Internationalが契約し、2011年にデビュー・フル・アルバム『Galactic Melt』を発表。その後いくつかのEPやB面曲や未発表曲をコンパイルした編集盤『In Decay』をリリース。2017年6年ぶりのオリジナル・アルバムとなる『Iteration』をリリース。2019年にはデジタル・オーディオ・ワークステーションを切り替え、自分のサウンドのパレットを作り直し、新たな試みをみせたミニ・アルバム『Persuasion System』を発表した。