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数多くのエレクトロニック・ミュージックのアーティストに影響を与えたてきたLusineが通算9枚目となるフル・アルバム『Long Light』を9月15日にGhostly Internationalからリリース決定。先行ファースト・シングルとしてSarah Jaffeをフィーチャーした「Zero to Sixty」をリリース & Michael Reisingerが監督したミュージック・ビデオも公開。

Photo credit Alley Rutzel

Loraine Jamesをはじめとする数多くのエレクトロニック・ミュージックのアーティストに影響を与えたてきたシアトルを拠点に活動するプロデューサー、LusineことJeff McIlwainが、通算9枚目となるフル・アルバム『Long Light』を2023年9月15日にGhostly Internationalからリリース決定。先行ファースト・シングルとしてテキサスのシンガー・ソングライター、Sarah Jaffeをフィーチャーした「Zero to Sixty」をリリース。また、これまでも「Just A Cloud」(1,200万再生!)や「Not Alone」のミュージック・ビデオを手がけてきたMichael Reisingerが監督したミュージック・ビデオも公開されました。

「Zero to Sixty」はベースのフックから始まり、Sarah Jaffeの声を中心にカーブを描いてききます。コーラスでは、メロディックなシンセのパルスに合わせて彼女の「冷血な」セリフが繰り返され、ヴァースではループが解除され、緊張感と安堵感が生まれています。

 

Lusine new album “Long Light” out September 15


Artist: Lusine
Title: Long Light

Label: PLANCHA / Ghostly International

Cat#: ARTPL-201
Format: CD

※ボーナス・トラック1曲収録
※解説付き予定

Release Date: 2023.09.15

Price(CD): 2,200 yen + tax


現代エレクトロニカの最高峰Lusineのおよそ6年ぶりとなる通算9枚目となるフル・アルバム
ダイナミックでありながらミニマルな独特のループ・パターンとテクスチャーを駆使しした圧巻の完成度
Asy Saavedra、Sarah Jaffeや前作『Sensorimotor』にも参加していたVilja LarjostoとBenoit Pioulardのヴォーカルがフィーチャー

ロンドンのLoraine Jamesをはじめとする数多くのエレクトロニック・ミュージックのアーティストに影響を与えたてきたLusineは、テクノ、ポップ、実験的な作曲を融合させた、直感的で動的に好奇心をそそる音楽で知られる。近年彼は、よりコラボレイティヴで歌に重点を置いた作品で、自身の技巧をさらに飛躍させている。『Long Light』は直通線を照らしており、彼の特徴であるループ・パターンとテクスチャーは、ダイナミックでありながら変わらずミニマルである。構造的にシンプル且つタイトで、明るいこの素材は、彼のカタログの中で最もダイレクトな輝きを放っており、Asy Saavedra、Sarah Jaffeや前作『Sensorimotor』にも参加していたVilja LarjostoとBenoit Pioulardのヴォーカルがフィーチャーされている。Lusineは早くから自分のサウンドを発見していたが、その可能性を押し広げる止めなかった。『Long Light』を使用するとレーザーに焦点を合わせたプロセスを重視するアーティストが、非常に満足のいくレベルの明瞭さと即時性に到達した。

Jeffは、タイトル曲のためにBenoit Pioulardが書いた「長い光が再び秋の到来を告げる」という歌詞のフレーズから取ったタイトルを、いくつかの意味を反映した指針として捉えている。「何が現実なのかわからないパラノイアのようなもので、不安の多い時代で、気が散るものばかりだ」とJeffは説明する。「楽しい家の鏡のような状況だ」。長い光に従うことが唯一の真の道であり、彼はその比喩をアルバムのレコーディングに持ち込んだ。秋の始まりのように、このアルバムは栽培期間を完了する。”音楽作りは闘いであり、ものすごい忍耐力が必要だ”。『Long Light』は、ノイズの向こうにあるもの、比喩的なトンネルの先にあるものが、そこに到達するために費やすすべての努力の価値があることを証明している。


TRACK LIST:

01. Come And Go (feat. Vilja Larjosto)
02. Zero To Sixty (feat. Sarah Jaffe)
03. Faceless
04. Dreaming (feat. Asy Saavedra)
05. Transonic
06. Plateau
07. Long Light (feat. Benoît Pioulard)
08. Cut And Cover
09. Home
10. Rafters
11. Double Take
12. Flutter (Bonus Track)

 

Lusine new single “Zero To Sixty (feat. Sarah Jaffe)” out now

Lusine – Zero to Sixty (ft. Sarah Jaffe) [Official Video]
YouTube: https://youtu.be/kh_pL7IeuGk

 

Lusine:
テキサス出身のJeff McIlwainによるソロ・プロジェクト。L’usineやLusine Iclなどの名義でも活動を続してきた。デトロイト・テクノと初期IDMの影響を受けて制作を始め、メランコリックでメロディックなダウンビート・テクノとでも呼ぶべき独自のサウンドを生みだしたエレクトロニック・ミュージック界の才人のひとり。1998年よりカリフォルニア芸術大学で20世紀エレクトロニック・ミュージックとサウンド・デザイン、映画を専行、そこでShad Scottと出会い、1999年にL’usine名義でファースト・アルバム『L’usine』をIsophlux Recordsよりリリース。新人アーティストの作品としては異例なほど高い支持を受ける。2002年には、URB誌恒例のNext 100にも選出され、アメリカのエレクトロニック・ミュージックの今後を担う重要アーティストと位置づけられた。その後2002年後半からシアトルに移り現在に至るまで拠点にしている。様々なレーベルを股にかけ活動し、『A Pseudo Steady State』、『Coalition 2000』(U-Cover)、『Condensed』、『Language Barrier』(Hymen)、『Serial Hodgepodge』、『Podgelism』、『A Certain Distance』、『The Waiting Room』(Ghostly International)などのアルバム、数々の12インチ・シングル、EPなどをリリース。また、Funckarma、 Marumari、Lawrence、School of Seven Bells、Tycho、Max Cooperなどのリミックス、McIlwainは、Mute、!K7、Kompakt、Asthmatic Kitty、Shitkatapultなど様々なコンピレーション、さらにはフィルム・プロジェクトのスコア制作など、多岐にわたる活動を展開。シアトルに移ってからはエレクトロニック・ミュージックの優良レーベルGhostly Internationalを母体にリリースをしている。

http://www.lusineweb.com/


Gold Pandaがサカナクション山口一郎氏がオーガナイザーを務めるクラブ・イベント「NF」をSONICMANIA内で開催する『NF in SONICMANIA』への出演が決定

Photo credit: Laura Lewis

Photo credit: Laura Lewis

昨年およそ6年ぶりとなる新作アルバム『The Work』をリリースしたGold Pandaが、サカナクション山口一郎氏がオーガナイザーを務めるクラブ・イベント「NF」をSONICMANIA内で開催する『NF in SONICMANIA』への出演が決定しました。

詳細は以下のプレス・リリースをご確認ください。

 

SONIC MANIA

SONICMANIA最終ラインナップ発表!

開催まで約1カ⽉となり、いよいよカウントダウンが始まったSONICMANIAの最終ラインナップが決定しました。
サマソニ東京に出演するHIP HOP界のレジェンドALI SHAHEED MUHAMMAD(A Tribe Called Quest)のDJセット、SK Y-HI主宰のマネジメント / レーベル “BMSG” に所属し、武道館公演を控えているラッパー、Novel Coreが率いる「Nov el Core & THE WILL RABBITS」、オープニングアクトには、伝統を受け継ぎながら、箏の新たな魅⼒を追求する若き実⼒者LEO(箏)がDJ編成も取り⼊れたFarstime setでの出演が決定しました。さらにNFにはサカナクションのドラマー江島啓⼀、ロンドン出⾝のエレクトロアーティストGOLD PANDAが追加決定。
チケットは各プレイガイドにて発売中︕

●SLOWTHAIキャンセルのお知らせ
出演を予定しておりましたSLOWTHAIは、アーティストの都合により出演キャンセルとなりました。彼の出演を楽しみにしてくださっていた皆様には申し訳ございません。何卒ご了承ください。

 

SONICMANIA LINE UP

ALI SHAHEED MUHAMMAD (A Tribe Called Quest)(NEW)
AUTECHRE
CAMILO
電気グルーヴ
どんぐりず
GRIMES(DJ SET)
FLYING LOTUS
iri
JAMES BLAKE
Licaxxx
MURA MASA
Novel Core & THE WILL RABBITS(NEW)
Perfume
PUNPEE・SHYGIRL
THE STICKMEN PROJECT
THUNDERCAT
ずっと真夜中でいいのに。
LEO(箏) Farstime set(Opening Act)(NEW)

NF in SONICMANIA

ICHIRO YAMAGUCHI(sakanaction / NF)
KEIICHI EJIMA(sakanaction / NF)(NEW)
Shōtaro Aoyama(Hyōgu / NF)
DORISBURG
GOLD PANDA(NEW)
Kuniyuki Takahashi
YonYon
DAITO MANABE

 

開催概要

音楽フェス「ソニックマニア 2023」
開催日:2023年8月18日(金)
会場:千葉・幕張メッセ
住所:千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
開場/開演:開場 19:00/開演 20:30

チケット情報

先行発売(オフィシャル先行):3月23日(木)~予定枚数に達し次第終了
一般発売日:5月27日(土)10:00~
チケット価格:
・スタンディングチケット 14,000円
・プラチナチケット 22,000円(枚数限定)※スタンディングチケット+プラチナ特典
<プラチナ特典>
専用ヴューイングエリア/専用ラウンジ/専用クローク/グッズ売り場ファストレーン/ウェルカムドリンク
取扱プレイガイド:e+、ローソンチケット、チケットぴあ 他

※出演アーティスト変更による払戻しは不可。
※20歳未満は入場不可。
※写真付きIDチェック有り。身分証明書の持参必須。

 


現行のアンビエント・アーティストとして最注目の存在Green-House(初来日!)とLeaving RecordsのボスMatthewdavidのEACH STORY 〜THE CAMP〜 2023の出演が決定!

現行のアンビエント・アーティストとして最注目の存在となったロサンゼルスを拠点とするノンバイナリー・アーティスト、Olive Ardizoniによるプロジェクト、Green-House(初来日!)とLeaving Recordsのボス、Matthewdavidの来日が決定!9月30日、10月1日に五光牧場オートキャンプ場にて開催されるフェスティヴァル、『EACH STORY 〜THE CAMP〜 2023』に出演致します。

EACH STORY 〜THE CAMP〜 2023

日本で一番美しい野外リスニングイベントEACH STORY ~THE CAMP~2023
出演者第二弾発表!!

既に発表されている5組のLIVEアーティストと1組のDJに続き、人間と自然を調和させるLAの最注目のアンビエント・アーティスト “Green-House” の初来日に加えLAの名門レーベルLEAVING RECORDSボス、” Matthewdavid “ 、Natural Calamity、Gabby & Lopezの森俊二のソロプロジェクト “222”、ゲストに女子聖歌隊CANTUSの”太田美帆”を迎えてのスペシャルセッションで出演。DJには、レーベルringsのプロデューサー、LA発のネットラジオdublab.jpのディレクターの“原雅明”、DJユニットJAZZBROTHERSの ”YAMA a.k.a SAHIB” の5組の 国際色豊かな世界レベルのアーティストが追加された。

■WEB サイト:https://www.eachstory.site/home-1
■⽇程 : 2023年9⽉30⽇(⼟)、10月1⽇(⽇)
■時間 : ⼟曜⽇ 9:00 OPEN /11:30 START ~ 日曜日 17:30 CLOSE
■会場 : 五光牧場オートキャンプ場 長野県南佐久郡川上村樋沢1417 https://goo.gl/maps/d2s4on8KbCnjJQBW7

■出演:

<LIVE>
Black Boboi ( JP )
East Forest & Peter Broderick (US)
Green-House (US)
ハチスノイト (UK)
Matthewdavid (US)
カフカ鼾(JP)
The Vernon Spring (UK)
222 guest 太田美帆 ( JP) and more….

<DJ>
Shhhhh
原雅明
YAMA a.k.a SAHIB
and more….

■チケット:

⼊場券 : 2日券 ⼤⼈ 18,500円 (当⽇ : 20,000円) / 1日券 ⼤⼈ 10,000円 (当⽇ : 12,000円)
子供 3,500(小学生以上)

*共にキャンプ料金別途必要

チケット販売サイト: https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02zycf92ny431.html

来場者⽬標数 : 限定800⼈(1日)

主催 : EACH STORY実⾏委員会
協力 : 五光牧場オートキャンプ場 / 2-3-4SHOKUDO / Perk inc. / Purveyors

 

 


Green-House:
ロサンゼルスを拠点とするノンバイナリー・アーティスト、Olive Ardizoniによるプロジェクト。ノンバイナリー・アーティストとして、演奏者としても聴き手としても障壁の少ない空間を創りたいと考えており、意図的に素朴さを持ってプロジェクトに取り組み、シンプルさを通して自由を見つける曲を作り上げている。2020年にリリースされた「植物とその世話をする人々の相互のコミュニケーション」をコンセプトにしたファーストEP『Six Songs for Invisible Gardens』がロングセラーとなり、現行のアンビエント・アーティストとして最注目の存在となる。2021年にはファースト・フル・アルバム『Music For Living Spaces』を発表し、EPでみせたミニマルな構成を踏襲しつつも、親しみ易いメロディーを加味してエモーショナルな円弧を描くような進化を遂げ、パンデミックの憂鬱を解消する、人と自然をつなぐ生活空間のための音のオアシスを紡ぎ出し、さらに評価を高めた。2022年には現在は正式に長年の協力者であり腹心であるMichael Flanaganと共に制作した『Solar Editions』を発表。セカンド・アルバムのリリースが待たれる中、初来日が決定。

 


Matthewdavid:

ジョージア州アトランタ出身のMatthew “Matthewdavid” McQueen。元々はメインストリームのヒップホップのファンだったが、Plug ResearchやStone Throwといったレーベルの作品に出会い、レフトフィールドなビートに目覚める。そしてPlug ResearchでのインターンシップをきっかけにLAに移り、2008年に同レーベルからデビュー・リリースとなる『Spills EP』をリリース。同年、ヴィジュアル・アーティストのJesselisa Morettiと共にLeaving Recordsを設立。(Leaving Recordsはロサンゼルスを拠点とするオールジャンル・アーティスト・コミュニティで、主にエクスペリメンタルな発信を高めることに重点を置いており、多数のオルタナティヴ・スペースにまたがるコミュニティ組織のプラットフォームを拡大し続けている。)2010年にカセット・リリース『LIVEPHREAXXX!!!』でSun Araw とコラボレーションし、その後2011年にソロ名義でのアルバム『Outmind』をBrainfeederからリリース(レーベルのボスのFlying Lotusとの共同プロデュース)、同年、Odd Nosdamとのコラボレーション『Swedish Fish』がLeavingからリリースされ、2013年にリリースされたソロ名義でのフル・アルバム『Mindflight』では、現在のアプローチへと繋がるアンビエントやニューエイジからの影響の探求を見せた。2014年にBrainfeederからリリースされた『In My World』ではトリッピーなヒップホップ・サウンドに戻ったが、その後の作品の多くは、ニューエイジのハンドルネームであるMatthewdavid’s Mindflightで制作されLeavingとNNA Tapesからいくつかの作品がリリースされた。2018年にはフットワークとジャングルにインスパイアされた未発表曲集のカセット『Time Flying Beats』をリリースし、2019年には日本人プロデューサーSeihoとのスプリットEP『Spore Drive Split』を発表、2020年にはヴァージニアを拠点とする作曲家Gliaとのコラボレーション『Gliamd』をリリースした。そして2023年に、正式なフル・レングスとしてはおよそ5年ぶりとなる生成力に満ちたニュー・アンビエント・アルバム『Mycelium Music』をリリースした。


多分野にまたがる謎めいたアーティストWayne Phoenixのデビュー作の拡張・新装盤がブルックリンの名門RVNG Intl.から9/15リリース決定、先行ファースト・シングル「Nightswim feat. Run Rivers」が公開

Photo credit: Alex Sebley

Photo credit: Alex Sebley

多分野にまたがる謎めいたアーティストWayne Phoenixの2020年のデビュー作(オリジナルはHalcyon Veilからリリース)を新たにChihei Hatakeyama がミックスし、SchwebungのStephan Mathieuがマスタリング、さらに6曲を追加したアルバム仕様の新装盤がブルックリンの名門RVNG Intl.(日本はPLANCHA)から9/15リリース決定。先行ファースト・シングルとして「Nightswim feat. Run Rivers」が公開されました。
なお、CDリリースは日本のみです。

 

Wayne Phoenix debut album “soaring wayne phoenix story the earth and sky” out September 15


Artist: Wayne Phoenix
Title: soaring wayne phoenix story the earth and sky

Label: PLANCHA / RVNG Intl.

Cat#: ARTPL-199
Format: CD / Digital

※解説・歌詞・対訳付き予定
※日本独自CD化

Release Date: 2023.09.15

Price(CD): 2,200 yen + tax


謎めいたアーティストWayne Phoenixの2020年のデビュー作(オリジナルはHalcyon Veilからリリース)を新たにChihei Hatakeyama がミックスし、SchwebungのStephan Mathieuがマスタリング、さらに6曲を追加したアルバム仕様の新装盤がブルックリンの名門RVNG Intl.から登場。 音楽のつながりの可能性とその謎を探求する、親密で束縛のないサウンド。

『soaring wayne phoenix story the earth and sky』は、多分野にまたがるイギリス人アーティスト、Wayne Phoenixのデビュー・アルバム。音楽、映像、パフォーマンスを包括する精巧なプロジェクトの一部として10年以上前に構想されたこのアルバムは、Wayneの創造的な可能性と神秘の探求に縛られない、極めて個人的で傷つきやすい表現であるだけでなく、すべての人の中にあるフィルターにかけられない声から私たちを隔てる人工的な境界線を越える架け橋でもある。

このアルバムのきっかけは、2009年にWayneと、彼が支援クライアントとして関わっていたRichardとの間で起こった即興演奏だった。Richardは重度の自閉症を患っており、言葉が通じないというレッテルを貼られていた。しかしある日、WayneがRichardを部屋に招いてピアノを弾こうとしたとき、彼は驚くべき行動に遭遇した。RichardはWayneのピアノの上で簡単なフレーズをいくつか発声し始め、彼の言葉はメランコリックな和音と絡み合った。

この出来事に感動したWayneは、無限の相互接続を達成するための手段として、人間の自然で加工されていない声と同調すヴォーカル・スタイルを開発し始めた。彼は自分の住む世界についての概念も、その世界をナビゲートする手段も持たない”内なる子供の声”を探し求めた。

この気づきが、現在に至るまで14年近くに及ぶ、アーティストの深い創作活動に拍車をかけた。もともとはマルチメディア・プロジェクトの一部として構想された『Soaring wayne phoenix Story the Earth and Sky』は、アーティストの創作意図の核心を伝えている。Wayneは、「今日までの作品はすべて、音楽として現れ、特定の分野に限定されることなく、さまざまな芸術的形式に広がってきた、何か別のものの副産物である」と語っている。

Wayneは、彼の作品のこのもやもやとしたオーラを永続させている。「もし、すべてを結びつける収束原理を見つけるとしたら、ルミーの”暗闇の中の象”の話のような立場に自分自身を見出すことができるだろう。」つまり、各人が象の異なる部分を感じながら、それを全体だと考えているのだ。

この主観性のテーマを反映するように、『大地と空』の前半は抽象的に始まり、言葉や思考はエーテルの中にぶら下がったままになっている。Wayneの片言の話し言葉は、メロディックなホワイトノイズと歪みの中で不明瞭になる。レコードの中盤にさしかかると、冒頭のスモーキーなサウンドがクリアになり始め、メランコリックでありながら音楽的な表現のための空間が生まれ、まだどこか不安を感じさせつつも、より高い高みへと舞い上がります。

『soaring wayne phoenix story the earth and sky』は、アーティストの内面的な探求に焦点を当て、周囲の雰囲気に溶け込みながら、やがて、紛れもなく、外へと、そして自分自身を越えて到達する。新しい表現形式を見つけ、定義しようと決意したアーティストの、力強く意図的なデビュー作。


TRACK LIST:

01. mood
02. alone
03. place
04. home
05. …and sleepless skies
06. Burn False Messages
07. I Gave You Power
08. Reserve
09. Death is Pure Objectivity
10. Latika’s Grace (it’s not what you go through, it’s how you go through it)
11. Gate
12. Nightswim feat. Run Rivers
13. Cygnet
14. The Light the Lamb
15. One Man Island feat. CrystalXulu

 

Wayne Phoenix new single “Nightswim feat. Run Rivers” out now


Artist: Wayne Phoenix

Title: Nightswim feat. Run Rivers

Label: PLANCHA / RVNG Intl.

Format: Digital Single

Buy / Listen: https://orcd.co/5obarm8

Wayne Phoenix – Nightswim feat. Run Rivers [Official Audio]
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=uDeQXCEIM2U

 


Fabiano do NascimentoがLAのLodge Roomで行った新作アルバム『Das Nuvens』のリリース記念ライヴにてSam Gendel、Gabe Noel、Tamir Barzilayをフィーチャーし演奏したタイトル・トラックのライヴ映像が公開


Sam Gendelの盟友でもあるブラジル出身で現在はロサンゼルスを拠点に活動するマルチ・ストリング・ギタリストでありソングライターFabiano do Nascimentoが去る2023年6月21日にLAのLodge Roomで行った7/21リリースの新作アルバム『Das Nuvens』のリリース記念ライヴにてFabiano do Nascimento(ギター)、Sam Gendel(サックス)、Gabe Noel(ベース)、Tamir Barzilay(ドラム)の布陣で演奏したタイトル・トラックのライヴ映像が公開されました。

なお、この音源は日本盤のボーナス・トラックとして収録(マスタリングはMatthewdavid)されます。

 

Fabiano do Nascimento – Das Nuvens (Live)

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=OkKRBQNN2K8

Presenting the Fabiano do Nascimento Quartet featuring Sam Gendel on sax, Gabe Noel on bass & Tamir Barzilay on drums.

This performance is “Das Nuvens” Live in Los Angeles at the Lodge Room June 21 2023

Video filmed and edited by Azul Niño
Stage projections by Phoebe Frances

 

Fabiano do Nascimento new album “Das Nuvens” out July 21


Artist: Fabiano do Nascimento
Title: Das Nuvens

Label: PLANCHA / Leaving Records

Cat#: ARTPL-198
Format: CD / Digital

※日本独自CD化
※ボーナス・トラック1曲収録

※解説付き予定

Release Date: 2023.07.21

Price(CD): 2,200 yen + tax


Sam Gendelの盟友でもあるブラジル出身で現在はロサンゼルスを拠点に活動するマルチ・ストリング・ギタリストでありソングライターFabiano do Nascimentoの新作が名門Leaving Recordsからリリース。

本作『Das Nuvens』は、母国ブラジルの伝統的なイディオム(サンバ、ショーロなど)と、ジャズ、ポップス、エレクトロニック・ミュージックといった現代的で実験的な要素を融合させた成熟したミュージシャンによる、鮮明で至福に満ちたグルーヴ志向の極上のショーケース。

リオとサンパウロで育ち、10代で南カリフォルニアに移り住んだナシメントのギターと曲作りへのアプローチは、ブラジルの非常に肥沃な音楽環境に包まれた青春時代から影響を受けている。彼がこの系譜に入ったのは必然であった。音楽一家だった故に、幼いナシメントは楽譜を読み、ピアノを弾き、フルートにも手を出したが、10歳でギターを手にした。ギターとの親和性は即座に、決定的かつ明確になった。ギターとの出会いは彼の数十年にわたるブラジル・クラシック音楽史への旅をさらに加速させた。

『Das Nuvens』は、明確な音楽言語を習得した音楽家が、その技術をより広範で実験的な表現方法に応用しようとする、自由で探求的な作品である。瞑想的で点描的なリフレインを中心に構成されたトラック1のタイトルは「Babel」で、これは人間が天国への塔を建てようとした伝説にちなんでいる。表面的には厳しい例え話だが、この神話は、私たちの世界のめまぐるしい言語(存在様式)の配列と、それに続く芸術を通じた文化交流の美しさを表現している。この点で、現代的でクラシックなブラジルのイディオムやポップ・イディオムだけでなく、ナシメントがツアー・ミュージシャンとして旅する中で出会い、研究してきた多様な土着音楽も解体し、コラージュしているこのアルバムの冒頭を飾るにふさわしいタイトルである。

長年の友人でありコラボレーターでもあるDaniel Santiago(アルバムのアートデザインも担当)と共にFabianoの自宅スタジオでレコーディングされた『Das Nuvens』は、風の吹きすさぶ大自然(悲しげな「Thrdwrld」は、モリコーネがトラップに優しくなびいたような曲)や、ナシメントの青春時代の緑豊かなラテン・アメリカの森(特に「Aurora」)を想起させると同時に、癒しやインスピレーションを与える音楽の計り知れない普遍的な感覚を前面に押し出している。

CDリリースは日本のみで、ボーナス・トラックとして去る2023年6月21日にLAのLodge Roomで行われた本作のリリース記念ライヴにてFabiano do Nascimento: Guitar、Sam Gendel: Saxophone、Gabe Noel: Bass、Tamir Barzilay: Drumsの布陣で行われたタイトル・トラックのライヴ音源が追加収録。マスタリングはMatthewdavidが手がけている。


TRACK LIST:

01. Babel
02. Thrdwrld
03. Train to Imagination
04. Das Nuvens
05. Yûgen
06. Aurora
07. Eterno
08. Stranger Nights
09. Blu’s Dream
10. 3 Pontas
11. Amoroso
12. Das Nuvens Live (Bonus Track)

Fabiano do Nascimento – 7 string guitar, 10 string guitar, oktav guitar, E. baritone guitar, upright bass and electronics.

Daniel Santiago – 6 string guitar, electric guitar and midi.

Compositions by Fabiano do Nascimento

Produced by Daniel Santiago

Art Direction from Phoebe Frances & Fabiano

Fabiano do Nascimento – Das Nuvens
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=AQfiXmosurg

Fabiano do Nascimento – Yûgen
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=9_Gzoi_LHSE

 


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