オースティンで生まれ両親がレゲエ・バンドで演奏していたという音楽一家で育ったヴォーカルのVia Rosaと、シカゴ生まれで幼少期からDJカルチャーに夢中になり、音楽制作とエンジニアリング開始したというNa’el Shehadeにより結成。Viaは14歳から音楽をはじめ、THEMPeopleやSavemoneyのコレクティヴと出会い、20歳でシカゴに移った後にTHEMPeopleからEP「DeathViaLove』をリリースする。一方、シカゴ生まれのNa’elは10代になる前からDJを始め、13歳からプロデューサーになり、高校時代のほとんどを友人と音楽制作に費やし、クラスメートに販売したり、Bravo reality TV seriesに2曲をライセンスした。その後彼はプロフェッショナルなプロデューサー/エンジニアとなり、Chief Keefの「I Don’t Like」のKanye Westのリミックスなどに貢献。Jean Deauxの「Soular System」プロジェクトに取り組んでいる時に両者は会うようになり、彼らはスタジオでお互いが自由に表現できるようにノー・ルールのコラボレーションを始める。Rodgers & Hammersteinのファンタジア、Sade、Drake、ワールド・ミュージック、David BowieにインスパイアされたDRAMAは、真に新鮮で魅力的なものを作りたいという欲求から生まれた。2016年にデビュー作『Gallows』をセルフ・リリースした後Ghostly Internationalと契約に至り、『Dance Without Me』が完成した。
ARTISTS
カナダ出身ロンドン在住、ダン・スナイスのソロ・プロジェクト。元々はマニトバ名義で活動をスタートし、名門Leafから『Start Breaking My Heart』(2001年)『Up in Flames』(2003年)にリリースした後、現在のCaribouに名義に変更する。そして2005年にサード・アルバム『The Milk of Human Kindness』を発表し、初来日を果たす(共演はフォー・テット、ムーギーソン)。その後City Slang / Mergeへと移籍し4作目『Andorra』をリリースし、カナダの”マーキュリー・プライズ” にあたる国民的音楽賞、ポラリス・ミュージック・プライズを受賞した。2010年にリリースした『Swim』も高い評価を経て、ポラリス・ミュージック・プライズにノミネートされる。2012年にはフジロックに初出演し、ホワイト・ステージでパフォーマンスを行った。2014年にリリースした『Our Love』はさらに高い評価を得て、その年の様々な媒体の年間ベストの上位に名を連ねた。リリースするたびにその評価を高め続ける中、ついに約5年ぶりのアルバム『Suddenly』を完成させた。また、並行して変名ダンス・プロジェクト、ダフニ(Daphni)名義でも活動し、ハウス・シーンでも高い注目を得ている。
ジャカルタ出身でCarpark所属のバンド、Young MagicのメンバーでもあるMelati Malayと、The Lot RadioでレジデントDJをつとめ、レーベルHuman Pitchの創始者でもあるマルチメディア・アーティストTristan Arp、そして100% silkからも作品をリリースしている匿名プロジェクトKaaziによりニューヨークで結成された学際的な多国籍プロジェクト。
2020年1月にファースト・アルバム『Temporary Music』をMatthewdavid主宰のLAのLeaving Recordsからリリース。ここ日本でもジャンルの垣根を超えて支持を集め、注目度が高まっている。
ベルリンを拠点に活動している、エレクトロニック・アーティスト。キャリア初期からリッチー・ホウティンによる強力なサポートを受け世界中のテクノ・ファンから注目を集め、2014年にはResident Advisor「ベスト・ライブ・アクト」も獲得、WOMB ADVENTUREやDJ SODEYAMA主宰「ARPA SHOWCASE」でも来日を果たすなど、すでに日本でも確固たる人気を確立している次世代プロデューサー。名門Ghostly InternationalやAcid Testをはじめ、モダン・ディープハウス/テクノ・シーンを代表するベルリンのレーベル、Innervisions、ダブステップ~テクノをクロスオーバーして人気を博す才人Scubaが率いる名門レーベルHotflush Recordingsなどからもリリースしている現代テクノ・シーンを牽引する才人。
クリーブランド出身で、現在はニューヨークはブルックリンを拠点に活動しているプロデューサー/DJ。Young MaleとDJ Richardによって設立されたWhite Materialから2013年にデビューEP『Tape 22』をリリースし、その後Yaeji、Helm、CFCF、Ben UFO等も参加している実験ミックス・テープ・プロジェクトBlowing Up The Workshopから発表したミックス『100% Galcher』がResident Advisorのその年の年間ベスト・オンライン・ミックスに選出され、一躍ニューヨーク地下ダンス・ミュージック・シーンの中心へと躍り出る。翌年にはTsuba Recordsから『Nu Day』と『Remixes』の2作のEPをリリース。2015年には自身のレーベルLustwerk Musicを立ち上げ、『I Neva Seen』と『Parlay』のEPも発表した。2017年にはWhite Materialからファースト・アルバム『Dark Bliss』を、翌2018年には自身のLustwerk Musicからセカンド・アルバム『200% Galcher』リリースした。様々なアーティストからもリスペクトを受け、ビートダウン〜ヒップ・ハウスの雄としてシーンの中核を担っている。2018年と2020年に来日も果たした。