ARTISTS

YOHUNA

Photo by Brian Vu

Yohunaは女性ソングライター、Johanne Swansonによるソロ・プロジェクト。彼女はウィスコンシンで生まれ育ち、その後ニュー・メキシコ州の交換留学プログラムに参加。その時に Yohunaとしての活動を開始し、2011年にデビューEP『Revery』を発表。その後学校を卒業し、ロサンゼルス、オークレア、ボストン、ベルリンなど様々な土地を渡り歩き、様々なインスピレーションと経験を得る。そしてそれらを反映させファースト・フル・アルバム 『Patientness』を完成。各所で高い評価を得る。そして2019年、3年ぶりとなるセカンド・アルバム『Mirroring』を完成させた。


JAPANESE WALLPAPER

オーストラリアはメルボルンをベースに活動するマルチ・インストゥルメンタリスト、Gab Strumによる、ソロ・プロジェクト。17歳から活動を開始し、サウンドクラウドで公開した楽曲が次々と好評価を得て頭角を現す。そのサウンドはアンビエント~ドリームポップ、エレクトロニカなどを横断するようで、Boards of Canada~Tycho~Chet Faker~Bombay Bicycle Club~Bon Iverなどと比較されている。楽曲がTVドラマ『Offspring』に使用されたり、オーストラリアのローカルアーティストを発掘する『Triple J unearthed』で2014年のウィナーになり、2015年にリリースしたデビューEP『Japanese Wallpaper』は翌年日本盤もリリースされ、Real Soundの柴那典氏のコラム「2016年夏の記憶に刻まれる5枚」に取り上げるなど、日本でも話題となった。
その後もオフィシャルのCharli XCXやDeath Cab For CutieのリミックスLily Allenとのツアーなどでさらに注目度を高めており、メルボルン・シーンの今後を牽引していく存在となることは間違いない期待の逸材。


ET ALIAE

etシンガポール出身で、ロンドンでの活動を経て、現在は再びシンガポールを拠点に活動している女性ピアニスト/コンポーザー/プロデューサー、Wern Lukによるソロ・プロジェクト。幼少期からクラシック・ピアノを学び、バッハやショパン、Ana CaprixやAaliyahなどに影響を受ける。2012年にデザインを学ぶためにロンドンへと引っ越し、Central Saint Martinsへ入学して以降、彼女の音楽性はよりコンテンポラリーなものへと形成されていった。デモ・トラックをオンラインでシェアして行く中、Ryan Hemsworthの目にとまり、彼が自ら運営するフリーダウンロード・レーベル、Secret Songsから2014年にリリースされたコンピレーション『ffb6c1』に正式なファースト・トラック「Baby」が収録。そしてCascineと契約し、デビューEP『Rose』をリリース。”ベッドルームトラップ”とも称されるそのサウンドは多くの注目を集めている。

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KILN

kiln1_686Kilnはミシガンをベースに活動しているKevin Hayes、Kirk Marrison、Clark Rehberg IIIの3人によるインストゥルメンタル・コレクティヴ。元々はFibreformsという名前で1993年に結成し、その後1997年にKilnに改名した。これまでGhostly Internationalをはじめ、Roomtone、Thalassa、Division Sound、Infraction、Earthtone、Mind Expansion、Alley Sweeperといった様々なレーベルから作品をリリースしており、アンビエントをベースにしつつエレクトロニカ、ポストロック、シューゲイズまでを横断していくかのようなダウンテンポ・サウンドはクラブ、ロックの枠を超えて支持されている。

Ghostly
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MARY LATTIMORE

フィラデルフィア出身で現在はLA在住のハーピスト。ライオン&ヒーリーのコンサート・ハープとエフェクトを駆使して実験的なアンビエント・サウンドをみせる。2013年にDesire Path Recordingsからファースト・アルバム『The Withdrawing Room』をリリースしデビュー。その後サーストン・ムーア、シャロン・ヴァン・エッテン、メグ・ベアード、ジュリア・ホルター、ジャーヴィス・コッカー、カート・ヴァイル、スティーヴ・ガン、エド・アスキュウなど、様々な名だたるアーティストの録音やライヴのサポートを経た他、エスパーズのメンバーが参加した総勢10名によるプロジェクト、The Valerie Projectのメンバーとしての活動や、『Marina Abramovic: The Artist Is Present』のフィルム・スコアを手掛けるなど、その動向には枚挙にいとまがない。2013年3月にはニューヨークのグランドセントラル駅の100年祭にフィーチャーされたニック・ケイヴによるカラフルな馬の作品「Soundsuits」のパフォーマンスにハーピストで出演。翌2014年にはPew Center for Arts & Heritageのフェロー賞(1年に12名のみ)を受賞している。2016年にGhostly Internationalから『At The Dam』をリリースし、2017年には2011年から2016年にかけて暮らしていたフィラデルフィアの家で録音された音源をコンパイルした『Collected Peaces』を発表。その独特のアンビエント・ハープ・サウンドはジャンルの垣根を越えて多くの支持を得ている。
その後もリアル・エステイトとツアーを回り、シガー・ロス主催のフェスティヴァル『norður og niður』のストリングス・ステージにも出演を果たし、ヘッドランズ・アートセンターの音楽アワードも受賞した。2018年、『At The Dam』以来となるオリジナル・アルバム『Hundreds of Days』をリリースし、2019年には初来日を果たし、2020年にはSlowdiveのNeil Halsteadプロデュースのアルバム『Silver Ladders』をリリースし、NPR、Pitchfork、The New Yorkerなどの年間ベストにランクインした。

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