Author: PLANCHA

Green-Houseのファースト・アルバム『Music For Living Spaces』5/7に発売・日本デビューが決定!昨年リリースしたEPもCD化・同時発売。


2020年にMatthewdavid主宰の名門、Leaving RecordsからリリースしたEP『Six Songs for Invisible Gardens』が、ここ日本でも絶賛され、ライターやミュージシャンなど多数の方々の年間ベストに選出されるなど、現行のアンビエント・アーティストとして最注目の存在となったロサンゼルスを拠点とするノンバイナリー・アーティスト、Olive Ardizoniのプロジェクト、Green-Houseが遂にファースト・フル・アルバム『Music For Living Spaces』を完成させ、5/7に発売ならびに日本デビューが決定。
同時発売として『Six Songs for Invisible Gardens』の世界初CD化も決定致しました。

アルバム『Music For Living Spaces』からの先行シングルとして「Royal Fern」が公開されました。

 

DEBUT ALBUM 『Music For Living Spaces』 5/7 release


Artist: Green-House
Title: Music For Living Spaces
Label: PLANCHA / Leaving Records
Cat#: ARTPL-152
Format: CD / Digital
Release Date: 2021.05.07
Price(CD): 2,200 yen + tax

※日本独自CD化
※ボーナス・トラック1曲収録


人間と自然を調和させる最注目のアンビエント・アーティスト、Green-Houseの待望のファースト・フル・アルバムが遂に完成。2020年のデビューEPがここ日本でも各所で高い評価を得る中、遂に完成したフル・アルバム。EPでみせたミニマルな構成を踏襲しつつも、親しみ易いメロディーを加味してエモーショナルな円弧を描くような進化を遂げ、パンデミックの憂鬱を解消する、人と自然をつなぐ生活空間のための音のオアシスを紡ぎ出す。

ロサンゼルスを拠点とするノンバイナリー・アーティスト、Olive Ardizoniのプロジェクト、Green-House。2020年にMatthewdavid主宰の名門、Leaving RecordsからリリースしたEP『Six Songs for Invisible Gardens』が、ここ日本でも絶賛され、ライターやミュージシャンなど多数の方々の年間ベストに選出されるなど、現行のアンビエント・アーティストとして最注目の存在となった。そして遂にリリースされる本作『Music For Living Spaces』は待望のファースト・フル・アルバムである(引き続きLeaving Recordsからのリリース)。

“何かをかわいいと感じるときの感情的な状態に影響される脳の部分を刺激しようとしているのです”とOliveは語っているが、パンデミックの最中に録音されたとはいえ、本作のサウンドは憂鬱な気分を解消してくれる効力を孕んでいる。
先行ファースト・シングル「Sunflower Dance」は、ハムスターが野原で楽しそうに踊っているような、気まぐれなイメージを呼び起こすことを意図しているとのことで、ピアノとフルートの穏やかな融合に煌くシンセが絶妙の間合いで流れていき、陽光が差し込むような爽やかで牧歌的な雰囲気を醸し出している。セカンド・シングル「Royal Fern」は聴き手を包み込むような眩いシンセが広がり、現代生活の現実から連れ出し、桃源郷へ誘うかのようなミニマルな旅へのアプローチ。また、「Rain」や「Find Home」では初めて自身のヴォーカルを披露し、ハーモニーも駆使しつ、カテゴライズできないニュアンスに富んだ瞑想的なオーラを醸し出している。さらには日本盤のみに収録のボーナス・トラック「Starling Murmurations」では、木琴のフレーズからシンセの重奏へとフェードしてじわじわと高揚させるリズミックなサウンドをみせるなど、アルバム全体としてEPでみせたミニマルな構成を踏襲しつつも、親しみ易いメロディーを加味してエモーショナルな円弧を描くようなカラフルで豊かな進化を遂げている。

Oliveは本作で表現しているような遊び心のある雰囲気に意図を持たせている。“私たちの文化では、悲しみや攻撃性などの感情を通じて深遠な芸術的表現を優先しますが、かわいらしさ、愚かさ、楽しさは私たちの文化では矮小化されるものです。子供じみていると言われ、無効にされてしまうのです。”と述べているが、本作の複雑で輝かしいアプローチは、この見方に反するものである。 さらに“かわいらしさと喜びは思いやりへの入り口です。それは、あなたの脳内のネットワークを共感し、活性化するための入り口であり、あなたの周りの世界の他の人々の道徳的関心を高めます。”と続けている。

『Music For Living Spaces』は、Green-Houseにとって一歩前進した作品である。
“このプロジェクトの意図は、人間と自然とのつながりを促進することです。自然を私たちから切り離されたもの、あるいは家の外にあるものとして認識するのではなく、自然は私たちの中にあり、私たちが日常生活の中で行うすべてのことの中にあるものとして認識することができるのです。大自然にアクセスできなくても、環境とのつながりを感じることができるのです。”
まさに人と自然をつなぐ生活空間のための音楽であり、パンデミックの憂鬱を解消する音のオアシス。人々の生活に寄り添う、2021年を象徴する作品のひとつになることは間違いない。


TRACK LIST:

01. Top Soil
02. Nocturnal Bloom
03. Sunflower Dance
04. Bird Of Paradise
05. Soft Coral
06. Royal Fern
07. Rain
08. Find Home
09. Middlemist
10. Starling Murmurations (Bonus Track)

 

先行シングル「Royal Fern」が公開


Green-House – Royal Fern

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=cfQ-IMue0ks

 

2020年の名作『Six Songs for Invisible Gardens』もCD化


Artist: Green-House
Title: Six Songs for Invisible Gardens
Label: PLANCHA / Leaving Records
Cat#: ARTPL-149
Format: CD / Digital
Release Date: 2021.05.07
Price(CD): 2,000 yen + tax

※日本独自CD化

ボーナス・トラック1曲収録


ロサンゼルス拠点のノンバイナリー・アーティスト、Olive Ardizoniのプロジェクト、Green-Houseの2020年にリリースしたファーストEP『Six Songs for Invisible Gardens』がボーナス・トラックを加えて世界初CD化!
ここ日本でもライターやミュージシャンなど多数の方々の年間ベストに選出され、アンビエント〜チルアウト名作として名高い作品。

2020年にリリースされたアンビエント/ニューエイジ作品の中でも随一の評価を獲得したGreen-HouseのデビューEP『Six Songs for Invisible Gardens』にボーナス・トラックを追加して初CD化(ヴァイナルは即完し現在は廃盤)。

Matthewdavid主宰の名門、Leaving Recordsから発表された本作は「植物とその世話をする人々の相互のコミュニケーション」をコンセプトとしてサウンド・デザインされており、シンセの反復レイヤーを基軸にしつつ、鳥の鳴き声や水の音などの牧歌的なフィールド・レコーディングを織り交ぜながら、煌めきと揺らめきが交錯する、まるで季節の移ろいのように展開するミニマル且つたおやかな世界を構築。

Oliveは本作で意図的な素朴さをもってプロジェクトに取り組み、シンプルさの中に自由を見出すような曲を創造している。ノンバイナリーアーティストとして、パフォーマーとしてもリスナーとしても障壁の少ない空間を作り出しており、人間と植物の生活に寄り添い溶け込み彩りを与えてくれる、温かなエナジーに育まれる作品。

初CD化となる日本盤にはデジタルのみでリリースされた、シンセのリフが幾重にも重なりながら環境音と融合し、目まぐるしく展開しながら心地よいの高揚感を生成していく6分を超える名曲「Chysis」をボーナス・トラックとして追加収録。


TRACK LIST:

01. Peperomia Seedling
02. Sansevieria
03. Parlor Palm
04. Perennial Bloom
05. Soft Meadow
06. Xylem
07. Chysis (Bonus Track)


Satomimagaeの4/23リリースのニュー・アルバム『Hanazono』からセカンド・シングル「Houkou」がリリース&MVも公開

Photo by Mana Hiraki

Photo by Mana Hiraki

孤高のサウンドで唯一無二の世界観を紡ぎ出す、東京を中心に活動しているエクスペリメンタル・フォーク・アーティスト、Satomimagaeが名門RVNG Intl.へ移籍して4/23にリリースするニュー・アルバム『Hanazono』からセカンド・シングル「Houkou」がリリース、そしてアニメーション・ビデオも公開されました。

ビデオのディレクター/アニメーションは、主に油彩、ドローイングを中心に日本、ドイツ(ベルリン)、オーストラリア(メルボルン)で個展を多数開催し、モントリオール世界映画祭や新千歳空港国際アニメーション映画祭2016にノミネート暦があり、2020年には岡本太郎賞を受賞した野々上聡人。
3DCGは南カリフォルニア大学Jaunt VR LabにてInteractive Animation、VR/XRを滞在研究。西海岸の魔女カヴンにて現代魔女宗をフィールドワーク、WitchcraftやModernPrimitiveの実践を行なう、未来魔女会議主宰の円香。

Satomimagaeが『Hanazono』で好奇心の対象としたものが、メロディとテクスチャーの層になっていくように、野々上氏のアニメーションは、水彩画から浮かび上がり鮮やかな環境を作り出し、その音楽の独特のフォークの緊張感を、繊細かつ広大なイメージに包み込んでいます。
『Hanazono』は、石や川、風などがもたらす純粋で私的な驚きという、日常的な神秘性への賛辞です。Satomiは「小さな宇宙空間」と表現していますが、この音の包囲は、アーティストが自分のためだけに創作活動を行うことができる、世界から離れた安全な場所なのです。

以下ディレクター野々上氏の本ビデオのステートメントです。

Japanese
どうしようもなくこれでもかと大人になってしまった僕達の中にある無邪気君が放たれて、大人になろうと急ぐ子供たちの魂と交差して、抜き差しならないこの街でなんとかおかしさをみつけて生きて行く。

English
The innocence born of children’s souls and inside us all, is released. This innocence is somehow more than we can handle as adults (we were in such a hurry to grow), but we can find it by moving within our surroundings with levity and curiosity.

 

Satomimagae – Houkou [Video]

YouTube: https://youtu.be/qow6hqGd5s0

Animations by Akihito “Nono” Nonowe
https://www.instagram.com/nonowe_akihito/
3DCG by Madoka
https://twitter.com/kamadooma

 

Satomimagae – Houkou [Digital Single]


Artist: Satomimagae
Title: Houkou
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Cat#: ARTPL-151S2
Format: Digital Single
Release Date: 2021.03.31

Buy / Stream: https://orcd.co/0d6qpba

 

“Hanazono” 2021/04/23 RELEASE


Artist: Satomimagae
Title: Hanazono
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Cat#: ARTPL-151
Format: CD / Digital
Release Date: 2021.04.23
Price(CD):
2,000yen + tax

※日本独自CD化
※ボーナス・トラック1曲収録
※ヴァイナルはUSはRVNG Intl.、オランダはGuruguru Brainからリリース

Pre-order: https://orcd.co/r6qoo37

孤高のサウンドで唯一無二の世界観を紡ぎ出す、東京を中心に活動しているエクスペリメンタル・フォーク・アーティスト、Satomimagaeが名門RVNG Intl.へ移籍して4作目のアルバム『Hanazono』。
リスナーに繊細に共鳴するエネルギーで包みこんだ音の地球儀を託す。まるで、あなたの身近な世界や空想の世界を楽しむために送られた招待状のような作品。

『Hanazono(花園)』は日々に潜む神秘へのオマージュであり、石ころや川、あるいは風によって呼び覚まされる純粋でプライベートな不思議な感覚を表現しているとも言える。Satomimagaeが「小さな宇宙空間」と表現するこの音の空間は、彼女が自身のためだけに創作することができる、世界から安全に切り離されたもののようでもある。

Satomimagaeはこれまでに3枚のアルバムと数枚のEPを東京近郊の”この空間”から発表してきた。前作『Kemri』 (2017)と前々作『Koko』(2014)は畠山地平が主宰するレーベルWhite Paddy Mountainからリリースされた。畠山自身の創作でも見られるテクスチャーを取り入れながらも、Satomimagaeのアプローチは常に従来のフォークの様式の外へと向けられている。彼女の幼少期の思い出や無邪気さを原点とした”音楽を作ること”に対する彼女のスタンスが窺える。

『Hanazono』に収録されている曲はそれぞれシンプルなテーマ、対象物、イメージに沿って作られており、そのときどきに合わせて揺れなびく花のように、何層にも重なった温かみのあるシンプルなメロディーが生まれている。鳥の鳴き声やURAWA Hideki(今アルバムではミキシング/プロデュースも担当)によるエレキ・ギターが加わり、まるで広大な大地を包む音の天空が広がっている。
彼女のこれまでのパーソナルで内観的な趣からの変化が表現されており、孤独、繊細さを聞き取ることが出来ると同時に、外の世界に対しても共鳴する、繊細な光のバランスのようなものが垣間見れる。目を大きく見開いてこの世界を見渡し、自分がその世界の一部であるような感覚があるのだ。それは青々と生茂る音の草原はフォークテールのレリーフ画さながらのアルバム・カバーにも反映されている。

CDはPLANCHAから日本のみ。ヴァイナルはRVNG Intl.と、幾何学模様のGoとTomo主宰のアムステルダムを拠点にするレーベル、Guruguru Brainからリリースされます。

Track List:
01. Hebisan
02. Manuke
03. Suiheisen
04. Tsuchi
05. Houkou
06. Uzu
07. Kaze
08. Numa
09. Ashi
10. Ondo
11. Kouji
12. Uchu
13. Kunugi (Bonus Track)

 

Satomimagae
東京を中心に活動しているアーティスト。ギター、声、ノイズで繊細な曲を紡ぎ、有機的と機械的、個人的と環境的、暖かさと冷たさの間を行き来する変化に富んだフォークを創造している。
彼女の音楽的ルーツは中学生の時にギターを始めたことから始まる。父親がアメリカからテープやCDに入れて持ち帰った古いデルタ・ブルースの影響もあり、10代の頃にはソング・ライティングの実験をするようになる。その後PCを導入したことで、より多くの要素を加えた曲を作ることができるようになり、彼女の孤独な作業はアンサンブルへの愛に後押しされるようにななった。大学で分子生物学を専攻していた時にバンドでベースを弾いていたことから、様々な音の中にいることへの情熱と生き物や自然への情熱が交錯し、それが彼女の音の世界を育んでいったのである。
この間、アンビエント音楽、電子音楽、テクノなどの実験的でヴォーカルのない音楽に没頭するようになり、聴き方の幅が広がっていった。サンプラーを手に入れ、日本のクラブやカフェでのソロライブを始めた。苗字と名字を融合させた「サトミマガエ」は、彼女の独特のフォークトロニックな考察を伝える公式キャラクターとなった。
初期のアンビエント・フォーク・シンセサイザーを集めたファースト・アルバム『awa』(2012年)は、ローファイ/DIYのセルフ・レコーディング技術を駆使した作品である。2枚目のアルバム『Koko』(2014年)では、彼女は控えめでライヴ感のあるパフォーマンスと、フォークの伝統に馴染んだ温かく牧歌的なエネルギーの冷却を追求した。続いて、『Kemri』(2017)では、より豊かな和音とリズムで伝えられる人間的な感覚に触発されて、この効果をバランスよく調整している。彼女の2作品をリリースしたレーベル、White Paddy Mountainとそのディレクター畠山地平の影響を受けて、スタジオ環境の中でよりコンセプチュアルな方向に進むことができたが、彼女の作曲やレコーディングのプロセスは、自分で作ったものであることに変わりはない。
そしてNYの最先鋭レーベル、RVNG Intl.へ移籍してのリリースとなる『Hanazono』では、URAWA Hidekiのエレクトリック・ギターとバード・コールが加わったことで、子供のような魅力を持つSatomiの微細なヴィジョンが融合している。Satomiの姉であり、アルバムやウェブサイトのすべての作品を担ってきたNatsumiの直感的なビジュアルが、温かみのあるものとクールなもの、手作りと機械で作られたものが混ざり合うというSatomiの夢を、彼女の別世界への窓のように機能する木版画で見事に表現している。


CFCFの4/9リリースの新作からKero Kero BonitoのSarah Bonitoをフィーチャーしたセカンド・シングル「Heaven」が配信開始&ヴィジュアライザー公開!

Photo by Jodi Heartz & Alex Blouin

Photo by Jodi Heartz & Alex Blouin

2019年の初来日公演でのパフォーマンスも話題となった、モントリオールを拠点に活動している、様々なジャンルを横断し、多様なスタイルをみせる折衷的プロデューサー、Mike SilverによるCFCF名義の4/9リリースの新作から、Kero Kero BonitoのSarah Bonitoをフィーチャーしたセカンド・シングル「Heaven」がデジタル・リリースされました。センシティヴなギターのアルペジオが印象的なドリーミーなグランジ・ポップにSarahのキュートなヴォーカルが溶け込む本編後半のハイライトとなるトラックです。なお、カップリングとしてアルバム本編を飾る「The Ultraviolet Room」も合わせてリリースされました。

また、シングル・リリースと同時に、90年代後半の、あの煌めきが散りばめられたヴィジュアライザーが公開されました。

以下 CFCFからのコメントです。
「Heaven」は、サラの愛らしい天使のようなヴォーカルに祝福されるまで、いくつかの変遷を経てきました。
もともと私は、この曲を「世界の終わりのパーティー」のようなものだと考えていました。1999年12月31日の大規模な集会で、Vitamin Cのようなポップスターがステージに立つという、『ストレンジ・デイズ』やドン・マッケラーの『ラスト・ナイト』のようなものをイメージしていたのです。また、この曲はもともと2部構成で、後半はThe Breedersの「No Aloha」をロボットのボーカロイドでカバーしたものでした。
最終的には、これらのコンセプトは捨てて、以前「Self Service」で使ったサンプルをリプライズ、エコー、ナイトライフの消えゆく記憶のようなものとして取り入れました。私にとってこの曲は、前進することを意味しています。つまり、変化の中に身を投じ、偽りのアイデンティティを捨て、不確実性や忘却を受け入れることを意味しています。
私は、Kero Kero Bonitoの最初のレコードからのファンで、2017年には光栄にも「Heard A Song」のリミックスを担当しました。そのため、サラがこの曲で歌うことを承諾してくれたときには興奮しました。彼女は音色を直感的に理解し、イカロスの神話を参照した美しい歌詞を書き、彼女にしかできない直感的にキャッチーなメロディーをちりばめました。サラは私にこう言った。
“ある日、私たちは皆、次の次元で目を覚ますでしょう。”
「The Ultraviolet Room」は、このアルバムのクレジットロールであり、結末である。主人公の死や変化の後、彼らは次の次元、あるいは煉獄のような奇妙な場所で目を覚まします。果たして脱出のチャンスはあるのか?

 

先行セカンド・シングル「Heaven」が配信開始。ヴィジュアライザーも公開。


Artist: CFCF
Title: Heaven
Label: PLANCHA / BGM Solutions
Format: Digital
Buy & Listen: https://orcd.co/9jbnk5m

Track List:
1. Heaven (feat. Sarah Bonito)
2. the ultraviolet room

CFCF – Heaven feat. Sarah Bonito [Official Visualizer]

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=bWHX14DXV9c

Footage & Editing by Alex Cook
Animation by Daylen Seu

 

New Album “memoryland” 4/9 on sale


Artist: CFCF
Title: memoryland
Label: PLANCHA / BGM Solutions
Cat#: ARTPL-150
Format: CD / Digital
Release Date: April 09, 2021
Price(CD): 2,000円(税込2,200円)

※日本独自CD化
※解説付き予定

※CDボーナス・トラック1曲収録

LPはBGM Solutionsからリリース予定(発売日未定)

Pre-order: https://cfcf.bandcamp.com/album/memoryland


2019年の初来日公演でのパフォーマンスも話題となった、モントリオールを拠点に活動している、様々なジャンルを横断し、多様なスタイルをみせる折衷的プロデューサー、Mike SilverによるCFCF名義の新作が完成。
自身が思春期に接していた音楽の様々なスタイルをミキサーにかけた万華鏡のようなサウンドで、空想と現実と記憶の間の溝の『memoryland』を描いた、これまでで最も激しく目まぐるしい展開に才気がほとばしるCFCFの新境地。No Joy、Kero Kero BonitoのSarah Bonitoが参加!

2019年に発表されたニュー・エイジとジャングルを融合した至高のBGMとも言える傑作『Liquid Colours』に続く本作『memoryland』は、自身が熱心に音楽を聴き始めた頃(1997年~2000年)に接していたサウンドの様々なスタイルをミキサーにかけた万華鏡のようなエレクトロニカ・アルバムに仕上がっている。ジャングル、ハウス、UKガラージ、トランス、ポップ、ポスト・グランジなどの要素がブレンドされ、思春期の自己認識の動揺による、目まぐるしい青春の煌めきや葛藤がごった煮となって音像化されている。

ソニック・ユースやスマッシング・パンプキンズから、ケミカル・ブラザーズやベースメント・ジャックスなどの音楽、『ミレニアム・マンボ』、『デーモンラヴァー』、『モーヴァン』、『パーフェクトブルー』などの映画、さらには90年代後半のプラダからもインスピレーションを受けている。オープニングからエンディングまで、まるでリスナーを主人公にしたRPGのようなアルバムだ。

オープニングの「welcome.WAV」は先に進むためのスタートアップ・サウンドファイルとして機能。先行シングルとしてドロップされたドライヴィンなブレイクビーツとドリームポップのハイブリッドのような「Life is Perfecto」から、2018年にSounds Of Beaubien Ouestからリリースされていたシングル「Self Service」の超フレンチハウスをグロテスクにリミックスしたヴァージョンや、再帰的でメタフィジカルなガラージ「After the After」など、これまでで最も激しく目まぐるしいサウンドを見せている作品だ。また本作には2人のゲスト・ヴォーカリストをフィーチャーしている。昨年5年ぶりの新作『Motherhood』をリリースしたモントリオールのネオ・シューゲイザー・アイコン、No Joyをフィーチャーした「Model Castings」ではオルタナティヴ・ロックとIDMを融合したようなトラックの上で、ファッション界を志す人たちへのアドバイスを饒舌に綴っている。「Heaven」にはKero Kero BonitoのSarah Bonitoがフィーチャーされ、ギターのアルペジオが印象的なドリーミーなグランジ・ポップにキュートなヴォーカルを見事に溶け込ませている。さらに本作にはMike自身の歌唱によるヴォーカル・トラックも収録されている。

CFCFは本作に関して「私は、生産性を重視した”落ち着いた”音楽が多すぎることに疲れを感じていたので、ポップな輝きを放ちながらも、何か陰鬱でゴチャゴチャしていて暗いものを探究したいと思っていました。20代前半、新しい都市、新しい人々、新しい誘惑、新しい罠など、アルバム全体にゆるい物語があります。周囲の気まぐれや音楽やファッションの流行に振り回されて、自分の感覚を失ってしまうこと、間違った人々、そしてその穴から自分自身を掘り出そうとすること。アルバムの最後の4分の1には、前に進む希望が垣間見えるが、それは手の届かないものであり、代償を伴っているように思える。そして、後になって振り返ってみることで、見通しを持って、あるいは期待を持って前を向いてみることができる。子供の頃は20代が待ち遠しくてたまらなかったけど、30代になって振り返るとほろ苦い。それが本作『memoryland』の核心です。空想と現実と記憶の間の溝、そして私たちがそれぞれの時点でそれらの中でどのように生きているか、ということです」と解説している。

誰しもモラトリアムな時期に味わうであろう独特の心象風景がCFCFのフィルターを介して放出された『memoryland』。多才な折衷プロデューサーであるCFCFならではの才気ほとばしる新境地を体感せよ。


TRACK LIST:

01. welcome.WAV
02. Life is Perfecto
03. Nostalgic Body
04. Model Castings (feat. No Joy)
05. suburbilude
06. Punksong
07. Night/Day/Work/Home
08. Gravure Idol
09. i regret the jet-set
10. Self Service 1999
11. Slippery Plastic Euphoric
12. After the After
13. dirty
14. End—Curve of Forgetting
15. Heaven (feat. Sarah Bonito)
16. the ultraviolet room
17. Codependence [Bonus Track]

Mastering: Nik Kozub
Vinyl Lacquer: Marco Pellegrino @ Analogcut
Art Direction & Design: Ben Sifel
Creative Direction & Photography: Jodi Heartz & Alex Blouin
Illustrations: Daylen Seu
Textures & Retouching: Alex Cook

 

CFCF:
モントリオールを拠点に活動するプロデューサー、Michael Silverによるソロ・プロジェクト。これまでPaper Bag、Acephale、RVNG Intl.、1080P、International Feel、 Driftless Recordings、Sounds Of Beaubien Ouestなど、様々なレーベルから作品をリリースしている。インディ・ディスコ~ポスト・ダブステップ~アンビエントなど幾多のエレクトロニック・ ミュージックを横断しつつも、常にクウォリティの高いサウンドを披露し、ジャンルを超えて高い支持を得ている。また、リミキサーとしてもその手腕を発揮しており、Crystal Castles、HEALTH、Owen Pallettなど多岐にわたるアーティストのリミックスを手がけており、Max Richerの作品のリミックスで2016年のグラミー賞にノミネートされるなど、現代のエレクトロニック・シーンで重要な人物の一人として地位を確立している。日本の音楽にも精通しており、dip in the poolとの交流も深い。2019年に『Liquis Colours』をリリースした後、同年11月に初の来日ツアーを行い、東京、新潟、大阪で公演を行った。東京、新潟ではdip in the poolと共演を果たした。また、ピアニスト、Jean-Michel Blaisとの共作アルバムもリリースしている。


Braidsが新曲2曲「Slayer Moon / 2020」をリリース。日本ツアー中に購入したセーラームーンのスマホ・ケースにインスパイアされた「Slayer Moon」のヴィジュアライザーも公開!


モントリオールを拠点に活動しているインディ・アート・ロック〜エクスペリメンタル・ポップ・バンド、Braidsが元Death Cab For CutieのChris Wallaを共同プロデューサーに迎え完成させた5年ぶりの新作『Shadow Offering』をリリースして以来となる新曲2曲「Slayer Moon / 2020」をデジタル・シングルとしてリリース!
日本ツアーをした際に購入したセーラームーンのスマホ・ケースにインスパイアされたという「Slayer Moon」のヴィジュアライザーを公開しました。
また、これらの新曲のワールド・プレミアとしてライヴ・パフォーマンスを披露した映像も公開されております。

以下「Slayer Moon」に関してのラファエルからのコメントです:
“「Slayer Moon」は、日本でのツアー中に大阪か東京で午前3時に買ったセーラームーンのスマホ・ケースにインスパイアされたものです。子供の頃、私はセーラームーンに夢中になっていました。特に、魔法の力で普通の女の子から神秘的でパワフルなセーラー・スカウトに変身する能力に夢中になっていました。先日亡くなった私のいとこは日系カナダ人で、VHS、コスチューム、キャンディーなど、日本からのセーラームーン関連グッズをたくさん持っていました。私たちのお気に入りのアイテムは、セーラームーンの杖で、「MOON PRISM POWER, MAKEUP!」と叫びながら空中にかざすと、世界の悪の勢力と戦うための戦闘態勢になるというものでした。大阪でケースを購入した当時の私は、携帯電話という別の大人のアイテムに夢中になっていました。セーラームーンの杖のように、華やかで想像力をかきたてるような変身はできませんでしたが、フィルターをかければ変身しますよね。日本でのツアー中、私は不安と睡眠障害のためにザナックスを服用していました。毎晩、寝る前にザナックスを飲んで、インスタグラムを深く読み込んでいました(おそらく眠れませんでしたが)。興奮した状態で奇妙な眠りに落ち、しばしばInstagramの能力によって、自分の人生が他の人たちよりも陽気ではないような気がして、嫌な夢を見ることがありました。つまり、この歌詞にはあまり比喩がないということです。セーラームーンのスカウトマンは、これまでに描かれた中で最も長い足を持っています。私はその足の長さと、ピンクの棺桶のセーラームーンの携帯電話という奈落の底で自分を見失った後に感じた自分の人生の可能性のなさとを重ね合わせました。最近、いとこが亡くなってから、この曲は私にとって新たな意味を持つようになりました。この曲を聴くと、世界の悪に勝てると思っていた無邪気な子供たちが一緒に過ごした時間を思い出します。私たちはまだ勝てると思います。ただ、みんなで携帯電話を捨てなければなりません。”

Braids – Slayer Moon / 2020

Artist: Braids
Title: Slayer Moon / 2020
Label: Secret City Records
Format: Digital Single
Release Date: 2021年3月24日
Buy Link: https://found.ee/SlayerMoon-2020

Braids – Slayer Moon (Official Visualizer)
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=217jWKf2JYk

Directed by Bobby Léon
Performance by Miranda Chan

WWWORLD PREMIERE (AM) – SLAYER MOON / 2020
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=8G1avObYp4o

 

NEW ALBUM “Shadow Offering” NOW ON SALE

Artist: Braids
Title: Shadow Offering
Cat#: ARTPL-132
Format: CD / Digital
※解説・対訳: 清水祐也 (Monchicon!)
※正方形紙ジャケット仕様
Release Date: 2020年6月19日
Price(CD):
2,000yen + tax

モントリオールを拠点に活動しているアート・ロック〜エクスペリメンタル・ポップ・バンド、Braidsの、カナダのグラミーといわれるJuno Awards 2016にてオルタナティヴ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した傑作『Deep In The Iris』(リリース時にはCHVRCHESのローレン嬢も大ファンであることを公言)以来となる5年ぶり4作目のニュー・アルバムが完成。プロデュースは元Death Cab For Cutieのメンバーであり、様々なアーティストのプロデュースを手がけるChris Walla。

2006年にカナダはカルガリーのWestern Canada High Schoolの同級生達によって結成し、現在はモントリオールを拠点に活動しているアート・ロック〜エクスペリメンタル・ポップ・バンド、Braidsのサード・アルバムが完成。

痛み、失恋、怒りなどをメイン・テーマにしているが、それはまた希望への架け橋でもある。「このレコードには、私が書いた他の何よりも希望があります。」とヴォーカルのラファエルは語る。

サウンドはもちろんこれまでのサウンドの延長線上であるが、プロダクションおよびエンジニアリングをしたChris Wallaとの共同作業が功を奏し、バンドのダイナミックさを一度解体してから統一し、長年にわたって埋もれていた個々の創造的なエネルギーを発掘することで新たな自信を覚醒させ、よりパーソナルな作品を生み出すことに成功した。

自信と生々しさに満ちたラファエルのヴォーカルは一層強さと叙情性を増し、オースティンのさらにグルーヴィになったドラミングがサウンドの根幹を支え、テイラーの緻密なエレクトロニクスとトラックメイクのコンビネーションはさらなる高みに達している。

『Flourish / / Perish』、『Deep In The Iris』で確立したエレクトロニックな要素を生かしつつ、近作では積極的にフィーチャーしていなかったギターも効果的に配して、ロック的なダイナミズムやドラマティックな展開も融合させ、現時点での集大成で、全編ハイライトともいえる仕上がり。進化を止めないBRAIDSが新たなフェーズへと到達し、生と動を行き交う感動的傑作。


TRACKLISTING:

01. Here 4 U
02. Young Buck
03. Eclipse (Ashley)
04. Just Let Me
05. Upheaval ii
06. Fear Of Men
07. Snow Angel
08. Ocean
09. Note To Self

https://www.youtube.com/watch?v=xhRv7wmnBTA

Braids(ブレイズ):
ブレイズは2006年にカナダはカルガリーのWestern Canada High Schoolの同級生達によって結成されたアート・ロック〜エクスペリメンタル・ポップ・バンド。創設メンバーは、ブルー・ハワイ(Blue Hawaii)のヴォーカルとしても活動しているラファエル・スタンデルプレストン (Raphaelle Standell-Preston)、オースティン・タフツ(Austin Tufts)、テイラー・スミス(Taylor Smith)、そしてケイティ・リー(Katie Lee)の女2+男2の4人。テイラーの両親のガレージでリハーサルを始めて程なくして、ラファエルがCalgary Folk Music Festivalが主催するソングライティングのコンテストに出場し注目を集め、バンドはカルガリーの重要なインディペンデント・フェスティヴァル、 Sled Island Music Festivalでプレイする機会を与えられた。当時はまだブレイズではなく、ネイバーフッド・カウンシル(Neighborhood Council)という名義で活動していた。それから1年後デビューEP『Set Pieces』を自主制作リリース。そしてディアハンター(Deerhunter)のオープニングに抜擢され再びSled Islandでプレイすることになる。その時のパフォーマンスは圧倒的で、ディアハンターのフロントマン、ブラッドフォード・コックスも絶賛した。
2008年にメンバーの大学進学などに伴い、モントリオールへと活動の拠点を移し、バンド名も現在のブレイズ(Braids)へと変更。ディアハンターとのショート・ツアーを経て、セルフ・プロデュースにてファースト・アルバム『Native Speaker』を完成。アルバム・リリース後は、バス(Baths)、アソビ・セクス(Asobi Seksu)、トロ・イ・モワ(Toro y Moi)、ジ・アントラーズ(The Antlers)、ワイルド・ビースツ(Wild Beasts)、ガールズ(Girls)など、様々なバンドとツアーを共にした他、3枚のEP、Purity Ringとのスプリット7インチもリリースされた。そしてケイティ・リーの脱退を経て、2013年にはセカンド・アルバム『Flourish // Perish』を発表。これまでのイメージを払拭する革新的な進化をみせ、各所で絶賛された。2015年にはサード・アルバム『Deep In The Iris』をリリースし、初来日ツアーを行った。2016年にEP『Companion』をリリースし、2017年には再来日を果たす。2019年にシングル「Eclipse (Ashley)」を発表し、アルバムが制作過程であることを匂わせていたが、遂に4作目となるアルバム『Shadow Offering』が完成した。


Caribouのリミックス・アルバム『Suddenly Remixes』からToro Y Moi「Home」のリミックスのMVが公開

本日3月12日リリースのCaribouのアルバム『Suddenly』のリミックス・アルバム『Suddenly Remixes』からChaz Bear(チャズ・ベアー)によるプロジェクト、Toro Y Moi(トロ・イ・モア)による「Home」のリミックスのミュージック・ビデオが公開されました。ビデオのアニメーションを担当したのはShynolaのRichard Kenworthy。

ダン・スナイスはリミックスについてのコメント:
Chaz(Toro y Moi)は、あらゆる音楽に精通していながら独自の感性を持っている驚くべきミュージシャンです。彼のリミックスは、アレクサンダー・カルダーの動く彫刻「モビール」やカンディンスキーの絵画のように、原曲の音楽的な幾何学模様が空間の中でお互いに円を描くかのようです。

Richard Kenworthyのビデオへのコメント:
最初にこのミックスを聞いたとき、私はびっくりしました。彼は曲をバラバラにして、すべてのパーツを床に並べ、小さなくねくねしたパーツでミニマルな彫刻を作りました。同じように、私もこの曲を分解して、細かい部分に焦点を当てて、スクラッチ・フィルムのようなものを作りたいと思いました。アイデアとしては、毎日、曲の小さな断片を分離して、黒にスクラッチして小さな落書きを手描きでアニメーション化するというものです。最終的な目標はなく、毎日思いついたことをやるだけなので、即興的で、自由奔放で、夢のような、断片的な質感を持っています。ちょっとした奇妙なディテールや消えていく思考による瞬間のスケッチです。

 

CARIBOU – Home (Toro Y Moi Remix) [Video]



https://youtu.be/1vmZ2wobysI
Remix and additional production by Toro y Moi.
Animation by Richard Kenworthy of Shynola.
https://www.instagram.com/r_t_kenworthy/

 

Caribou – Suddenly Remixes 3/12 release

Art direction by Jason Evans

Art direction by Jason Evans

Aritist: Caribou
Title: Suddenly Remixes
Label: PLANCHA / City Slang
Format: Digital (Album)
Release Date: 2021年3月12日

https://orcd.co/qwvr4jm

01. Never Come Back (Koreless Remix) NEW
02. Never Come Back (Four Tet Remix)
03. Home (Toro y Moi Remix) NEW
04. Sunny’s Time (Logic1000 Remix)
05. Sister (Floating Points Remix)
06. Ravi (Shanti Celeste Remix)
07. You and I (Jessy Lanza Mix) NEW
08. Sunnys Time (Prince Nifty Saddle Up Mix) NEW
09. Never Come Back (Floating Points Remix)
10. Never Come Back (Morgan Geist Remix)
11. Sunny’s Time (Kareem Ali Remix)
12. Like I Loved You (India Jordan Remix)

 

New Album “Suddenly” now on sale


Artist: Caribou
Title: Suddenly
Label: PLANCHA / City Slang
Cat#: ARTPL-128
Format: CD / Digital
※解説・歌詞・対訳付き予定
※紙ジャケット仕様
Release Date: February 28, 2020
Price(CD): 2,200yen + tax


カナダ出身で現在はロンドンを拠点に活動している、ダン・スナイスによるCaribouの数々のメディアの年間ベスト上位に選出された『Our Love』以来約5年ぶりとなる新作『Suddenly』完成!
「これまでで最も驚くべき予測不可能なCaribouのアルバム」という本作は、トレードマークであるドリーミーな暖かさとテクニカラーは保持されつつ、曲がりくねるような予想外の変化が「突然」ちりばめられており、彼の音楽制作への情熱と喜びは相変わらず新鮮なままであることが窺える傑作!

カナダ出身ロンドン在住、ダン・スナイスのソロ・プロジェクト、Caribouの約5年ぶりとなるニュー・アルバムが完成!

昨年長い沈黙を破り突如リリースされた、Gloria Barnesの同名曲をサンプリングした先行ファースト・シングル「Home」ではFour Tetのアレンジも施され、Donuts時のJ Dillaを想起させるようなトラックで、暖かでオーガニックなサウンドを展開し、そのニュー・フェーズを感じさせる展開で衝撃を走らせた。

続くセカンド・シングル「You And I」に関して本人は
“「You and I」は、私がアルバムを制作し始めた際、最初に着手したトラックの1つであり、最後に仕上げたトラックの1つで、レコードを制作するすべての段階で何らかの形で存在していました。それはまた、レコードとアルバムのタイトルについての多くがキャプチャされており、トラックは突然、予想外に変化するのですが、それは突然起こった私の人生の変化についてなのです。”
と語っており、クラウトロック的なリズムの上で次々と起こる変化とキラキラとした音像、そして繰り出されるサンプリングと繊細なヴォーカルのコンビネーションはまさにこのアルバムのハイライトになっている。

“これまでで最も驚くべき予測不可能なCaribouのアルバム”という本作は、トレードマークであるドリーミーな暖かさとテクニカラーは保持されつつ、曲がりくねるような予想外の変化が「突然」ちりばめられており、彼の音楽制作への情熱と喜びは相変わらず新鮮なままであることが窺える傑作の誕生。
奇抜な展開をみせながらもアルバム全体を通じてサウンドの心地よさを失わせないセンスはさすがだ。


TRACK LIST:

01. Sister
02. You and I
03. Sunny’s Time
04. New Jade
05. Home
06. Lime
07. Never Come Back
08. Filtered Grand Piano
09. Like I Loved You
10. Magpie
11. Ravi
12. Cloud Song

 

Photo credit: Thomas Neukum

Photo credit: Thomas Neukum

Caribou:
カナダ出身ロンドン在住、ダン・スナイスのソロ・プロジェクト。元々はマニトバ名義で活動をスタートし、名門Leafから『Start Breaking My Heart』(2001年)『Up in Flames』(2003年)にリリースした後、現在のCaribouに名義に変更する。そして2005年にサード・アルバム『The Milk of Human Kindness』を発表し、初来日を果たす(共演はフォー・テット、ムーギーソン)。その後City Slang / Mergeへと移籍し4作目『Andorra』をリリースし、カナダの”マーキュリー・プライズ” にあたる国民的音楽賞、ポラリス・ミュージック・プライズを受賞した。2010年にリリースした『Swim』も高い評価を経て、ポラリス・ミュージック・プライズにノミネートされる。2012年にはフジロックに初出演し、ホワイト・ステージでパフォーマンスを行った。2014年にリリースした『Our Love』はさらに高い評価を得て、その年の様々な媒体の年間ベストの上位に名を連ね、グラミー賞の最優秀エレクトロニック・ダンス・アルバム賞にもノミネートされ話題となった。リリースするたびにその評価を高め続ける中、ついに約5年ぶりのアルバムを完成させた。

 


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