Author: PLANCHA

CFCF memoryland Live 2024 | CFCFの5年ぶりの来日公演が決定

2021年に自身が思春期に接していた音楽の様々なスタイルをミキサーにかけた万華鏡のようなサウンドで、空想と現実と記憶の間の溝を表現した最新アルバム『memoryland』をリリースしたモントリオールを拠点に活動するプロデューサー、Michael Silverによるソロ・プロジェクトCFCFの2019年以来となる2度目の来日公演が急遽決定しました。
注目のプロデューサー、Soshi Takedaをサポート・アクトに迎え、下北沢SPREADにて開催致します。

CFCF memoryland Live 2024

日程:9/24(火)
会場:SPREAD
東京都世田谷区北沢2-12-6 リバーストーンビルB1F
時間:OPEN 19:00 / START 19:30
料金:ADV ¥3,800 / DOOR ¥4,300 *別途1ドリンク代金必要

出演:
CFCF
Soshi Takeda

前売りご予約の受付は終了致しました。
当日券は開場時間から販売致します。

 


CFCF:

モントリオールを拠点に活動するプロデューサー、Michael Silverによるソロ・プロジェクト。これまでPaper Bag、Acephale、RVNG Intl.、1080P、International Feel、 Driftless Recordings、Sounds Of Beaubien Ouestなど、様々なレーベルから作品をリリースしている。インディ・ディスコ~ポスト・ダブステップ~アンビエントなど幾多のエレクトロニック・ ミュージックを横断しつつも、常にクウォリティの高いサウンドを披露し、ジャンルを超えて高い支持を得ている。また、リミキサーとしてもその手腕を発揮しており、Crystal Castles、HEALTH、Owen Pallettなど多岐にわたるアーティストのリミックスを手がけており、Max Richerの作品のリミックスで2016年のグラミー賞にノミネートされるなど、現代のエレクトロニック・シーンで重要な人物の一人として地位を確立している。日本の音楽にも精通しており、dip in the poolとの交流も深い。2019年に『Liquis Colours』をリリースした後、同年11月に初の来日ツアーを行い、東京、新潟、大阪で公演を行った。東京、新潟では盟友dip in the poolと共演を果たした。2021年には自身が思春期に接していた音楽の様々なスタイルをミキサーにかけた万華鏡のようなサウンドで、空想と現実と記憶の間の溝を表現した最新アルバム『memoryland』をリリースし、2022年にはリリース1周年を記念して、多数のリミックスやデモ、日本盤CDに追加されたボーナス・トラックなどを収録した拡張盤『memoryland enhanced』もリリースした。また、ピアニスト、Jean-Michel Blaisとの共作アルバムもリリースしている。

 


Soshi Takeda:

2020年に八王子の道程RecordsよりEPをリリース後、
カリフォルニアの100%SILK、Constellation TatsuからEPをリリース。
リリースした作品はPitchforkやDazedなどのメディアに取り上げられ注目を集めている。


Andrew PM Huntによるソロ・プロジェクトDialectがRVNG Intl.から9/20にリリースするニュー・アルバム『Atlas of Green』からセカンド・シングルとして「Born Through」がリリース&MV公開。

Credit: Daria Shestakova

Photo Credit: Daria Shestakova

音の世界の神話と魔法を絶えず進化させてきたイギリスはリヴァプール拠点のミュージシャン/コンポーザーで、エクスペリメンタル・バンド、Ex-Easter Island Headのメンバーとしても活動する、Andrew PM Huntによるソロ・プロジェクトDialectが9/20にRVNG Intl.からリリースするニュー・アルバム『Atlas of Green』から先行セカンド・シングルとして「Born Through」がリリースされ、同時にミュージック・ビデオも公開されました。

「Born Through」は『Atlas of Green』から生まれた輝かしい2枚目のシングルで、寓話的な廃墟の断片から想像されたアルバムの新たな神話的形態を包み込んでいる。フォークのような高揚感の光と機械的な温かさのカプセルに彩られた「Born Through」は、可能性に満ちた新世界へと導くチャイムと風を発している。Huntがこのアルバムについて述べているように、「これは無限の成長の未来とは別の未来ですが、希望と夢のための余地がまだ残っています。」
T IsomとDialectが監督したミュージック・ビデオも同時に公開されている「私は、漫画をその日の考えを伝える信号として、そしておそらく古い物語をより現代的な形に押し込む方法として使うというアイデアが常に好きでした」「このビデオでは、人類の起源に関する古いアーカイブドキュメンタリーを掘り起こし、世界を経験的なレベルで理解する必要性について語る画像を見つけ、その後、1964年の世界博覧会に関する映画のアニメーションを重ねて、過去を夢見て再想像したいという私たちの願望を反映しました」とHuntは語っている。

 

Dialect new single “Born Through” out now


Artist: Dialect
Title: Born Through
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Format: Digital Single
Buy / Listen: https://orcd.co/6o4nra7

Dialect – Born Through [Official Video]
YouTube: https://youtu.be/K_yo3-4Li6s?feature=shared
Video by T Isom & Dialect

 

Dialect new album “Atlas of Green” out on Sep 6th


Artist: Dialect
Title: Atlas of Green
Label: PLANCHA / RVNG Intl.

Cat#: ARTPL-222
Format: CD / Digital
Release Date: 2024.09.20
Price(CD): 2,200 yen + tax

※日本独自CD化
※解説付き予定


イングランド北西部のウィラル半島で育ったアンドリュー・PM・ハントは、石器時代のランドマークや、風景に伝説を吹き込む岩の彫刻に囲まれて幼少期を過ごした。そして半島内にあるバーケンヘッドの学習センター内にあるビッドストン・アーティスティック・リサーチ・センターに滞在中、展示してある彫刻の傍らで、テープ・ループの実験や同センターのSFライブラリーの探索を行い、本作『Atlas of Green』の旅を始めた。そこで現在の世界は終わりを迎えたと信じるイタリアの哲学者フェデリコ・カンパーニャの作品にも出会う。これがハントに、壊れた電子機器やシンプルなアコースティック楽器を使って新たな神話の形を創り出すことで、過去の謎を解き明かそうとしながら、現在の時代の構造や幻想が、本作の主役であるグリーン(失われた信号と永続的な衝動がテクノロジーと時間の堆積物から発掘され、未来の夜明けの時代に生きる若いミュージシャンをイメージ)の未来にどのように引き継がれるかを探るきっかけを与えた。

この持続性の問題から、ハントは『Atlas of Green』に独自の明快なマーク(時にはほとんど賛美歌のような装飾)を刻み込むことにした。それはアルバムのメランコリックな雰囲気の中で、人間の精神が暗い日々を乗り越え、失われた知恵を取り戻す方法の新たなメタファーとして展開される。彼はこう振り返る。「私たちは、常により良い世界を巡る終わりのない行進をしているわけではない。(気候と不平等に対する)私たちの行動不足は、時には絶望を感じる。世界は、自分自身についての新しい物語を語るために新しい歌を必要としているのかもしれないという考えに、私はいくらか慰めを感じている」。

グリーンを、時代の狭間を旅する青年としてとらえたイメージは、アーシュラ・K・ル・グウィンやジーン・ウルフのファンタジー小説への興味が高まったことから生まれたもので、ハントが家族を持つかどうかという問題が迫っていた時期に生まれた。グリーンは、未来について考えるための装置となり、誰かを別の世界に置き、自分の人生よりも少し長い時間枠へのアクセスを与える。このまだ知られていない世界で、この人は音楽のような力強いもので何をするだろうか?ハントが指摘するように、「私は彼らが、私たちが音楽でいつもやってきたことをしているところを想像した。つまり、音楽を使って感情の地図を作り、境界を示し、感情の端をたどり、可能性の空間を定義し、直感に声を与える。これは、無限の成長の未来とは別の未来だが、希望と夢の余地がまだある未来だ」。

時間の流れの中に新たなひだを描き出す『Atlas of Green』は、プロセス主導の構成から生まれる音の緊迫感のオーラで描かれている。2023年初頭の一連のライヴ・ショーの後、このレコードは、傷ついたレコードや壊れた4トラックを含むアナログ電子機器とアコースティック楽器の集合体で作成され、進行中の作業をフィーチャーしたライヴ録音とスタジオ・ワークをコラージュしている。『Under~Between』(2021)の不確定なエネルギーがデジタル処理によって現れたのに対し、『Atlas of Green』は、物理的なメディアやグリッチの不具合の中での偶然の出会いを受け入れている。これらの有機的で傷だらけのサウンドの織り交ぜられたクラスターの中で、Dialectは内なるアマチュアの喜びを取り戻し、現実の限界と豊かさに根ざした魔法の可能性の新たな種を優しく着陸させる。

「人間の惑星として、私たちは有限の存在に何らかの方法で対処しなければなりません。私たちはその喪失に対処しなければなりませんが、心の中に希望を残しなければなりません。私たちの愛する能力は、物事が永遠に続くことに左右されるものではありません。したがって、このグリーンのイメージはディストピアのヴィジョンでもユートピアでもなく、信頼と限界の受け入れの表現です。」


Track List:

01. New Sun
02. Recreation Story
03. Born Through
04. Spiral Cartography
05. Overgrown Song
06. Late Fragment
07. Green’s Dream
08. Archaic Quarter Form
09. Atlas of Green
10. Age & Rain
11. Ancient Faith Radio
12. Sí Sa So

 


LUSINE JAPAN TOUR 2024 | エレクトロニカの重鎮11年ぶりにして、初のサポート・ドラマーを率いての来日

昨年6年ぶりのニュー・アルバム『Long Light』をリリースしたエレクトロニカの重鎮LUSINEの、2013年の『EMAF TOKYO 2013』以来となる、およそ11年ぶりの来日公演が決定致しました。
今回はサポート・ドラマーのTrent Moormanを率いての初来日。エレクトロニクスとライヴ・ドラミングを組みわせてダイナミックなパフォーマンスが展開されます。(落合Soup公演はドラマー無しのソロ・エレクトロニック・セットです)
貴重な機会を是非お観逃しなく!

・2024年8月11日アップデート:全公演のサポート・アクトが決定致しました。
CIRCUS Tokyo公演にはEli Walks、Ochiai Soup公演にはInner Science、CIRCUS Osaka公演にはKafukaが出演致します。

・2024年8月31日【お知らせ】:
9/1(日)の大阪CIRCUS Osaka公演は開催致します。

 

Ghostly International 25th Anniversary in Japan vol.2

LUSINE JAPAN TOUR 2024

 

LUSINE 東京公演①
feat. live drumming

日程:8/30(金)
会場:CIRCUS Tokyo

時間:OPEN 19:00 / START 20:00
料金:ADV ¥4,800 / DOOR ¥5,300 *別途1ドリンク代金700円必要

出演:
LUSINE (feat. live drumming)
Eli Walks < new

前売りチケットのご購入はこちらから:
https://www.artuniongroup.co.jp/plancha/shop/?p=3165

 


 

LUSINE 東京公演②
solo set

日程:8/31(土)
会場:Ochiai Soup
時間:OPEN 18:30 START 19:00
料金:ADV ¥4,500 / DOOR ¥5,000

出演:
LUSINE (solo set)
Inner Science < new

前売りチケットのご購入はこちらから:
https://www.artuniongroup.co.jp/plancha/shop/?p=3165

 


 

LUSINE 大阪公演
feat. live drumming

日程:9/1(日)
会場:CIRCUS Osaka
時間:OPEN 18:00 / START 19:00
料金:ADV ¥4,500 / DOOR ¥5,000 *別途1ドリンク代金700円必要

出演:
LUSINE (feat. live drumming)
Kafuka < new

前売りチケットのご購入はこちらから:
https://www.artuniongroup.co.jp/plancha/shop/?p=3165

 

 

 

Photo credit Alley Rutzel

LUSINE:

テキサス出身のJeff McIlwainによるソロ・プロジェクト。L’usineやLusine Iclなどの名義でも活動を続してきた。デトロイト・テクノと初期IDMの影響を受けて制作を始め、メランコリックでメロディックなダウンビート・テクノとでも呼ぶべき独自のサウンドを生みだしたエレクトロニック・ミュージック界の才人のひとり。1998年よりカリフォルニア芸術大学で20世紀エレクトロニック・ミュージックとサウンド・デザイン、映画を専行、そこでShad Scottと出会い、1999年にL’usine名義でファースト・アルバム『L’usine』をIsophlux Recordsよりリリース。新人アーティストの作品としては異例なほど高い支持を受ける。2002年には、URB誌恒例のNext 100にも選出され、アメリカのエレクトロニック・ミュージックの今後を担う重要アーティストと位置づけられた。その後2002年後半からシアトルに移り現在に至るまで拠点にしている。様々なレーベルを股にかけ活動し、『A Pseudo Steady State』、『Coalition 2000』(U-Cover)、『Condensed』、『Language Barrier』(Hymen)、『Serial Hodgepodge』、『Podgelism』、『A Certain Distance』、『The Waiting Room』、『Sensorimotor』(Ghostly International)などのアルバム、数々の12インチ・シングル、EPなどをリリース。また、Funckarma、 Marumari、Lawrence、School of Seven Bells、Tycho、Max Cooper、Loraine Jamesなどのリミックス、McIlwainは、Mute、!K7、Kompakt、Asthmatic Kitty、Shitkatapultなど様々なコンピレーション、さらにはフィルム・プロジェクトのスコア制作など、多岐にわたる活動を展開。シアトルに移ってからはエレクトロニック・ミュージックの優良レーベルGhostly Internationalを母体にリリースをしており、
2023年にはおよそ6年ぶりとなるアルバム『Long Light』をGhostlyから発表。2017年の『Sensorimotor』で確立したインテリジェント且つエレガントなスタイルをさらにアップデートしたサウンドをみせた。また、Loraine Jamesなど、エレクトロニック・ミュージックの新世代からもリスペクトされている存在だ。

LUSINE “Long Light” [ARTPL-201]

Long Light Lusine

 


Eli Walks:(東京CIRCUS Tokyo公演に出演)

音楽一家に生まれたイーライ・ウォークスは、幼い頃から豊潤なサウンドに刺激を受け続け、 すぐに音楽の魅力に取りつかれる。若くして、ギタリスト、作曲家、そしてプロデューサーと して活躍し、早い段階で才能を見出される。2005年までは日本でバンド活動を行っていたが、 その後LAに渡米。2006年には本格的にサウンド・デザイン、プログラミング、エンジニアリング、作曲を勉強するため、名門カリフォルニア芸術大学に入学。Monolakeが開発した画期的な 音楽ソフトウェア「Ableton Live」に関するレクチャーを行えるまでになるなど、音楽理論を徹 底的に吸収。Eli Walksの原点となる多様なスキルを身につけていく。再び拠点を日本に移した後、2011年4月に開催された「SonarSound Tokyo」でのサウンド・イ ンスタレーションを皮切りに、Prefuse 73来日公演、Flying Lotus率いるレーベルの名を冠した ショーケース・パーティ「BRAINFEEDER2」、オーディオ・ビジュアル・イベント 「REPUBLIC」、年末カウントダウンのGOLD PANDA来日公演など、2011年多くのビッグ・イベントに出演。2012年もModeselektorやSNDの来日イベントにて、オーディエンスを圧倒する パフォーマンスを披露。各方面から大きな注目を集める中、満を持して初のオリジナル作品と なるデビュー・アルバム『parallel』を<MOTION±>から同年3月にリリース。7月には「Fuji Rock Festival ’12」への出演を果たし、錚々たるラインナップと共に、深夜のRed Marqueeを沸かせた。常に音楽を作り続け、現在までに400曲以上作曲。磨き続けた類まれなセンスと確かな嗅覚に よって創り出されるトラックはいずれも瑞々しい魅力を帯びている。叙情的でアトモスフェ リックな旋律と立体的に重なり合う音像。繊細にして大胆、美しくスリリングなエレクトロ ニック・ダンス・ミュージックを鳴らす、日本発の超大型トラック・メイカー。

 


Inner Science:
(東京Ochiai Soup公演に出演)

西村 尚美によるソロ・プロジェクト。自身が美しいと感じる音を作り、様々な順番に並べ、彩りにあふれたインストゥルメンタル・ミュージックとして表現する。

A solo project by Masumi Nishimura. He creates sounds that he himself finds beautiful, arranging them in various order, and expressing them as colorful instrumental music.

https://www.masuminishimura.com

 


Kafuka:(大阪CIRCUS Osaka公演に出演)

関西を拠点に活動するプロデューサー。自然の音、サンプリング、音響プログラミングなどを取り入れ、様々な音をコラージュしてオリジナリティあるサウンドを表現。Bass music ~ Electronica エレクトロニックミュージックを軸に新たな表現や世界観を探究している。

京都のレーベル shrine.jp よりアルバム『Polyhedron』をリリースし、ドイツ・ベルリンのレーベル Project: Mooncircle の15周年コンピレーションへ参加。さらに、アルバム『Laws of Nature』を発表。
No.9『Switch of LIFE』に共同作曲として参加。国内外のアーティストへのRemix提供も行っている。
「上海光点FLARE2019」や「MUTEK JP2020」への出演、BACKSPACE TOKYOとのAR/XRライブなど、映像とのコラボレーションも多数実施。また、映画やドラマの劇判や楽曲提供も多く手がける。

NTT[ICC]などでのサウンドインスタレーション作品の展示や、メディアラボ「Laatry」の立ち上げ、伝統工芸とのコラボレーションプロダクトや音のインテリア『Synclee』の開発など、その活動は多岐に渡る。

http://kafuka-music.com
https://kafuka.bandcamp.com
https://soundcloud.com/kafuka
http://laatry.com/synclee


多国籍プログレッシヴ・パーカッション・トリオAsa Toneが『EACH STORY 〜THE CAMP〜 2024』に出演決定!

昨年は初来日を果たし、盟友Salamandaと共に東阪ツアーを行った、Melati ESP名義でのソロ作をCarpark Recordsからリリースし、ニューヨークと故郷ジャカルタを股にかけ活動しているMelati Malayと、100% silkからリリースしている匿名プロジェクトKaazi、そしてSalamandaの『ashbalkum』をリリースしたHuman Pitchの創始者でもあるマルチメディア・アーティストTristan Arpにより結成されたプログレッシヴ・パーカッション・トリオAsa Toneの『EACH STORY 〜THE CAMP〜 2024』への出演が、先のEmily A. Sprague、Cool Maritimeに続き決定しました。

詳細は以下をご確認ください。

EACH STORY 〜THE CAMP〜 2024

日本で一番美しい音楽フェスティバルと各所で話題のコンセプチャルなリスニング野外イベント“ EACH STORY 〜THE CAMP〜 2024 ” 出演者 第2弾発表!!

世界的に高い評価を得ている日本のレジェントアンビエント デュオ “ Inoyama Land “ とイタリアのニコレッタ・ファヴァリ(イタリア)とクリストファー・サルヴィト(イタリア/アメリカ)からなるパスパルトゥー・デュオと出演決定!ニューヨークで結成されたインドネシア、ジャガルタの学際的な多国籍プロジェクト”ASA TONE “ 、 Leaving Recordsからリリースされたアルバム「Sauco」がResident AdvisorやThe Guardianのコンテンポラリーアルバム・オブ・ザ・マンスに選ばれるなど、高い評価を得ている”QAO”、日本を代表するジム・オルーク 、石橋英子、山本達久の3人による即興演奏トリオ ” カフカ鼾 “ に ヒカシューのリーダーで今年ニューヨークのFoundation for Contemporary Arts のアーティスト賞を受賞した、“ 巻上公一 “ がゲストで加わります。  “ 仕立て屋のサーカス ”を主宰し即興演奏を得意とする” 曽我大穂 “、 black boboiやソロや自身のバンドなどでも唯一無二な世界観のSSW” ermhoi “ 、東京のアンビエント作家/建築家、” H.TAKAHASH “ と東京のポストニューエイジ作家 “Jesus Weekend “  多数の小型シンセサイザーとロボットドラムを使用し美しい音色を奏でる”Lullatone” 、日本を代表するアンビエントドローン作家の” hakobune “ hakobuneは、既に発表されているchihei hatakeyamaとデュオで出演する。DJでは、 1989年にDJユニットJAZZBROTHERSを結成し意欲的に活動し続ける” YAMA a.k.a SAHIB “が発表された。 

日程:2024年10⽉5⽇〜6⽇
会場:五光牧場オートキャンプ場
住所:⻑野県南佐久郡川上村樋沢1417
時間:10⽉5⽇11:00開場〜10⽉6⽇18:30終演
料⾦:2⽇通し券: 前売20,000円(前売)/ 1⽇券⼤⼈12,000円(前売)

出演者:

LIVE: Passepartout Duo and Inoyama Land<IT&JP>  / ASA TONE<ID/US> / QAO<USA> / カフカ鼾 + 巻上公一 / 曽我大穂 / ermhoi / H.Takahashi & Jesus Weekend  / hakobune / SUSO SAIZ < ES > / Emily A. Sprague <US>  / Cool Maritime <US> / Chihei Hatakeyama / マヒトゥ・ザ・ピーZZZ (ambient set)

DJ: YAMA a.k.a SAHIB / FACTA & K-LONE (wisdom teeth)<UK> / Shhhhh etc…

インベント詳細情報: https://www.eachstory.net/

主催: EACH STORY実⾏委員会

 


Asa Tone:
かつてはバンド形態のYoung Magic、現在はMelati ESP名義でのソロ作をCarpark Recordsからリリースし、ニューヨークと故郷ジャカルタを股にかけ活動しているMelati Malayと、100% silkからリリースしている匿名プロジェクトKaazi、そしてNYのThe Lot RadioではレジデントDJをつとめ、Human Pitchの創始者でもあり、Wisdom Teethからリリースしたファースト・アルバムも高い評価を得た、マルチメディア・アーティスト、Tristan Arpにより結成されたプログレッシヴ・パーカッション・トリオ。
2019年Melatiがジャカルタに帰省する際に集合し、10日間かけてジャングルの仮設スタジオでセッションをしていき、ファースト・アルバム『Temporary Music』を完成させ2020年にLeaving Recordsからリリースした。特有の綿密にレイヤードされた立体的でサイケデリックな音像と、シンプルながらトライバルなリズムや心地よいアンビエンスが融合。ガムラン〜アンビエント〜ミニマル〜テクノ〜ニュー・エイジを横断していくようなサウンドはここ日本でもジャンルの垣根を超えて注目を集め、ミュージック・マガジン誌の「ベスト・アルバム 2020」のエレクトロニック・ミュージックで4位にランクインするなど、いまだロングセラーとなっている。2021年にはバンクーバーの『New Forms Festival』のためにYu Suから依頼を受け、コロナ禍で封鎖・隔離状況にある中制作した、リモート・デジタル・32チャンネル・パフォーマンスのステレオ・ドキュメント『Live at New Forms』を再びLeaving Recordsからリリースした。コロナ禍により偶発的に生み出された傑作としてこちらもロングセラーとなっている。2023年には初来日を果たし、盟友Salamandaと共に東阪で公演を行った。そして今年はエリカ・バドゥのバリ島での公演のサポート・アクトを務めるなど精力的に活動を行なっている。

 


レディオヘッド周辺作品の参加などに加え数々の映画のスコア制作でも賞賛されているモダン・クラシカル・チェリストOliver Coatesのニュー・アルバム『Throb, shiver, arrow of time』が10/18に発売決定。先行ファースト・シングルとして「Ultra Valid」がリリース&MV公開。


レディオヘッド周辺やアクトレス、ローレル・ヘイロー等の作品への参加などに加え数々の映画のスコア制作でも賞賛されている、王立音楽アカデミー、そして、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ出身の気鋭のモダン・クラシカル・チェリストにして、コンポーザー/プロデューサーOliver Coatesが名門RVNG Intl.から3作目となるフル・アルバム『Throb, shiver, arrow of time』が10/18に発売決定。
先行ファースト・シングルとしてアルバム冒頭を飾る「Ultra Valid」がリリースされ同時にミュージック・ビデオも公開されました。

 

Oliver Coates new single “Ultra Valid” out now


Artist: Oliver Coates
Title: Ultra valid
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Format: Digital Single
Buy / Listen: https://orcd.co/mz5k4xz

Oliver Coates – Ultra valid [Official Video]

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=B5o-q4I8-34

Directed by Hannah Perry

 

Oliver Coates new album “Throb, shiver, arrow of time”


Artist: Oliver Coates
Title: Throb, shiver, arrow of time
Label: PLANCHA / RVNG Intl.

Cat#: ARTPL-223
Format: CD / Digital
Release Date: 2024.10.18
Price(CD): 2,200 yen + tax

※日本独自CD化
※解説付き予定


オリヴァー・コーツの『Throb, shiver, arrow of time』は、不完全な記憶の残り火に照らされ、内なる反響の煙で汚れ、広大でメルヘンチックな次元で増大する、身体的な明暗への入り口である。

レディオヘッドやアクトレス、ローレル・ヘイロー等の作品や、ジョニー・グリーンウッドが手がけたサントラへの参加、ミラ・カリックスとのコラボ、さらにはMica Leviと共作をリリースするなど、名だたるアーティスト達から賞賛を受け、王立音楽アカデミー、そして、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ出身のチェロ奏者/コンポーザー/プロデューサー、オリヴァー・コーツのRVNG Intl.から通算3作目となるアルバム。
本作でコーツは過去6年間に集められた個人的な共鳴と記憶のカプセルを提供しており、2020年にリリースした前作『skins n slime』でおなじみのメタリックな構造と粘性のある弦の変調をなぞりつつ、映画『Aftersun』(シャーロット・ウェルズ、2022年)、『The Stranger』(トーマス・M・ライト、2022年)、『Occupied City』(スティーヴ・マックイーン、2023年)など、賞賛された一連のスコア作成プロジェクトに続いて、彼の内なる衝動を育んでいる。

『Aftersun』の制作中、ウェルズはコーツに、誰かが記憶をたぐり寄せていることを音楽で知らせるにはどうしたらいいかと尋ねた。この質問はそれ以来ずっと彼の中に残っており、レコード全体に脈動を走らせている。『Throb, shiver, arrow of time』は、「記憶からの不正確な伝達に、他のソースからの感情を重ねたもの」だとコーツは言う。このリリースは、記憶違いの小声の不協和音が奇妙な感情の塊に覆い隠され、記憶の痛みと輝きが混ざり合っている。

本作の核となっているのは7曲目の「Shopping centre curfew(ショッピング・センターの夜間外出禁止令)」で、5年前にパンデミックによるロックダウン中にサウス・ロンドンで起こった2つの現実世界の出来事が夢の中で融合したときに生まれた、迅速でありながらも洞窟のような曲だ。エレファント&キャッスルのショッピングセンターの取り壊しと、暴力犯罪の後にすべての男性に夜間外出禁止令が実際に存在する可能性についての議論だ。この曲には奇妙な同時性があり、コーツはそこからアルバムを作り上げ、時間的エントロピーの感覚が潜む痙攣のきらめきを明瞭な音のトポロジーに屈折させた。

アルバムの10曲では、無重力のメロディーが拡大され圧縮された残像のグラデーションを飛び越えて舞い上がる。「Please be normal」と「90」の霧のような音色は、ドローンに浸った内部音響の混乱の震えを和らげる。長年のコラボレーターであるMalibuとchrysanthemum bearによるヴォーカルの呼びかけや、Faten Kanaanによる漂うシンセの輝きも登場する。

本作は、デジタルをアナログに、あるいはその逆へと崩壊させ、偶然の一致で素材を再編成し、平面性の枠を押し広げることを可能にするという点で、コーツの到達点をさらに広げている。音に対するこの彫刻的なアプローチは、アーティスト、Sarah Szeの複雑なインスタレーションに深く影響を受けている。彼は、視覚的な物質とそれ自身の残像を順列に並べ、万華鏡のような儚さと感情の墓碑銘を形成している。Szeの作品やプロセスについてのコーツの思考は、彼自身の演奏や編集のテクニックとともに流れ、ライヴ・テイクのテクスチャーのレリーフをコンポジションに重ね合わせ、サウンドがそれ自体の夢に屈服することを可能にした。

コーツはこう説明する。「チェロは、軽くて空気のような精神を持った、一種のメランコリックな楽器です。音をデジタル処理で平坦にし、周波数をずらし、時間を引き伸ばすことで、私はその性質をさらに与えようとしています。時には自分自身と距離を置き、魂が宿った廃棄された破片、つまりダウンサンプリングになります。あるいは、演奏という行為において現在形を最大限に生かし、その鮮やかな色彩を、鮮やかな色に磨かれたコピーのような音に崩壊させようとしていることもあります。だから音楽は、天候のようにリスナーを風化させたり、炎が物体の側面をなめるように作用するんです」。

レコードが展開するにつれ、コンポジションは長さを増し、フィナーレの「Make it happen」の粒状のきらめきは、ほとんど暴力的な喜びの中に持続する。「このアルバムを手放したくないという気持ちがあり、音楽の終わりに消える音に逆らおうとし、構造の限界を超えて色彩を押し出そうとし、沈黙を打ち破ろうとします。」結末に逆らうために奔走する中で、コーツは永遠の飛翔を続ける時間の矢をほんの一瞬だけ中断させ、余韻の中に沈む塵の慰めを明らかにする。


Track List:

01. Ultra valid
02. Radiocello
03. Please be normal
04. Apparition (feat. Malibu)
05. Address
06. Backprint radiation (feat. Faten Kanaan)
07. Shopping centre curfew
08. 90
09. Living branches (feat. chrysanthemum bear)
10. Make it happen

 

 

OLIVER COATES:
現在はロンドンからスコットランドに居を移し活動しているチェリストで、これまでクラシック、オルタナティヴ、エクスペリメンタル、エレクトロニック・ミュージックなど様々なアーティストの作品に関わりながら、革新的なソロ作品を制作するプロデューサーでもある。王立音楽アカデミーでクラシックを学び、大学史上最高の成績を収め、オーロラ・オーケストラ、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ、ロンドン・シンフォニエッタなどのオーケストラと共演を果たす。また、その一方で彼はAutechre等に触発されたエレクトロニック・ミュージックを制作している。Mira CalixとWarpの企画『The Elephant in the Room: 3 Commissions』でコラボを果たし、『Warp20 (Recreated)』のコンピでもMiraと共にBoards of Canadaのカヴァーを披露した。その他にも電子音楽家の重鎮Laurie Spiegel、現代音楽家John Luther Adamsとのコラボ、ポスト・クラシカル・アーティストとして注目を集めていたNico Muhlyのアルバム『Seeing Is Believing』や、Jonny Greenwoodが手がけた『There Will Be Blood』と『The Master』のサントラにも参加している。

2012年にはコンポーザー、Leo Abrahamsとエレクトロ・アコースティック的コラボ作『Crystals Are Always Forming』をリリース。翌2013年にデビュー・ソロ・アルバム『Towards the Blessed Islands』を発表した。その才能はThom Yorkeの目にとまり、Radioheadのアルバム『A Moon Shaped Pool』に参加し、その後HerbertやDemdike Stareも絶賛するMica Leviとコラボ作も発表。2016年にセカンド・アルバム『Upstepping』をリリースした後、NYの最先鋭レーベルRVNG Intl.との契約に至り、『Shelley’s on Zenn-La』を発表各所で絶賛された。その後Thom Yorkeのサポート・アクトに抜擢されワールド・ツアーを回り、2020年再びRVNG Intl.から『skins n slime』をリリース。各所で高い評価を得て、ここ日本でもele-king誌の年間ベストの1位を獲得した。その後はサウンドトラックのスコアに勤しみ、『Aftersun』(シャーロット・ウェルズ、2022年)、『The Stranger』(トーマス・M・ライト、2022年)、『Occupied City』(スティーヴ・マックイーン、2023年)などを手がけ賞賛された。


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