Author: PLANCHA

ロンドンのシティ・ポップ4人組PREPが一昨年のアルバム・リリース以来となる久々の新曲「The Kid」をリリース!

Photo Credit: Em Cole

Photo Credit: Em Cole

2020年に待望のファースト・フル・アルバムをリリースしたロンドンの4人組シティ・ポップ・バンド、Prepがそのアルバム・リリース以来となる久々の新曲「The Kid」をリリース致しました。

“「The Kid」は、80年代の映画に出てくる不安な年配の男が、自分の領域を脅かす若者を見下すような話し方をイメージしたんだ。この曲は、昔一緒にいた人が新しいことに移っていくのを見て、今になって初めて、自分が持っていたものがいかに良いものだったかに気づく、そんな感覚を表現しようとした曲なんだ。”と、ヴォーカルのTomは説明する。

2020年のセルフタイトル・デビューアルバム以来のリリースとな「The Kid」では、新しいサウンドの要素を探求している。
“「The Kid」は、僕とGiomがスタジオでふざけていた時に始まったんだ。コーラスのコードを弾いたらいい感じになったから、それをループにしたら、あとは自然にできたんだ。オフキルターなイントロはGiomが追加し、Tomが歌うと、すべてが一つになったんだ。生ドラムを使わずに曲を作ったのはこれが初めてで、僕らにとっては出発点なんだけど、それでもPREPの作品であることは間違いないと思う。”
とキーボーディストのLlywelynは振り返る。

新たなアプローチの新曲と共に2022年のスタートを切ったPREPの今後の動向にも注目です。

 

PREP new single “The Kid” out now

Artist: PREP
Title: The Kid
Label: Bright Antenna Records
Format: Digital Single

Listen / Buy: https://ffm.to/The-Kid

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=mMBacJ0AOBI

 

Debut Album “PREP” NOW ON SALE


Artist: PREP
Title: Prep
Cat#: ARTPL-140
Format: CD / Digital
※ボーナス・トラック2曲収録

※解説:高橋芳朗
※歌詞・対訳付き
Release Date: 2020.10.30
Price(CD): 2,000yen + tax


注目のロンドンのシティ・ポップ・バンドPREPが遂に待望の1stアルバムを完成。
EPのリリースのみながらアジア圏を中心に爆発的人気を博し、サマーソニック2019を含む2度の来日を果たすなど、大きな注目を集めるロンドンの4人組シティ・ポップ・バンド、PREPの待望のファースト・フルレングスにしてセルフ・タイトルのアルバム。

何年もの歳月をかけて制作し遂に完成したこのアルバムは、バンドとしての彼らを完全に表現していると同時に、彼らの様々なバックグラウンドを反映している。そのアーティスティックなセンスは、AlunaGeorge、George Fitzgerald、Kasabian、Celesteなど、PREPのメンバーが何年にもわたって一緒に仕事をしてきたアーティストの名前にも引けを取らない。

ファンク、ソウル、ポップの要素を織り交ぜ遠距離ロマンスを歌ったファースト・シングル「Pictures Of You」やロマンチックでスローなラヴ・ソングとして始まりシンセを効果的に駆使することで、誰かを想い胸が痛むようなトラックへと変貌を遂げたセカンド・シングル「「On and On」などをはじめ、アーバンでメロウ且つノスタルジックなこれまでの要素を生かしつつ、盟友VulfpeckのCory Wong(PREPの楽曲に参加暦あり)、Unknown Mortal Orchestra、Thundercat、Tyler the Creator、Mac DeMarcoなどの現代的なエッセンスも吸収し、ファンクトロニックでシンセティックで刺激的なサウンドを展開。
2015年から活動開始し、正体不明のバンドとして2016年にデビューしてからその楽曲のクウォリティと中毒性のあるライヴ・パフォーマンスで着実に支持を集めてきた彼らの、バンドとしての成熟が窺える渾身のファースト・アルバム。

日本盤には2020年初頭にデジタルでリリースされ、CITY POP on VINYL 2020 参加作品として限定7インチもリリースされた「Over ft. Anna of the North」「Love Breaks Down」がボーナス・トラックとして収録。


TRACK LIST:

01. Turn The Music Up
02. Wouldn’t Wanna Know
03. Years Don’t Lie
04. Carrie
05. On and On
06. Pictures of You
07. Don’t Wait For Me
08. The Stream feat. Miso
09. Rain
10. Danny Came Up
11. Over feat. Anna of the North *
12. Love Breaks Down *

* = Bonus Track

 


PREP(プレップ):

DrakeやAlunaGeorge等のレコーディングに参加し、グラミーにノミネートされたこともあるヒップホップ・プロデューサー、Dan Radclyffe、エレクロニカを好むクラシック/オペラ・コンポーザーのLlywelyn Ap Myrddin、George Fitzgeraldとツアー暦もある、ハウス・ミュージックのDJにしてドラマーであるGuillaume Jambel、Riton、Sinead Hartnett、Ray BLK等と共同制作暦のあるシンガー・ソングライター、Tom Havelockという様々な異なるバックグラウンドと確かな実力を持った4人組。2016年にUS西海岸の人気ブログ、Blah Blah Blah Scienceが運営するレーベル、B3SCIからリリースしたファーストEP『Futures』は、リリース後瞬く間に注目を集め、ヘビー・プレイ。アジア圏で圧倒的な人気を誇り、ライヴは軒並みソールドアウト。2018年5月にはニューEP『Cold Fire』をリリースし、初来日公演を行い、実力者ならではの卓越したパフォーマンスをみせ、絶賛された。その熱が冷めやらぬまま2018年11月には人気K-POPグループ、Monsta XのヴォーカルShownu(彼に取って人生初のフィーチャリング参加)と、坂本龍一も注目している韓国の新世代インディ・バンド、Se So NeonのSo!YoON!、LAの次世代のミニマル・ファンク・バンド、VulfpeckのCory Wongと、かつてはマイケル・ジャクソンやエルトン・ジョンなどのサポートもつとめ、「セッション王」とも称されるリビング・レジェンド、Paul Jackson Jr等が参加したEP『Line By Line』を発表。そして2019年にはサマーソニックのビーチ・ステージに初出演し、その後2度目となる単独公演も行い盛況を収めた。
R&B〜ブルー・アイド・ソウル〜ファンク〜ジャズ〜AORなど様々な素養を絶妙なバランス感覚でブレンドし、巧みな演奏の元、スウィートなハイトーン・ヴォーカルとハーモニーを駆使し、キャッチーなメロディと軽快なグルーヴを生み出すノスタルジックさと新しさを兼ね備えたスタイリッシュなポップ・サウンドはジャンルの垣根を越えて支持されている。

Facebook: https://facebook.com/prepband
Instagram: https://instagram.com/prepband
Twitter: https://twitter.com/PREP_band
YouTube: http://youtube.com/c/prepofficial
Soundcloud: https://soundcloud.com/prep
Spotify: https://spoti.fi/36ULKjs
Apple: https://apple.co/36URx8E
Website: https://prepofficial.com


Mary Lattimore “Collected Pieces: 2015-2020” [ARTPL-165]


Artist: Mary Lattimore
Title: Collected Pieces: 2015-2020
Cat#: ARTPL-165
Format: CD

※初回プレス限定盤
※解説付き
※正方形紙ジャケット仕様

Release Date: 2022.01.14
Price(CD): 2,200yen + tax


2019年は盟友Julianna Barwickとのツアーで初来日も果たし、そのパフォーマンスも絶賛されSlowdiveのNeil Halsteadプロデュースによる2020年のアルバム『Silver Ladders』はPitchforkはじめ、数々の年間ベストにランクインし、シガー・ロスからリアル・エステイト、ジュリア・ホルターさらにはサーストン・ムーアまでも魅了するアンビエント・ハープの才媛、Mary Lattiomoreの待望のレアリティ音源の総決算がリリース決定!

2020年にリリースしたアルバム『Silver Ladders』(NPR、Pitchfork、The New Yorkerなどの年末のお気に入り)が絶賛された余韻を残し、ロサンゼルス在住のハーピスト兼作曲家のメアリー・ラティモアが、集大成となる『Collected Pieces: 2015-2020』のフィジカルのリリースが決定。この限定盤は、彼女の2つのレアリティ集『Collected Pieces I』(2017)と『Collected Pieces II』(2020)からのセレクションを配列し、アーカイヴのハイライトと、ファンのお気に入りを初めて収録。ラティモアは、これらのリリースをアレンジするプロセスを「思い出の詰まった箱を開けるようなもの」と表現しているが、ここではその箱が、アーティストとファンの両方にとってアクセス可能な形で、出現し続けるのである。年月を隔てて集められた作品は、思い立ったらすぐに録音し、共有するインストゥルメンタル・ストーリーテラーの肖像として、ほとんど間を置かずに並べられている。Ghostlyと契約して以来5年間、常に前進してきたように見えるラティモアは、一息つくために後ろを振り返り、このはかない瞬間と感情、その中にあるすべての美、悲しみ、太陽、そして暗闇を生きるための新しいチャンスを誘うのである。

おなじみのハープで始まる冒頭の「Wawa By The Ocean」は、ラティモアのお気に入りのコンビニエンスストア、ニュージャージー州シップボトムのWawa #700への頌歌である。”夏休みに一人でシップボトムに12回行ったけど、特に変わりはない。いつも夢の中で訪れている”と、この曲のリリースに際し彼女は語っている。そして、この楽しいパターンが展開されるたびに、きっとあのビーチサイドのランドマークが、ホーギーと一緒に目に浮かぶのだろう。新しいシングル「We Wave From Our Boats」だが、これは2020年のロックダウン初期に近所を歩いた後に即興で作ったもので、彼女のBandcampで公開されている。”私はただ連帯のジェスチャーとして知らない隣人に手を振っていたんだけど、それは自分がボートに乗っているときや橋の上などで、他のボートの人に手を振らざるを得ないことを思い出させるものだった。”手を振りたいという気持ちは、生まれつきのもので、とても自然なことなんだ。”この曲の中心はシンプルなループで、その上でラティモアのシンセ音が漂い、最も不安で不条理な日々の中で楽観主義の優しいきらめきを与えている。

同じく2020年に録音された「What The Living Do」は、Marie Howeの同名の詩からインスピレーションを得ており、人間であることのありふれた雑感への感謝を通して喪失について考察しています。エコーがかかったスローマーチのトラックは、リスナーがその外側にいて、人生が映画のように展開するのを眺めているような、遠い感じを感じさせる。『Princess Nicotine (1909)』は、J・スチュアート・ブラックトンのシュールなサイレント映画「Princess Nicotine」か『the Smoke Fairy』のためにラティモアが想像した夢のシーンを音像化し、MVで実際の映像で表現したもの。『Polly of the Circus』も同じ手法で、ユーコンの永久凍土で発見された古いサイレント映画(ドキュメンタリー映画『Dawson City: Frozen Time』に収録)の名前からとったもので、「唯一残ったコピーで、経年変化でちょっと歪んでいる」とå説明している。

「Mary, You Were Wrong」は、ある作家の失恋を映し出したもの。「この曲は、たとえ間違いを犯したとしても、前進し続けなければならないということを歌っているのです」と彼女は言う。このほろ苦いリフレインは、時間が癒してくれるように、ゆっくりと、毎回少しずつ明るくなるように繰り返される。

この集大成ともいえるレアリティ集は愛機Lyon and Healy Concert Grand Harp、コンタクトマイク、ペダルのみで、その場で録音されたものがほとんどである。ツイン・ピークスのマーガレット・ランターマン(丸太おばさん)役の女優の方が亡くなったことを描いたもの(「We Just Found Out She Died」)、アメリカの宇宙飛行士の帰還(「For Scott Kelly, Returned To Earth」)、食人の妻についてのジョーク(「The Warm Shoulder」)、眼鏡をなくしたチャップリン風の人物(「Be My Four Eyes」)、駐車場でピカピカの車を運転している高校生(「Your Glossy Camry」)など、さまざまな曲がある。これらの曲は、彼女のオリジナル・アルバムと同様に、ラティモアの観察者としての才能を示し、感情の周波数やシーンに合わせて彼女の作品を形作ることができるのである。彼女の音楽家としての力は、彼女が世界をどのように見ているかに根ざしている。鮮明なディテール、深い共感、自然やニュアンスへの深い感謝の念。


TRACK LIST:

01. Wawa By The Ocean
02. We Wave From Our Boats
03. For Scott Kelly, Returned To Earth
04. Your Glossy Camry
05. Be My Four Eyes
06. Pine Trees (Home Recording)
07. We Just Found Out She Died
08. What The Living Do
09. Polly Of The Circus
10. The Warm Shoulder
11. Mary, You Were Wrong


現代アンビエント・ハープの珠玉の才能Mary Lattimoreの集大成レアリティ音源集『Collected Pieces: 2015-2020』がリリース決定

「思い出の詰まった箱を開けるようなもの」

アンビエント・ハープの才媛の集大成音源がリリース2019年は盟友Julianna Barwickとのツアーで初来日も果たし、そのパフォーマンスも絶賛されSlowdiveのNeil Halsteadプロデュースによる2020年のアルバム『Silver Ladders』はPitchforkはじめ、数々の年間ベストにランクインし、シガー・ロスからリアル・エステイト、ジュリア・ホルターさらにはサーストン・ムーアまでも魅了するアンビエント・ハープの才媛、Mary Lattiomoreの待望のレアリティ音源の総決算『Collected Pieces: 2015-2020』がリリース決定致しました。

収録曲から「We Wave From Our Boats」のミュージック・ビデオが公開されています。

 

“Collected Pieces: 2015-2020” out on Jan 14, 2022

Artist: Mary Lattimore
Title: Collected Pieces: 2015-2020
Label: PLANCHA / Ghostly International
Cat#: ARTPL-165
Format: CD
※限定盤
※正方形紙ジャケット仕様
Release Date: 2022.01.14
Price(CD): 2,200yen + tax

2020年にリリースしたアルバム『Silver Ladders』(NPR、Pitchfork、The New Yorkerなどの年末のお気に入り)が絶賛された余韻を残し、ロサンゼルス在住のハーピスト兼作曲家のメアリー・ラティモアが、集大成となる『Collected Pieces: 2015-2020』のフィジカルのリリースが決定。この限定盤は、彼女の2つのレアリティ集『Collected Pieces I』(2017)と『Collected Pieces II』(2020)からのセレクションを配列し、アーカイヴのハイライトと、ファンのお気に入りを初めて収録。ラティモアは、これらのリリースをアレンジするプロセスを「思い出の詰まった箱を開けるようなもの」と表現しているが、ここではその箱が、アーティストとファンの両方にとってアクセス可能な形で、出現し続けるのである。年月を隔てて集められた作品は、思い立ったらすぐに録音し、共有するインストゥルメンタル・ストーリーテラーの肖像として、ほとんど間を置かずに並べられている。Ghostlyと契約して以来5年間、常に前進してきたように見えるラティモアは、一息つくために後ろを振り返り、このはかない瞬間と感情、その中にあるすべての美、悲しみ、太陽、そして暗闇を生きるための新しいチャンスを誘うのである。

おなじみのハープで始まる冒頭の「Wawa By The Ocean」は、ラティモアのお気に入りのコンビニエンスストア、ニュージャージー州シップボトムのWawa #700への頌歌である。”夏休みに一人でシップボトムに12回行ったけど、特に変わりはない。いつも夢の中で訪れている”と、この曲のリリースに際し彼女は語っている。そして、この楽しいパターンが展開されるたびに、きっとあのビーチサイドのランドマークが、ホーギーと一緒に目に浮かぶのだろう。新しいシングル「We Wave From Our Boats」だが、これは2020年のロックダウン初期に近所を歩いた後に即興で作ったもので、彼女のBandcampで公開されている。”私はただ連帯のジェスチャーとして知らない隣人に手を振っていたんだけど、それは自分がボートに乗っているときや橋の上などで、他のボートの人に手を振らざるを得ないことを思い出させるものだった。”手を振りたいという気持ちは、生まれつきのもので、とても自然なことなんだ。”この曲の中心はシンプルなループで、その上でラティモアのシンセ音が漂い、最も不安で不条理な日々の中で楽観主義の優しいきらめきを与えている。

同じく2020年に録音された「What The Living Do」は、Marie Howeの同名の詩からインスピレーションを得ており、人間であることのありふれた雑感への感謝を通して喪失について考察しています。エコーがかかったスローマーチのトラックは、リスナーがその外側にいて、人生が映画のように展開するのを眺めているような、遠い感じを感じさせる。『Princess Nicotine (1909)』は、J・スチュアート・ブラックトンのシュールなサイレント映画「Princess Nicotine」か『the Smoke Fairy』のためにラティモアが想像した夢のシーンを音像化し、MVで実際の映像で表現したもの。『Polly of the Circus』も同じ手法で、ユーコンの永久凍土で発見された古いサイレント映画(ドキュメンタリー映画『Dawson City: Frozen Time』に収録)の名前からとったもので、「唯一残ったコピーで、経年変化でちょっと歪んでいる」とå説明している。

「Mary, You Were Wrong」は、ある作家の失恋を映し出したもの。「この曲は、たとえ間違いを犯したとしても、前進し続けなければならないということを歌っているのです」と彼女は言う。このほろ苦いリフレインは、時間が癒してくれるように、ゆっくりと、毎回少しずつ明るくなるように繰り返される。

この集大成ともいえるレアリティ集は愛機Lyon and Healy Concert Grand Harp、コンタクトマイク、ペダルのみで、その場で録音されたものがほとんどである。ツイン・ピークスのマーガレット・ランターマン(丸太おばさん)役の女優の方が亡くなったことを描いたもの(「We Just Found Out She Died」)、アメリカの宇宙飛行士の帰還(「For Scott Kelly, Returned To Earth」)、食人の妻についてのジョーク(「The Warm Shoulder」)、眼鏡をなくしたチャップリン風の人物(「Be My Four Eyes」)、駐車場でピカピカの車を運転している高校生(「Your Glossy Camry」)など、さまざまな曲がある。これらの曲は、彼女のオリジナル・アルバムと同様に、ラティモアの観察者としての才能を示し、感情の周波数やシーンに合わせて彼女の作品を形作ることができるのである。彼女の音楽家としての力は、彼女が世界をどのように見ているかに根ざしている。鮮明なディテール、深い共感、自然やニュアンスへの深い感謝の念。

TRACK LIST:
01. Wawa By The Ocean
02. We Wave From Our Boats
03. For Scott Kelly, Returned To Earth
04. Your Glossy Camry
05. Be My Four Eyes
06. Pine Trees (Home Recording)
07. We Just Found Out She Died
08. What The Living Do
09. Polly Of The Circus
10. The Warm Shoulder
11. Mary, You Were Wrong

 

Mary Lattimore – We Wave From Our Boats (Official Video)

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=FpBl6g1E7uc

 

MARY LATTIMORE(メアリー・ラティモア):
フィラデルフィア出身で現在はLA在住のハーピスト。ライオン&ヒーリーのコンサート・ハープとエフェクトを駆使して実験的なアンビエント・サウンドをみせる。2013年にDesire Path Recordingsからファースト・アルバム『The Withdrawing Room』をリリースしデビュー。その後サーストン・ムーア、シャロン・ヴァン・エッテン、メグ・ベアード、ジュリア・ホルター、ジャーヴィス・コッカー、カート・ヴァイル、スティーヴ・ガン、エド・アスキュウなど、様々な名だたるアーティストの録音やライヴのサポートを経た他、エスパーズのメンバーが参加した総勢10名によるプロジェクト、The Valerie Projectのメンバーとしての活動や、『Marina Abramovic: The Artist Is Present』のフィルム・スコアを手掛けるなど、その動向には枚挙にいとまがない。2013年3月にはニューヨークのグランドセントラル駅の100年祭にフィーチャーされたニック・ケイヴによるカラフルな馬の作品「Soundsuits」のパフォーマンスにハーピストで出演。翌2014年にはPew Center for Arts & Heritageのフェロー賞(1年に12名のみ)を受賞している。2016年にGhostly Internationalから『At The Dam』をリリースし、2017年には2011年から2016年にかけて暮らしていたフィラデルフィアの家で録音された音源をコンパイルした『Collected Peaces』を発表。その独特のアンビエント・ハープ・サウンドはジャンルの垣根を越えて多くの支持を得ている。
その後もリアル・エステイトとツアーを回り、シガー・ロス主催のフェスティヴァル『norður og niður』のストリングス・ステージにも出演を果たし、ヘッドランズ・アートセンターの音楽アワードも受賞した。2018年、『At The Dam』以来となるオリジナル・アルバム『Hundreds of Days』をリリースし、2019年には初来日を果たし、2020年にはSlowdiveのNeil Halsteadプロデュースのアルバム『Silver Ladders』をリリースし、NPR、Pitchfork、The New Yorkerなどの年間ベストにランクインした。

https://ghostly.ffm.to/mary-lattimore-silver-ladders
https://marylattimoreharpist.bandcamp.com
https://open.spotify.com/artist/38MKhZmMRHAZRz8LqtKIBw
https://twitter.com/marylattimore
https://www.instagram.com/maryoverthere
https://www.facebook.com/harpistmarylattimore/


Teen DazeがCascineと契約して12/10にリリースした新作『Interior』からタイトル・トラックのヴィジュアライザー公開

photo credit: Hana Pesut

photo credit: Hana Pesut

カナダはブリティッシュ・コロンビア州のプロデューサー、Jamison Isaakによるソロ・プロジェクトTeen Dazeが名門Cascineと契約して12/10にリリースしたニュー・アルバム『Interior』からタイトル・トラック「Interior」のヴィジュアライザーが公開されました。

 

Teen Daze new album “Interior” out now

Teen Daze – Interior – Edit (Official Visualizer)

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=F4VVlg6Lsvg

Directed by Scott Gelber

Artist: Teen Daze
Title: Interior
Label: PLANCHA / Cascine
Cat#: ARTPL-163
Format: CD / Digital
Release Date: 2021.12.10
Price(CD): 2,200 yen + tax

※日本盤ボーナス・トラック1曲収録
※解説・歌詞・対訳付き


Teen Daze新章へ。名門Casineと契約し、オリジナル・アルバムとしては2019年の『Bioluminescence』以来となるニュー・アルバムを完成。ベッドルームを飛び出しフロアも飛び越えていくドリーミー・ダンス・ミュージック!Teen Dazeのキャリア史上最もエレガントで魅力的な作品!

カナダはブリティッシュ・コロンビア州のプロデューサー、Jamison IsaakことTeen Dazeは、大人になって世界を股にかけるようになるとは予想だにしていなかったが、10代の頃に見たフランスのハウス・ミュージックのビデオに魅了され、それが今でも続いているのだという。”10代の頃に見たフランスのハウス・ミュージックのビデオが彼に魔法をかけたのです”と語っている。

海の向こうの合成された景色や音に刺激された彼は、プリミティヴなソフトウェアや録音プログラムを根気よく独学し、ずっと彼を魅了し続けたダンス・ミュージックの頭脳的でうっとりするような世界をリバースエンジニアリングしていた。そして10年後、ドリーミーなシンセポップとロマンティック・エレクトロニカの広大なディスコグラフィーを蓄積し、その過程で何度も地球を横断してきた彼のプロジェクトの旅のサブテキストは、「Teen Dazeは夢の実現である」という明確なものだった。

本作『Interior』はYumi Zoumaなどを輩出してきた名門Cascineと契約してのニュー・アルバム。Oneohtrix Point Neverなどの仕事でも知られるJoel Fordがミックス、Dave Cooleyがマスタリングを担当したこのアルバムは、ベッドルームから大部屋まで、恍惚とした高さで垣間見えるエレクトリックな未来への頌歌であり、知恵、傷、そして驚きのプリズムを通して屈折した初恋のようなアルバム。フィルター・ハウスと点滅するライト、ソフト・アシッドと蒸気のようなネオン、まるで『Akira』のティーンエイジャーが聴いているかもしれないような。

『Interior』は全8曲(日本盤はボーナス・トラック1曲追加の計9曲)。ジャズとアンビエントを横断するような作風をみせ、また、DIANA、Destroyer、The War on Drugs等の作品への参加でも知られるマルチ・インストゥルメンタリストのJoseph Shabason(崇高なファンタジアのオープニング曲「Last Time In This Place」)とヴォーカリストのセシル・ビリーヴ(グリッチ・グラマラスなアンセム「2AM (Real Love)」)によるコラボレーションは、このレコードのパレットを喚起的に広げている。『Interior』はJamisonによる自身の芸術的覚醒へのラブ・レターであり、若き日の発見と遠隔地での夢のパラダイムシフトへのラブ・レター。「Nite Run」、「Nowhere」、「Translation」などの曲は、Teen Dazeの数多い楽曲の中でもひときわ際立っており、テクスチャーの繊細さと感情の起伏が見事に融合している。スカイライン、逃避行、官能的なエネルギーが合わさった音楽であり、終わることのない夜の中で永遠に上昇していくかのよう。

ベッドルームを飛び出しダンス・フロアも超えてドリーミーに浮遊していくサウンド。間違いなくTeen Dazeのキャリア史上最もエレガントで魅力的な作品だ。


Track List (Digital):
1. Last Time In This Place (feat. Joseph Shabason)
2. Swimming
3. Nite Run
4. Nowhere
5. Interior
6. Still Wandering
7. 2 AM (Real Love) (feat. Cecile Believe)
8. Translation
9. Thru The City (Bonus Track)
10. Swimming – Edit
11. Interior – Edit
12. 2 AM (Real Love) (Feat. Cecile Believe) – Edit
13. Translation – Edit

Track List (CD):
1. Last Time In This Place (feat. Joseph Shabason)
2. Swimming
3. Nite Run
4. Nowhere
5. Interior
6. Still Wandering
7. 2 AM (Real Love) (feat. Cecile Believe)
8. Translation
9. Thru The City (Bonus Track)

 

photo credit: Hana Pesut

Teen Daze:

現在はカナダはブリティッシュ・コロンビア州を拠点に活動しているJamisonによるエレクトロニック・ドリーム・ポップ・ソロ・プロジェクト。元々は セルフでデジタル・リリースしていた音源がチルウェイヴ・ムーヴメントに乗って注目を集め頭角を現したが、ロックからクラブ・ミュージックまで幅広い音楽 的素養を持つ彼は着実な進化をみせ、もはやその範疇に収まらないサウンドを構築している。2012年にファースト・アルバム『All Of Us, Together』、セカンド・フル『The Inner Mansions』を立て続けにリリースし、2013年には早くもサード・アルバム『Glacier』を発表。これまでの流れを汲みつつアンビエント・テイストを深めたサウンドを披露し、さらなる評価を高め、初来日も果たした。そして2015年初頭に新作EP『A World Away』をBandcampにてセルフ・リリース。その後ボーナス・トラックを含めたアルバム仕様にてPLANCHAからCD化された。2015年には4作目となるフル・アルバムにして初のバンド編成での作品『Morning World』をリリース。2017年には再びソロに戻り、多数のゲスト迎えた5作目『Themes For Dying Earth』を発表し、3度目の来日ツアーも果たした。2019年にはデジタルとナチュラルの見事な調和をみせたアルバム『Bioluminescence』をリリース、2020年には日常をリフレッシュするコンセプチャルな音源シリーズ、『Reality Refresh』を見せた。2021年、名門Casineと契約しニュー・アルバムのリリースを発表した。また、リミキサーとしても多数のアーティストを手掛けている才人である。


RVNG Intl.が新たにサインした“音の写真家”とも称されるイスタンブール出身グラスゴー拠点の注目の逸材Isik Kuralがニュー・シングルをリリース&ミュージック・ビデオを公開

Photo Credit: Matthew Arthur Williams

Photo Credit: Matthew Arthur Williams

ブルックリンの最先鋭レーベルRVNG Intl.とサインした、”音の写真家”とも称されるイスタンブール生まれでグラスゴーを拠点に活動する注目のミュージシャン、Isik Kuralが、今年の初めにRVNGのコンピレーション『Salutations』に参加し披露した楽曲に続く2枚目のシングル「film festival」がリリースし、ミュージック・ビデオも公開されました。

 

Isik Kural new single “film festival” out now


Artist: Isik Kural
Title: film festival
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Format: Digital Single

Listen / Buy: https://orcd.co/8m1922a

Isik Kural – film festival (Official Video)
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=Zbt01yRyoFA

Video by CY

Kuralは、音の写真家のように、人生の瞬間の重要なスナップショットのように時間の経過と回帰を記録する。

「film festival」では、Isikは冬の穏やかさにフォーカスした雪のセレナーデを作曲。“あなたに会えて嬉しい、それだけです。雪は顔を好きになり、手のしわひとつひとつにキスをする。”と、Isikは彼の声の柔らかい容器の周りに繭を作るループの狭間にささやく。ピアノの音は初雪のように降り注ぎ、その穏やかな優美さは儚く、まるで映画のようだ。

イスタンブールに生まれたIsikは、マイアミ大学で音楽工学を学び、その後ニューヨークに降り立ち、最終的にグラスゴーに定住して、サウンドデザインの修士号とオーディオ・ヴィジュアルの実践に没頭。様々なプロジェクトや都市を行き来する一方で、彼の中には、日常の輝きに満ちた世界のヴィジョンから得られる声が育まれていった。

まるで映画の予告編のような「film festival」は、聴き手をIsikの音のミニチュアの中に招き入れ、新年に何が起こるのかを静かに示唆している。


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