Author: PLANCHA

カラフルでドリーミーな独創的サウンドをみせるLAのベッドルーム・ポップ奇才Dylan MoonがRVNGから6/17リリースのセカンド・アルバム『Option Explore』で日本デビュー決定。先行ファースト・シングル「10 Apples」がリリース&MVが公開。

credit Gabriella Talassazan

credit Gabriella Talassazan

ロサンゼルスを拠点に活動する様々なエッセンスを織り交ぜ唯一無二のドリーミーでカラフルなサウンドを見せるベッドルーム・ポップの奇才、Dylan MoonのMOJO、Pitchfork、Uncut、Loud & Quiet、Bandcamp Dailyなどで絶賛された2019年のデビュー作『Only the Blues』に続く名門RVNG Intl.からのセカンド・アルバム『Option Explore』で日本デビューが決定。先行ファースト・シングル「10 Apples」がリリース&MVが公開されました。

 

Dylan Moon new album “Option Explore” 6/17 release


Artist: Dylan Moon
Title: Option Explore
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Cat#: ARTPL-172
Format: CD / Digital
Release Date: 2022.06.17
Price(CD): 2,000 yen + tax

※解説・歌詞・対訳付き予定
※ボーナス・トラック収録予定

Pre-order / Pre-save: https://orcd.co/2axr15n


ロサンゼルスを拠点に活動する様々なエッセンスを織り交ぜ唯一無二のドリーミーでカラフルなサウンドを見せるベッドルームSSW、Dylan MoonのMOJO、Pitchfork、Uncut、Loud & Quiet、Bandcamp Dailyなどで絶賛された2019年のデビュー作『Only the Blues』に続く名門RVNG Intl.からのセカンド・アルバム『Option Explore』で日本デビュー!

Dylan Moonの2枚目のフル・アルバム『Option Explore』は、過去と現在のポップの土俵をガラス越しに探索し、作り手がサブジャンルから次のジャンルへと移り変わる間に発見され捨てられた周波数、音色、夢によってフィルターを通した巧妙でカラフルな楽曲の集合体である。

彼の2019年のデビュー・アルバム『Only the Blues』からの大きな出発を告げるもので、その中心はサイケデリアの片隅にある寂れたフォーク・レコードである。少し神秘的ではあるが、最終的にはその内部の論理が明晰で、独立した、しかし歌える曲を惜しみなく収録しているのだ。2020年のEP『Oh No Oh No Oh No』は、彼の作曲とリスニングの習慣の変化を示唆し、2021年のコンピレーション『Moon’s Toons Vol.1』で最高潮に達することになる。『Option Explore』では、Dylanは意志を持って多数のものを紡ぎ出している。シンセポップの入念な研究、歪んでいながら揺るぎないギター・グルーヴへの傾倒、そして巧みな作曲能力によって、彼はありえない収束に身を任せ、ジャンルの神聖さを無視した、深く未来的なものに到達している。

『Option Explore』の指針となったのは、「探索/利用のトレードオフ」という概念だった。これは、計算神経科学や精神医学で採用されている採餌行動のメカニズム。彼は探索的採餌を楽曲制作のマニフェストとして掲げ、サウンド・アレンジに何百時間も費やし、終わりのない、際限のない音楽を構築している。これらの曲の多くは、決定的な作曲の慣習を避け、プリセットの再生ボタンを押すというより、ラジオのダイヤルを回すような音になっている。曲はまるで途中から始まったかのように開始し、ほとんど前触れもなくフェードアウトしていくので、音が溶けていくような感覚を味わうことができる。

印象的である忘れ去られていた懐かしいデジタルな音色のリプロセッシングは、Television PersonalitiesやCleaners From Venus、そしてThe Clientele、Cate Le Bonといったその後のリバイバリストのポップ・クオリティと奇抜さに呼応している。しかし、彼の研究的な素材の探求と再利用は想像力に富んだもので、単純なノスタルジアではない。彼のプロセスが描こうとすることは、見たことのない色を視覚化しようとするような一見不可能とも思えるものであり、『Option Explore』は多くのものを参照しヒントを得ているが、最終的には全く新しいものを探求することを選択している。

学生時代に電子音楽制作とサウンド・デザインを学び、ポップ・ミュージックの正確さに惹かれるようになった。その純粋さは『Option Explore』で凝縮され、強力な効果を発揮している。Dylanは、Scritti Polittiの洗練されたポップ美学、Buddy Hollyの教科書的なコード進行、J Dillaの断片的な構築感を取り入れた、一種の超文学的ジャンル・ハイジャッカーである。しかし、Moonはこれらの参照点を定型的な楽曲に仕上げるのではなく、それぞれの断片を無意識のうちに認識できる瞬間として再構築することを選択した。『Option Explore』は様々な要素を自ら咀嚼しエディットした独創的な作品であり、決して作風の模倣ではない。

本作の収益の一部は、ロサンゼルスで唯一、住居、健康、雇用、支援活動を通じて女性のホームレス状態を解消することに特化した組織、Downtown Women’s Centerのために使用されます。


Track List:
01. 10 Apples
02. Spandex Simple
03. Creaking
04. Plot Points
05. Dröm
06. Hmm
07. Understand
08. I-80
09. Fortuna
10. Again
11. Deep Time
12. Niddle Noddle
13. Honey Dewy
14. Hello Mirage
15. Look
※日本盤はLPと同じ15曲入り(US盤CDは13曲)
※ボーナス・トラック追加予定

 

Dylan Moon new single “10 Apples” out now


Artist: Dylan Moon
Title: 10 Apples
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Format: Digital Single

Buy / Listen: https://orcd.co/qpbnnnk

Dylan Moon – 10 Apples [Official Video]

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=jF3yOWqUfq4


緊急リリース!人気急上昇中の米バージニア州を拠点に活動する大注目のベッドルームポップ・アーティスト、Kate BollingerがGhostly Internationalと契約して放つ新作EP『Look at it in the Light』にボーナス・トラック2曲を追加して日本限定のCDがリリースが決定

Photo by CJ HARVEY

Photo by CJ HARVEY

人気急上昇中の米バージニア州を拠点に活動する大注目のベッドルームポップ・アーティスト、Kate BollingerがGhostly Internationalと契約して放つ新作EP『Look at it in the Light』にボーナス・トラック2曲を追加した日本限定のCDが4/29に急遽リリース決定致しました。

現在収録曲から「Who Am I But Someone」、「Lady in the Darkest Hour」、「Yards / Gardens」、「Shadows」(ボーナス・トラックとして収録)が公開されております。

Kate Bollingerは2020年にデビュー以来EPリリースのみでフル・アルバムはまだリリースしていないにも関わらず、最近ではReal Estate、Faye Websterのツアーのサポート・アクトも務めるなど、注目度が非常に高まっているUSインディ・シーンの逸材です。

 

Kate Bollinger “Look at it in the Light” Japan only CD 4/29 release


Artist: Kate Bollinger
Title: Look at it in the Light
Label: PLANCHA / Ghostly International
Cat#: ARTPL-171
Format: CD
Release Date: 2022.04.22
Price(CD): 2,000 yen + tax

※日本独自CD化
※ボーナス・トラック2曲収録
※解説・歌詞・対訳付き予定


緊急リリース!人気急上昇中!米バージニア州を拠点に活動する大注目のベッドルームポップ・アーティスト、Kate BollingerがGhostly Internationalと契約して放つ新作EP『Look at it in the Light』にボーナス・トラック2曲を追加して日本限定のCDがリリース決定!親しみやすいメロディとまろやかな歌唱、そしてタイムレスなフォーク・ポップ・サウンドが極めて魅力的で、世代を超えて親しまれることは間違いない。最近ではReal EstateやFaye Websterとのツアーを果たしている超注目の逸材!

Kate Bollingerの曲は、魅力的なメロディとスマートなフレーズで日常のネガティヴなムードを浄化し、心地よい余韻を残す。
彼女はバージニア州リッチモンドの自宅で、潜在意識に導かれるままに曲を書き、そのプロセスを夢想にたとえている。多くの曲は個人的なもので、自分の居場所を見つけるために表面化した感情を綴っているが、彼女はリスナーと自分なりの方法でつながるために、どんな曲であってもいいと考えている。
彼女の音楽世界は、リラックスし、優しく、控えめである。その中には、時代を超えた感性、小さな物事とその対極にあるものに気づくソングライターの才能が息づいている。闇と光、痛みと喜び、現実と逃避。

Kateのプロジェクトは、友人たちとの共同作業である。ミュージック・ビデオを撮影し、彼女のコミュニティのミュージシャンたちとフォーク・ポップの楽曲を彩るというもの。ジャズのバックグラウンドを持つ敏腕プレイヤーたちが、彼女のファーストEP『I Don’t Wanna Lose』をライヴ・テイクとして1日でレコーディングし、それをスローダウンして2020年のEP『A word becomes a sound』を作り上げた。時に早口で歌うが、ライヴではそれが仇となり、「この曲のいくつかは口パクになる」と冗談を言う彼女はいつもそのような自由なスタイルのシンガーに惹かれ、長年のコラボレーターであるJohn Trainumがスタジオでラッパーと仕事をするのを見て、素早く書く習慣を身につけたのである。Kate、Trainum、そしてプレイヤーたちは、2021年の春、新たな楽曲を探求するためのセッションに興奮しながら戻ってきた。60年代と70年代の音楽、特に古いビートルズのデモの多くに触発されて、彼らは音の方向性と透明性に焦点を当てた。
「ベース、ギター、ドラム、キーボード、それぞれの楽器が単独でも十分に良いパートを演奏しているのが好きなんだ」と言い、その明瞭さはEPのテーマにも受け継がれている。軽快でソフトなサイケデリック・ナンバーの「Who Am I But Someone」では、心地よさに身を委ね、「人生で慣れ親しんだものを捨てないために、私が取るべき手段」をシャッフルしている。Kateはこの曲のデモを、TrainumとギタリストのChris Lewisと一緒に、月極めの共同倉庫で録音でレコーディング。彼女が一人で書いた曲をベースに、後にスタジオにてフル・バンドで完成させた。「Yards / Gardens」では、明るく軽快なベースラインとキックの上で、詩がスキップしながら、フルスイングしているのがわかる。ギター・リフがブリッジで展開され、彼女の描くラインを楕円のようになぞっている。

ストリングスをフィーチャーした「Lady in the Darkest Hour」は、Matthew E. WhiteのSpaceBomb Studios専属アレンジャーのTrey Pollard(Natalie Prass、Helado Negro)とセッションしたもので、このアルバムで最も豪華な楽曲である。この曲では、彼女のメロディ・ラインはほろ苦くも心強く、黄金色に輝く楽器のうねりによって高揚感を与えている。Kateはリズムとメロディーの上に言葉を乗せながら、意味を探し求め、明るい表現で対象を映し出す。彼女はこの素晴らしいEPをフルに使って、常に存在する人生の驚きの中で自分の足元を見つめている。

日本盤にはEPに未収録のシングル「Shadows」と「Yards / Gardens」の貴重なデモ音源が収録されている。CDリリースは日本のみ。


Track List:

1. I Found Out
2. Who Am I But Someone
3. Look at it in the Light
4. Yards / Gardens
5. Lady in the Darkest Hour
6. Connecting Dots
7. Shadows [Bonus Track]
8. Yards / Gardens (Demo) [Bonus Track]

Kate Bollinger – Who Am I But Someone (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=iHuXtZ-GlWw

Kate Bollinger – Lady in the Darkest Hour (Visuals)
https://www.youtube.com/watch?v=Su6ThVTl0IU

Kate Bollinger – Yards / Gardens (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=RPrB1wC9VtU

Kate Bollinger – Shadows (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=HI81PhBXOT0

 


独自のサウンドで現代シンセポップ・シーンとは一線を画す逸材、モントリオールのTess Robyが4/22発売の新作『Ideas of Space』から新曲「Path」をリリース&ミュージック・ビデオが公開。

credit Ryan Molnar

credit Ryan Molnar

“Tess Robyが、現代のシンセポップ界に君臨するアーティストたちと一線を画しているのは、Robyのサウンドが現代のシーンとは全く違う音を出しているという事実である。Peter GabrielとNicoの間に生まれた不浄な愛の子(ただし、シンプルで甘いヴォーカル・メロディーとパターンを好む)のようなサウンドで、Robyの音楽は「宇宙の彼方まで届く」ような「幽玄さ」には決して安住していないのだ。彼女の音楽は、大げさでなく構築され、不安にさせることなく動き、完全に彼女自身の謎めいた音楽スタイルである。”
– The A.V. Club

2018年にItalians Do It Betterからアルバム『Beacon』で輝かしくデビューし、各所で高い評価を得た、モントリオールの才人、Tess Robyの4/22にリリースされる待望のセカンド・アルバム『Ideas of Space』から先行サード・シングル「Path」がリリース&コラボレーターのHugo Bernierと共に監督・撮影したビデオも公開されました。

「Path」は、Tess Robyが作曲、演奏、プロデュースし、ドラム・プログラミング、レコーディング、ミキシングはAustin Tufts (BRAIDS)が担当しています。

Tessは次のように語っています。
“この映像の16mm映像は、『Path』が書かれる前の2019年に撮影されたものです。Hugoと私はその映像をしばらくそのままにしていて、時には完全に忘れてりしていたんだけれど、いつもその美しさとシンプルさに戻ってくるのです。作曲中、その映像をスタジオに置いていたら、曲の一部にインスピレーションを与えることになったんです。映像が曲作りに影響を与えるというような作業は初めてでした。普段の映像との付き合い方を覆すような、面白いプロセスでしたね。あの映像が撮影された当時から大きな変化があり、今、この瞬間の私が、当時の自分に語りかけるような映像との組み合わせは、自然なことでした。この瞬間、「あなたは見下ろしている、私は手を差し伸べている、あなたのようにそれを見ることができれば」と自分自身に話しかけます。”

なお、現在Men I Trustとカナダ・ツアーを回っております。
今後のツアー日程はこちらです。

Tess Roby – Live Dates – Tickets

April 11 – Montreal – Corona Theatre w/ Men I Trust
April 12 – Montreal – Corona Theatre w/ Men I Trust
April 13 – Montreal – Corona Theatre w/ Men I Trust
April 23 – Toronto – The Garrison w/ Men I Trust
May 26 – Toronto – St Anne’s Parish Hall (Record Release Show)
June 2 – Montreal – PHI Centre (Record Release Show)

 

Tess Roby new single “Path” out now

Artist: Tess Roby
Title: Path
Label: PLANCHA / SSURROUNDSS
Format: Digital Single
Release Date: 2022.04.05

Written, Performed and Produced by Tess Roby
Drum Programming, Recording and Mixing by Austin Tufts
Mastered by Nik Kozub

Buy / Listen: https://orcd.co/grozrnm

Tess Roby – Path (Official Video)

YouTube: https://youtu.be/fkae-9a2av0

Directed by Tess Roby & Hugo Bernier
Shot by Hugo Bernier
Edited by Tess Roby

 

Tess Roby new album “Ideas of Space” 4/22 release


Artist: Tess Roby
Title: Ideas of Space
Label: PLANCHA / SSURROUNDSS
Cat#: ARTPL-166
Format: CD / Digital
Release Date: 2022.04.22
Price(CD): 2,200 yen + tax

※日本独自CD化
※解説:村尾泰郎
歌詞・対訳付き

Pre-order / Pre-save: https://orcd.co/y6avmkk


2018年にItalians Do It Betterからアルバム『Beacon』で輝かしくデビューし、各所で高い評価を得た、モントリオールの才人、Tess Robyの待望のセカンド・アルバム『Ideas of Space』。ぐっと進化を遂げた印象で、多彩且つ独特なシンセサイザーに、オペラのバックグラウンドを持つ崇高なヴォーカルを織り交ぜたアンビエント〜オルタナティヴ・フォークを横断するようなドリーミーなエレクトロニック・シンセポップ。その幻想的な世界観が聴き手を桃源郷へと誘う。BraidsのAustin Tufts、Joseph Shabason、Ouri等がコラボレーターとして参加。
3月〜4月にはMen I Trustのカナダ・ツアーのサポート・アクトも決定。

トロント出身で現在はモントリオールを拠点に活動しているTess Robyのセカンド・アルバムが完成し、日本デビューが決定。2018年にChromaticsなどをリリースする名門Italians Do It Betterからリリースしたファースト・アルバム『Beacon』で高い評価を得たが、本作『Ideas of Space』では自らのレーベルSSURROUNDSSを立ち上げ、ソングライター、プロデューサー、ミュージシャン、ミュージック・ビデオとアート・ディレクターまでを自ら務め、完全な芸術的独立を見せている。

前作リリース以降ミュージシャンとしての自信も技術も向上しており、より充実した制作を行うことができたようで、サウンドの構造はより広大になっている。コラボレーターとしてBraidsのAustin Tufts(ドラム/ドラム・プログラミング)、昨年Western Vinylから傑作をリリースしたマルチ・インストゥルメンタリストのJoseph Shabason(木管楽器/ドラム/フィールド・レコーディング)、Ghostly Internationalから作品をリリースしているOuri(チェロ)、そして実弟のEliot Roby(ギター)等が参加し、Tessが描き出す音の風景に複雑なテクスチャを加え彩りを添えている。

パーカッシヴなリズムに揺らめくシンセのレイヤーとTessのたおやかなヴォーカルが絡み合う「Century」で幕を開け、ドラムの上で浮遊感のあるギターとヴォーカルのタペストリーが印象的な「Eyes Like Babylon」を経て、ファースト・シングルにもなったタイトル・トラック「Ideas of Space」へ。うねるような躍動感のある催眠的なシンセとビートに迷い、問いかける声と、道しるべとなる声が交錯するある種のパワーと緊迫感を見せ、Tessの新章を明確に始まりを感じさせる曲。その後もドリーミーでアトモスフェリックなシンセと表情豊かなヴォーカルのレイヤーでそしてゲスト陣の演奏やアレンジをアクセントに、アンビエントとドリーム・ポップを融合させたような世界観を描き出し、リスナーをアーティストの内面へと引き込む。そこでは、心は部屋であり、身体は家。光と闇、重さと熱気、物理的なものと非物理的なものという二面性が、互いを行き来する。そしてTessの歌詞は、夢、記憶、現実の間を漂い、彼女の声の豊かな親密さによって生命を吹き込まれる。シンセのループは、織り成すヴォーカル・パターンとともに上昇〜下降することで、ミニマルかつ複雑なサウンドスケープを違和感なく構築している。

勿論ファースト・アルバムの延長線上にあるサウンドであるが、前述したように格段にスケールアップしている。しかしそれは決して仰々しい訳ではなく、淡く重層的でありながらも音の立体感は絶妙なバランス感を保っている。8年以上のオペラの経験に裏打ちされたヴォーカルの技術と先見性を持ったエレクトロニック・ミュージックのスキル、そしてリズムへの探求も感じられ、アーティストとしての明確な進化が伺える美しい傑作。


Track List:
01. Century
02. Eyes Like Babylon
03. Ideas of Space
04. Path
05. Walls Surrounding Water
06. Euphoria in August
07. Up 2 Me
08. House/Home
09. Cloud Cover
10. Elegy Revisited

All songs written and performed by Tess Roby
Produced by Tess Roby
Recorded in Montreal at Studio Toute Garnie with Austin Tufts, at The Bottle Garden with Peter Woodford, and at home
Mixed by Austin Tufts
Mastered by Nik Kozub
Album Cover & Graphic Design by Hugo Bernier

Synths, piano and vocals by Tess Roby
Drums and drum programming by Austin Tufts
Additional drums and drum programming by Tess Roby
Woodwinds on “Century”, “Eyes Like Babylon”
and “Elegy Revisited” by Joseph Shabason
Additional production, arrangement and drums on “Century”
by Joseph Shabason
Guitar on “Eyes Like Babylon” by Eliot Roby
Cello on “Euphoria in August” by Ouri
Field Recordings on “Elegy Revisited” by Joseph Shabason

Tess Roby:
1993年トロントに生まれで、現在はモントリオールを拠点に活動するミュージシャン/フォトグラファー。幼少のころから両親の音楽に囲まれて育ち、トロントの子供オペラ・カンパニーへ参加し、8年間学んだ後、父親のレコーディング・スタジオでギター、シンセ、ドラムマシンを試し、ソロ作品を制作し始める。
イギリスのダルトンにあるAshurst’s Beaconという18世紀の監視塔にちなんだ彼女のデビュー・アルバム『Beacon』は、この地域出身であった父親の死後、2015年に書かれたもので亡き父へ捧げられている。弟のEliotと共に録音したこの作品は、2018年にItalians Do It Betterレーベルからリリースされた。各所で高い評価を得て次作への期待が高まる中、遂にセカンド・アルバム『Ideas of Space』のリリースが決定しました。またフォトグラファーとしてCFCFやTOPSなどのアーティスト写真も手がけ、現在はビデオ&アート・ディレクターとしても活動を開始し、多岐にわたる才能を見せている。


CFCFが昨年リリースした最新アルバム『memoryland』の1周年を記念して多数のリミックス等を収録した拡張盤『memoryland enhanced』が4/13にデジタル・リリース決定!

2019年の初来日公演でのパフォーマンスも話題となった、モントリオールを拠点に活動している、様々なジャンルを横断し、多様なスタイルをみせる折衷的プロデューサー、Mike SilverによるCFCFが昨年リリースした自身が思春期に接していた音楽の様々なスタイルをミキサーにかけた万華鏡のようなサウンドで、空想と現実と記憶の間の溝を表現した最新アルバム『memoryland』からリリース1周年を記念して、多数のリミックスやデモ、日本盤CDに追加されたボーナス・トラックなどを収録した拡張盤『memoryland enhanced』が4/13にデジタル・リリース決定致しました!

先行シングル「Indiesong」がリリース&ヴィジュアライザーが公開されました。この曲は昨年のアルバムに収録されていたノイジーで疾走感のあるオルタナ・チューン「Punksong」のテンポを落としてよりグルーヴィ且つ酩酊感のあるサウンドにアレンジしたものです。

リミキサー陣はNYを拠点とするフィラデルフィア出身のエレクトロニック・アーティスト、Aidan Petersonによるプロジェクト、Instupendo、スウェーデンを拠点にするプロデューサーGregorian、レーベルYEAR0001の作品のアートワークを手がけるVictor SvedbergことIkaros、そしてソロ・アーティストとしても活動するMerelyの3人によるプロジェクトTeam Rockit、Malibu名義でも知られるDJ Lostboi、GiraffageとRyan Hemsworthによる新たなプロジェクト、Bodysync、NTSラジオの人気DJでもあるGRRL、MODERN LOVEから作品をリリースしているロンドン拠点のDJ/プロデューサー/ライターFlora Yin-Wong、Point Hsu等が参加していいます。

なお、先行シングルとしてもう1曲「Self Service 1999 (Instupendo Remix)」も公開されております。

 

CFCF new single “Indiesong” out now


Artist: CFCF
Title: Indiesong
Label: PLANCHA / BGM Solutions
Format: Digital
Buy & Listen: https://orcd.co/4jvmo6p

CFCF – Indiesong (Official Visualizer)

YouTube: https://youtu.be/BSWjvuzNSow

Scenes from
Passing Summer (Mein langsames Leben), 2001
and
Places in Cities (Plätze in Städten), 1998
dir. Angela Schanelec.

 

CFCF “memoryland enhanced” 4/13 on sale


Artist: CFCF
Title: memoryland enhanced
Label: PLANCHA / BGM Solutions
Cat#: ARTPL-150EN
Format: Digital
Release Date: April 13, 2022

Pre-order: https://cfcf.bandcamp.com/album/memoryland-enhanced

01. enhancedCD
02. Self Service 1999 (Instupendo Remix)
03. suburbilude (Team Rockit Remix)
04. Heaven (DJ Lostboi Edit)
05. Indiesong
06. After the After (Bodysync Remix)
07. Night/Day/Work/Home (GRRL Remix)
08. End/Gravure (Original Demo Version)
09. Life is Perfecto (Point Hsu Remix)
10. The Ultraviolet Room (Flora Yin-Wong Remix)
11. Codependence (Japanese Bonus Track)

 

Photo by Jodi Heartz & Alex Blouin

Photo by Jodi Heartz & Alex Blouin


CFCF:

モントリオールを拠点に活動するプロデューサー、Michael Silverによるソロ・プロジェクト。これまでPaper Bag、Acephale、RVNG Intl.、1080P、International Feel、 Driftless Recordings、Sounds Of Beaubien Ouestなど、様々なレーベルから作品をリリースしている。インディ・ディスコ~ポスト・ダブステップ~アンビエントなど幾多のエレクトロニック・ ミュージックを横断しつつも、常にクウォリティの高いサウンドを披露し、ジャンルを超えて高い支持を得ている。また、リミキサーとしてもその手腕を発揮しており、Crystal Castles、HEALTH、Owen Pallettなど多岐にわたるアーティストのリミックスを手がけており、Max Richerの作品のリミックスで2016年のグラミー賞にノミネートされるなど、現代のエレクトロニック・シーンで重要な人物の一人として地位を確立している。日本の音楽にも精通しており、dip in the poolとの交流も深い。2019年に『Liquis Colours』をリリースした後、同年11月に初の来日ツアーを行い、東京、新潟、大阪で公演を行った。東京、新潟ではdip in the poolと共演を果たした。また、ピアニスト、Jean-Michel Blaisとの共作アルバムもリリースしている。


ロンドンの4人組PREPが年内リリース予定の新作EPから第二弾となる新曲「Speaking Silence」をリリース

Photo Credit: Em Cole

Photo Credit: Em Cole

スティーリー・ダンやボビー・コールドウェルを指標にしつつ、コンテンポラリーR&B、エレクトロニカ、70年代から80年代にインスパイアされたポップなどのサウンドをブレンドし、日本のシティ・ポップからも多大な影響を受けているロンドンの4人組PREPが、来る新作EPから第二弾となる新曲「Speaking Silence」をリリースしました。

先日リリースされた第一弾シングル「The Kid」のアップビートなエネルギーとは異なり、この新曲はメロウでレイドバックしたサウンドに仕上がっております。

「この曲は、嵐の後の静けさを表現したもので、言い争いになって嫌な気持ちが一気に噴出した後、それを乗り越えて再び誰かと静かな親密さを見つけた時の余韻を表現しています」

PREPの新作EPは年内リリースを予定しております。ご期待ください。

 

PREP new single “Speaking Silence” out now


Artist: PREP
Title: Speaking Silence
Label: Bright Antenna Records
Format: Digital Single

Listen / Buy: https://ffm.to/speakingsilence

PREP – Speaking Silence (Official Visualizer)
YouTube: https://youtu.be/BaU3XcYrqUo

 
PREP(プレップ):
DrakeやAlunaGeorge等のレコーディングに参加し、グラミーにノミネートされたこともあるヒップホップ・プロデューサー、Dan Radclyffe、エレクロニカを好むクラシック/オペラ・コンポーザーのLlywelyn Ap Myrddin、George Fitzgeraldとツアー暦もある、ハウス・ミュージックのDJにしてドラマーであるGuillaume Jambel、Riton、Sinead Hartnett、Ray BLK等と共同制作暦のあるシンガー・ソングライター、Tom Havelockという様々な異なるバックグラウンドと確かな実力を持った4人組。2016年にUS西海岸の人気ブログ、Blah Blah Blah Scienceが運営するレーベル、B3SCIからリリースしたファーストEP『Futures』は、リリース後瞬く間に注目を集め、ヘビー・プレイ。アジア圏で圧倒的な人気を誇り、ライヴは軒並みソールドアウト。2018年5月にはニューEP『Cold Fire』をリリースし、初来日公演を行い、実力者ならではの卓越したパフォーマンスをみせ、絶賛された。その熱が冷めやらぬまま2018年11月には人気K-POPグループ、Monsta XのヴォーカルShownu(彼に取って人生初のフィーチャリング参加)と、坂本龍一も注目している韓国の新世代インディ・バンド、Se So NeonのSo!YoON!、LAの次世代のミニマル・ファンク・バンド、VulfpeckのCory Wongと、かつてはマイケル・ジャクソンやエルトン・ジョンなどのサポートもつとめ、「セッション王」とも称されるリビング・レジェンド、Paul Jackson Jr等が参加したEP『Line By Line』を発表。そして2019年にはサマーソニックのビーチ・ステージに初出演し、その後2度目となる単独公演も行い盛況を収めた。
R&B〜ブルー・アイド・ソウル〜ファンク〜ジャズ〜AORなど様々な素養を絶妙なバランス感覚でブレンドし、巧みな演奏の元、スウィートなハイトーン・ヴォーカルとハーモニーを駆使し、キャッチーなメロディと軽快なグルーヴを生み出すノスタルジックさと新しさを兼ね備えたスタイリッシュなポップ・サウンドはジャンルの垣根を越えて支持されている。

Facebook: https://facebook.com/prepband
Instagram: https://instagram.com/prepband
Twitter: https://twitter.com/PREP_band
YouTube: http://youtube.com/c/prepofficial
Soundcloud: https://soundcloud.com/prep
Spotify: https://spoti.fi/36ULKjs
Apple: https://apple.co/36URx8E
Website: https://prepofficial.com


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