Author: PLANCHA

Loraine James // Whatever The Weather初来日決定!Julius Eastmanの楽曲を再解釈したLoraine Jamesの新作アルバム『Building Something Beautiful For Me』の日本リリースも決定!

現代エレクトロ・ミュージック・シーンにおいて最も注目を集めているプロデューサーのひとり、Loraine Jamesの初来日が決定!本名名義と共に今年始動した別名義、Whatever The Weather名義でのパフォーマンスも披露!
そしてJulius Eastmanの楽曲を再解釈した新作アルバム『Building Something Beautiful For Me』の日本盤リリースも決定。

Hyperdubから良作を連発し、現代のエレクトロニック・ミュージック・シーンの筆頭株へと躍り出て、今年はアンビエント寄りの別名義Whatever The Weatherを始動し、Ghostly Internationalから傑作アルバムをリリースした、Loraine James // Whatever The Weatherの待望の初来日が決定!

そして、1990年に惜しくも他界したものの近年再評価が著しい才人、Julius Eastmanの楽曲を独自の感性で再解釈・再創造した芳醇で美しい、息を呑むようなオマージュである新作アルバム『Building Something Beautiful For Me』のリリースも決定。本日アルバムから新曲「Choose To Be Gay (Femenine)」がリリースされました。

 

Loraine James // Whatever The Weather
Japan Tour 2022

Loraine James 東京公演

日程:11/2(水・祝前日)
会場:CIRCUS TOKYO
時間:OPEN/START 23:00
料金:ADV ¥3,000 / DOOR ¥3,500

出演:
Loraine James
and more…

チケット:
イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3715180001-P0030001P021001?P1=1221
ZAIKO https://circustokyo.zaiko.io/item/351038

Whatever The Weather 東京公演

日程:11/3(木・祝日)
会場:CIRCUS TOKYO
時間:OPEN 18:00 START 19:00
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500 *別途1ドリンク代金600円必要

出演:
Whatever The Weather
and more…

チケット:
イープラス  https://eplus.jp/sf/detail/3715200001-P0030001P021001?P1=1221
ZAIKO https://circustokyo.zaiko.io/item/351039

Loraine James 大阪公演

日程:11/4(金)
会場:CIRCUS OSAKA
時間:OPEN/START 23:00
料金:ADV ¥3,000 / DOOR ¥3,500

出演:
Loraine James
and more…

チケット:
イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3715220001-P0030001P021001?P1=1221
ZAIKO https://circustokyo.zaiko.io/buy/1tjW:oO5:b7d7f

Whatever The Weather 大阪公演

日程:11/5(土)
会場:CIRCUS OSAKA<
時間:OPEN 18:00 START 19:00
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500 *別途1ドリンク代金600円必要

出演:
Whatever The Weather
and more…

チケット(9/12 12:00~発売開始):
イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3715240001-P0030001P021001?P1=1221
ZAIKO https://circustokyo.zaiko.io/item/351041

主催・企画制作:CIRCUS / PLANCHA
協力:BEATINK

 

Loraine James new album
“Building Something Beautiful For Me” 10/7 release


Artist: Loraine James
Title: Building Something Beautiful For Me
Label: PLANCHA / Phantom Liimb
Cat#: ARTPL-181
Format: CD / Digital

※日本独自CD化
※CDボーナス・トラック1曲収録予定
※解説付き

Release Date: 2022.10.07
Price(CD): 2,200 yen + tax


Loraine JamesからJulius Eastmanへの回答!
初来日も決定した現代エレクトロニック・ミュージック・シーンで最注目のプロデューサー、Loraine Jamesが、1990年に惜しくも他界したものの近年再評価が著しい才人、Julius Eastmanの楽曲を独自の感性で再解釈・再創造した芳醇で美しい、息を呑むようなオマージュ。

初来日も決定した現代エレクトロニック・ミュージック・シーンで最も注目を集めているプロデューサーの1人、ロレイン・ジェイムスが、1990年に惜しくも他界したものの近年再評価が著しいニューヨークの重要な作曲家ジュリアス・イーストマンへの息を呑むようなオマージュとして、彼の主要な楽曲を再解釈、再創造し、彼女からのイーストマンへの回答として制作した通算3作目の新作アルバムが誕生。

49歳の若さで惜しくも他界した同性愛者で黒人の作曲家、ピアニスト、ヴォーカリスト、そしてダンサーでもあったジュリアス・イーストマン。アーサー・ラッセルやメレディス・モンクとの共演などでも知られているものの、薬物依存症、ホームレスとなっていた彼はスポットライトを浴びることなく、ひっそりとこの世を去った。しかし、彼が残した創造的な作品の遺産は、困窮よりもはるかに祝福にふさわしいものである。彼の音楽は残念ながら一部しか残っていないが、本作は私たちが名前を挙げられる現代の偉大な作曲家と完全に歩調を合わせた、輝かしく美しい色合いの作曲家の描写を表している.

本作のリリース元であるPhantom Limbは幸運にもジュリアスのある兄ジェリー・イーストマンとのコネクションを持っており、20世紀の作曲におけるイーストマンの正当な地位を復活させようとする現在の評価の潮流を継続することを願い、この新しいプロジェクトを2021年の夏に開始した。そしてロレインには、イーストマンのオリジナル曲(ジェリー・イーストマン提供)、Renee Levine-Packer & Mary Jane Leachの啓発的な伝記『Gay Guerilla』(ロチェスター大学出版、2015年)、変換したしたMIDI音源(Phantom LimbのA&RであるJames Vella提供)が提供され、結果として、アルバム『Building Something Beautiful For Me』は繊細さと感受性をもってイーストマンという才能の光を届けているのである。ロレインは、サンプル、メロディのモチーフ、テーマ、イメージ、そしてイーストマンの規範からインスピレーションを得て、サンプルをスライスし、エディットして切り刻んで、楽器のように演奏し、イーストマンの才能を崇拝しながら、彼女自身のスタイルを貫く素晴らしいアルバムを作り上げた。楽曲に静と動を横断してくような様々な展開をみせるサウンドは、ロレイン・ジェイムスと別名義Whatever The Weatherの中間のような色合いを見せている。

チャレンジングな環境で若くてゲイで黒人(ロレインはクィア黒人女性)のインディペンデントなクリエイターと同じような言葉で話す2人のミュージシャンは、5年半の人生の隔たり(ロレインは1995年生まれ)があるにも関わらず、密接に結ばれている。ロレインは多くの楽曲にイーストマンの原題を入れ、括弧書きで原曲を示すことで、天上から崇高なものへと続く作品の系譜を明確に示している。

イーストマンが残した原稿用紙の余白にインスパイアされたアルバム・パッケージには、高い評価を得ている黒人のデザイナー、Dennis McInnesが起用されている(Phantom Limbはイーストマンの重要なコードに沿って、レコードを完成させるために黒人のクリエーターを起用した)。


TRACK LIST:

1. Maybe If I (Stay On It)
2. The Perception of Me (Crazy Nigger)
3. Choose To Be Gay (Femenine)
4. Building Something Beautiful For Me (Holy Presence of Joan d’Arc)
5. Enfield, Always
6. My Take
7. Black Excellence (Stay On It)
8. What Now? (Prelude To The Holy Presence Of Joan D’Arc)
+ CDボーナス・トラック1曲収録

 

Loraine James new single
“Choose To Be Gay (Femenine)” out now

Artist: Loraine James
Title: Choose To Be Gay (Femenine)
Label: PLANCHA / Phantom Liimb
Cat#: ARTPL-181
Format: Digital Single
Buy / Listen: https://orcd.co/vby2x5p

 

Credit Suleika Müller

Credit Suleika Müller

Loraine James // Whatever The Weather:

ロレイン・ジェイムス(Loraine James)はノース・ロンドン出身のエレクトロニッック・ミュージック・プロデューサー。エンフィールドの高層住宅アルマ・エステートで生まれ育ち、母親がヘビーメタルからカリプソまで、あらゆる音楽に夢中になっていたおかげで、エレクトロニカ、UKドリル、ジャズなそ幼少期から様々な音楽に触れることとなる。10代でピアノを習い、エモ、ポップ、マス・ロックのライヴに頻繁に通い(彼女は日本のマスロックの大ファンである)、その後MIDIキーボードとラップトップで電子音楽制作を独学で学び始める。自宅のささやかなスタジオで、ロレインは幅広い興味をパーソナルなサウンドに注ぎ込み、やがてそのサウンドは独自の特徴へと進化していった。
SquarepusherやTelefon Tel Avivといった様々なアーティストやバンドに影響を受けながら、エレクトロニカ、マスロック、ジャズをスムーズにブレンドし、アンビエントな歪んだビートからヴォーカル・サンプル主導のテクノまで、独自のサウンドを作り上げた。
彼女は2017年にデビュー・アルバム『Detail』をリリースし、一部のオーディエンスにしか届かなかったものの、DJ兼プロデューサーであるObject Blueの耳に留まった。彼女はロレインの才能を高く評価し、自身のRinse FMの番組にゲストとして招き、Hyperdubのオーナーであるスティーヴ・グッドマン(別名:Kode 9)にリプライ・ツイートをして、Hyperdubと契約するように促した。それが功を奏し、Hyperdubは2019年に彼女独特のIDMにアバンギャルドな美学と感性に自由なアプローチを加えたアルバム『For You and I』をリリースし、各所で絶賛されブレイク作となった。その後、彼女は『Nothing EP』、リミックス、コラボレーションをコンスタントにリリースし、2021年に同様に誠実で多彩なフルレングス『Reflection』を発表し、さらなる評価を獲得した。

そしてロレインは本名名義での活動と並行して、別名義プロジェクトWhatever The Weatherを2022年に始動した。パンデミック以降の激動のこの2年間をアートを通じて駆け抜けてきた彼女はNTSラジオでマンスリーのショーを始め、Bandcampでいくつかのプロジェクトを共有し、前述したHyperdubから『Nothing EP』と『Reflection』の2作のリリースした。そして同時に自身が10代の頃に持っていた未知の創造的な領域へと回帰し、この別名義プロジェクトの発足へと至る。Whatever The Weather名義ではクラブ・ミュージックとは対照的に、キーボードの即興演奏とヴォーカルの実験が行われ、パーカッシヴな構造を捨ててアトモスフィアと音色の形成が優先されている。
そしてデビュー作となるセイム・タイトル・アルバム『Whatever The Weather』が自身が長年ファンだったというGhoslty Internationalから2022年4月にリリースされた。Loraineは本アルバムのマスタリングを依頼したTelefon Tel Aviv、HTRK(メンバーのJonnine StandishはロレインのEPに参加)、Lusine(ロレインがリミックスを手がけた)など、アンビエントと親和性の高いGhostly Internationalのアーティスト達のファンである。
「天気がどうであれ」というタイトルにもちなんで、曲名は全て温度数で示されている。周期的、季節的、そして予測不可能に展開されるアンビエント〜IDMを横断するサウンドで、20年代エレクトロニカの傑作(ele-king booksの『AMBIENT definitive 増補改訂版』にも掲載)として幅広いリスナーから支持を得ている。

 


GARDEN CITY MOVEMENT JAPAN TOUR 2022

Garden City Movementの2度目の来日が急遽決定!今回の来日では通常のライヴ・セットに加え、最新のクラブ仕様のハイブリッド・セットも披露!

そして10/4のバンド・セット公演にはGCMと楽曲でコラボレーションも果たしたMONJOEがバンド・セットにて、10/5のハイブリッド・セット公演には大沢伸一の出演が決定!

2019年の初来日でオーディエンスを熱狂させた、イスラエルはテルアヴィヴを拠点に活動中の、エレクトロ・ポップ・バンド、Garden City Movement(ガーデン・シティ・ムーヴメント)の2度目となる来日が緊急決定!今回は何と通常のバンド編成のライヴ・セットと、最新のクラブ系セットのHybrid-setを披露する。

2017年9月にPLANCHAからリリースした日本デビュー盤『Move On』と、2018年3月にLate Night Tales / BEAT RECORDSからリリースしたフル・アルバム『APOLLONIA』が、未だロング・セラー中のGarden City Movement。

James Blake以降を思わせるネオ・ソウル的感覚と、FKJのようなスタイリッシュさ。ドリーミーなアトモスフィアを纏いながら、ジャンルに縛られることのなく進化し続ける多彩なサウンドは音楽、ファッションの垣根を越えて幅広いリスナーから支持を得ている。

今回の来日では通常のバンド編成のライヴ・セットと、先日YouTubeで公開し、すでに30万以上の再生を記録しているクラブ仕様の最新セット、Hybrid-Setの両方を披露する2日間。是非彼らの最新パフォーマンスをご体感ください。

また、10/4のバンド・セット公演にはGCMと楽曲でコラボレーションも果たし交流の深いMONJOEがバンド・セットで、本邦初披露となる10/5のハイブリッド・セット公演には大沢伸一が出演し彩りを添えます。

 

GARDEN CITY MOVEMENT JAPAN TOUR 2022

 

GARDEN CITY MOVEMENT JAPAN TOUR 2022
DAY 1: BAND-SET | GUEST: MONJOE


日程:10/4(Tue)
会場:CIRCUS Tokyo
時間:open 18:30 start 19:30
料金:ADV ¥4,500 / DOOR ¥5,000 *別途1ドリンク代金600円必要

出演:
Garden City Movement
MONJOE

チケット:e+ 発売中 https://eplus.jp/sf/detail/3706690001

 

GARDEN CITY MOVEMENT JAPAN TOUR 2022
DAY 2: HYBRID-SET | GUEST: SHINICHI OSAWA


日程:10/5(Wed)
会場:CIRCUS Tokyo
時間:open 18:30 start 19:30
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500 *別途1ドリンク代金600円必要

出演:
Garden City Movement
Shinichi Osawa

チケット:e+ 発売中 https://eplus.jp/sf/detail/3706700001-P0030001

Garden City Movement-Hybrid Set
https://www.youtube.com/watch?v=NdzAxEYX0GI

主催・企画制作:CIRCUS / PLANCHA
協力:BEATINK

 


Garden City Movement:

イスラエルはテルアヴィヴにてRoi Avital (Vocals, Keyboards, Guitars)、Joe Saar (Guitars, Sampler, Keyboards)、Johnny Sharoni (Vocals, guitars,Sampler, Percussion)の3人により2013年に結成。同年10月にファースト・シングル「Casa Mila」(当初はBLDG5のコンピ『Ground Floor』に収録)を発表し、後にEP『Entertainment』をリリース。11月にはPitchforkを通じて彼らの代表曲となるセカンド・シングル「Move On」のリリースが発表される。「Move On」は翌年3月にMVが公開。音楽レーベルMe and Youの共同創始者で、アートやファッション界からも注目を集めている、新進気鋭のアーティストMayan Toledanoが手がけた映像は瞬く間に話題となり、MTVイスラエルのアワードでは「ベスト・ミュージック・ビデオ」に選出さ、現在までに250万回以上の再生数を記録している。6月にはセカンドEP『Bengali Cinema』をリリースし、シングル・リリースされたタイトル・トラック「Bengali Cinema」も注目を集め、7月にはBoiler Roomに初登場を果たす。9月には「Terracotta」がNinja Tuneのコンピ『Ninja Jamm – EP Bundle 5』にフィーチャーされるなど、順調な活動を果たしていく。
2015年にはロンドンのレーベルThe Vinyl FactoryとBLDG5の共同リリースによるニューEP『Modern West』を、2016年にはシングル「She’s So Untouchable」をリリース(その後2017年にリミックスや別テイクを加えてEPリリースされた)。「She’s So Untouchable」のMVは再びMayan Toledanoが手がけ、こちらも現在までに160万回以上の再生を記録している。

2017年にはこれまでリリースしたEP作の楽曲にシングル「She’s So Untouchable」及び、フィジカル未収録の楽曲などをボーナスとして加え、アーティスト本人監修の元、日本独自のアルバム仕様に仕上げた日本独自アルバム『Move On』を発表し、日本でも注目を集める。
そして2018年にKhruangbin等を輩出したロンドンのレーベル、Late Night Talesと契約を果たし、2018年に、EP作で培って来たスキルを集約し、さらに飛躍させた現時点での集大成ともいえるファースト・フル・アルバム『Apollonia』を発表(日本流通盤はBeat Recordsからリリース)。さらなる評価を獲得する。

ライヴにも定評があり、これまでBonobo、Caribou、Alt-J、Disclosure、Bondax、Blonde Redhead、Apparat等と様々なアーティストと共演を果たしているが、2019年には初来日を果たし、その音源からは想像できないほどのパワフルでエネルギッシュなパフォーマンスでオーディエンスを熱狂させた。

ARTPL-092
Artist: Garden City Movement
Title: Move On
Label: PLANCHA
Cat#: ARTPL-092
Format: CD / Digital
※解説・歌詞・対訳付き
※日本独自企画アルバム
※ボーナス・トラック4曲収録
Release Date: 2017.09.15
Price(CD): 2,000 yen + tax
Release info: http://www.artuniongroup.co.jp/plancha/top/releases/artpl-092/


Artist: Garden City Movement
Title: Apollonia

Label: Late Night Tales / BEAT RECORDS
Cat#: BRALN48

Format: CD 国内仕様盤
Release Date: 2018.03.16
Price(CD): 1,857 yen + tax

Release info: https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=9388

 


MONJOE:

トラックメイカー/プロデューサー、杉本亘のソロ・プロジェクト。2020年、イスラエルの人気アーティストGarden City Movemetとのコラボレーション曲で本格的なソロ活動をスタート。その後もGLIM SPANKYやRyohu、King Gnu新井和輝とのコラボレーション曲を立て続けにリリース。2022年5月には、雨のパレードのヴォーカル・福永浩平をヴォーカルに迎え、高橋健介(LUCKY TAPES)、田口恵人(LUCKY TAPES)、MELRAWらが参加した「Familia」をリリース。

更に、BMSG所属のラッパー edhiii boi、RUI、TAIKIの楽曲や、向井太一、AAAMYYYといったアーティストの楽曲プロデュースやコラボレーション、リミックスを手掛ける他、榮倉奈々と賀来賢人が共演し話題となった「ハーパーズバザー」のスペシャルムービーや、UNITED TOKYOの2022年A/Wランウェイショウの音楽を担当するなど幅広い活動を続ける。

 


大沢 伸一
Shinichi Osawa:

音楽家、作曲家、DJ、プロデューサー。国内外の様々なアーティストのプロデュース、リミックスを手がける他、広告音楽、空間音楽やサウンドトラックの制作、アナログレコードにフォーカスしたミュージックバーをプロデュースするなど幅広く活躍。2017年14年振りとなるMONDO GROSSOのアルバム『何度でも新しく生まれる』をリリース。満島ひかりが歌う「ラビリンス」のミュージックビデオはこれまでに3000万回以上再生されている。おもなサントラ担当作品にTVアニメ「BANANA FISH」、蜷川実花監督映画「ダイナー」。現在は新ユニットRHYME SOで東京から世界へ楽曲を発信している。

https://www.shinichi-osawa.com/


WHATEVER THE WEATHER

Whatever The WeatherはHyperdubから良作をリリースしているノース・ロンドンのプロデューサー、Loraine Jamesによる別名義プロジェクト。Loraineはパンデミック以降の激動のこの2年間をアートを通じて駆け抜けてきた。NTSラジオでマンスリーのショーを始め、Bandcampでいくつかのプロジェクトを共有し、Hyperdubから『Nothing EP』と、2019年のブレイク作『For You and I』以来となるアルバム『Reflection』の2作のリリースした。そして同時に自身が10代の頃に持っていた未知の創造的な領域へと回帰し、この別名義プロジェクトの発足へと至る。Whatever The Weather名義ではクラブ・ミュージックとは対照的に、キーボードの即興演奏とヴォーカルの実験が行われ、パーカッシヴな構造を捨ててアトモスフィアと音色の形成が優先されている。
そしてデビュー作となるセイム・タイトル・アルバム『Whatever The Weather』が自身が長年ファンだったというGhoslty Internationalからリリースされた(Loraineは本アルバムのマスタリングを依頼したTelefon Tel Aviv、HTRK、Lusineなど、アンビエントと親和性の高いGhostly Internationalのアーティストたちのファンである)。「天気がどうであれ」というタイトルにもちなんで、曲名は全て温度数で示されている。周期的、季節的、そして予測不可能に展開されるアンビエント〜IDMを横断するサウンドで、20年代エレクトロニカの傑作(ele-king booksの『AMBIENT definitive 増補改訂版』にも掲載)として幅広いリスナーから支持を得ている。


反復とポリリズムを駆使しスリリングで中毒性の高いインストゥルメンタルを構築するHorse Lordsが名門RVNG Intl.と契約してのニュー・アルバム『Comradely Objects』が11/4にリリース決定!ファースト・シングル「Mess Mend」がリリース&MVも公開!

Photo credit: Margaret Rorison

Photo credit: Margaret Rorison

反復とポリリズムを駆使し、マス/ポストロック+プログレ+フリー・ジャズとでも形容できそうなスリリングで中毒性の高いインストゥルメンタルを構築する、ボルチモアのAndrew Bernstein(サックス、パーカッション、エレクトロニクス)、Max Eilbacher(ベース、エレクトロニクス)、Owen Gardner(ギター、エレクトロニクス)、Sam Haberman(ドラム)による4人組インストゥルメンタル・バンド、Horse LordsがNYの名門、RVNG Intl.と契約して放つ通算5枚目のニュー・アルバム『Comradely Objects』が11/4にリリース決定(本作が初の日本盤リリース)。ファースト・シングル「Mess Mend」がリリース、MVも公開されました。

バンドによると、”「Mess Mend」は『Comradely Objects』で探求された新しい作曲の方向性の一例で、2020年に(パンデミックで)ライヴ演奏が不可能であることをチャンスとして試みたものです。リハーサルでトラックを完全に形成するのではなく、「Mess Mend」はレコーディングとミキシングの過程で構築され、そして再構築されたのです。デジタル楽器で補強されたこのパッチワーク作品は、「レイブカルチャーの、より平等主義的な『愛のセカンドサマー」を参照し、Horse Lordsの曲がどのように作られ、それがどのように聞こえるかを再考する重要なシグナルとなるものです。”と説明しています。

「Mess Mend」のビデオのアニメーションはアニメーション/ドローイング作家、Karen Yasinskyが丹念に手描きしたものです。

 

Horse Lords New Album “Comradely Objects” 11/04 release


Artist: Horse Lords
Title: Comradely Objects
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Cat#: ARTPL-182
Format: CD / Digital

※日本独自CD化
※ボーナス・トラック収録予定
※解説付き

Release Date: 2022.11.04
Price(CD): 2,200 yen + tax


RVNGと電撃契約!劇的な進化!反復とポリリズムを駆使し、バトルス、CAN、キング・クリムゾン、Zs、アニコレ等も想起させるマス/ポストロック+プログレ+フリー・ジャズとでも形容できそうな刺激的サウンドでスリリングなダイナミズムを操るHorse Lordsの通算5作目の衝撃的ニュー・アルバム!

ボルチモアのAndrew Bernstein(サックス、パーカッション、エレクトロニクス)、Max Eilbacher(ベース、エレクトロニクス)、Owen Gardner(ギター、エレクトロニクス)、Sam Haberman(ドラム)による4人組インストゥルメンタル・バンド、Horse Lordsが通算5枚目のニュー・アルバム『Comradely Objects』で帰還!

これまでの4枚のアルバムと4つのミックス・テープでは本質的なインストゥルメンタル・サウンドを堅持してきたが、このアルバムではそのサウンド・アプローチに再び焦点が当てられ、バンドの幅広い音楽的視野の中の異質な要素が、推進力のあるリズムのグリッドにしっかりと引き寄せられている。『Comradely Objects』は、新たな自由度と冷静なコントロールによって様々な音像が舞い上がる。この変化は、ある意味、状況によってもたらされたものだ。パンデミックで世界がひっくり返る中、2020年初頭のアルバム『The Common Task』のツアーをキャンセルせざるを得なくなったHorse Lordsは、すぐにボルチモアのスタジオに戻り、『Comradely Objects』の元となる音楽の組み立てを始めた(Bernstein、Eilbacher、Gardnerはその後ドイツに移住している)。ツアー中に新しい音楽を洗練させるという試行錯誤の方法から離れ、4人組はライブでの演奏性を確保するためのエネルギーを減らし、リハーサルとレコーディングに注力した。珍しく、じっくりと作曲とレコーディングを行った結果、創造性と音楽性の新たなピークを示す作品群が生まれ、スタジオでの散漫な作業に陥ることもなく、充実したものとなったという。

ミニマリズムとグローバルな伝統音楽のマントラ的な反復、複雑な対位法、微分音による繊細さ、アヴァンギャルドから引き出された幅広い音色と質感など、Horse Lordsが確立したパレットを構成するお馴染みの要素に加え、いくつかのスタイル上の際立った革新が反映された作品となっている。このアルバムは、バンドの他の作品よりもフリー・ジャズに近く、エレクトロ・アコースティックのスペクトルを持ち、予想外で変則的でありながらも快活なシンセサイザーで鼓動している。これらの新しい要素は、スタジオで時間をかけて丁寧に作られた証拠だが、『Comradely Objects』には、バンドの最高の瞬間を活気づける、目もくらむばかりの強烈なリズムのエネルギーが残されている。

Horse Lordsのインストゥルメンタルは、それ自体、この4人組が共有する音楽的、社会政治的なビジョンを語るために不可欠なものだ。タイトルは、美術史家のクリスティーナ・カイエルが2008年に出版したロシア構成主義のデザインに関する本『Imagine No Possessions』に由来している。構成主義者は、資本主義芸術の芸術的エゴイズムや貴重な芸術品を敬遠し、大衆のための実用的なオブジェを支持してきた。”『Comradely Objects』は、集団的で平等主義的な理想を促進するものでなければならない”とバンドは指摘する。”彼らは、実用性を重視し、素材を前面に押し出したシンプルで飾り気のないフォルムを好む傾向にあった。『Comradely Objects』は、このことが音の素材、音楽、アルバム、そして21世紀の芸術制作にとってどのような意味を持つかを通じて作品を制作している。”

『Comradely Objects』は、Horse Lordsのこれまで培ってきたフォーマットの可能性を再定義するだけでなく、自信と精巧さの新しい輪郭を加えている。また、ラディカルな音楽的・政治的アイデアを現代音楽に持ち込む第一人者としての彼らの地位は、偶然にもロックであることを証明し、音符、ビート、生の音とともに、美学と社会の形式、目的、意図を問い続けるバンドの最も崇高なドキュメントを提示している。新しいユートピアを記録しているのではなく、進行中の革命のスリリングな肖像画を描いているのだ。

Horse LordsとRVNG Intl.を代表して、このリリースによる収益の一部は、中部大西洋地域の主要な移民団体であり、移民家族を支援し、すべての人が社会に完全に参加するために必要な中核的支援を保証する全米のリーダーであるCASAに寄付されます。


TRACK LIST:

01. Zero Degree Machine
02. Mess Mend
03. May Brigade
04. Solidarity Avenue
05. Law of Movement
06. Rundling
07. Plain Hunt on Four

 

Horse Lords New Single “Mess Mend” out now


Artist: Horse Lords
Title: Mess Mend
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Format: Digital Single
https://orcd.co/lwe2d6y

Horse Lords – Mess Mend [Official Video]

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=ZAu34ESczKA

Directed by Karen Yasinsky


PREPがHarry Stylesの大ヒット・シングル「As It Was」のPREP流のスムースなカバーを発表!ヴィジュアライザーも公開!

現代R&B、エレクトロニカ、70~80年代のシンセポップをブレンドしたサウンドで日本のシティ・ポップの愛好家としても知られるロンドン出身の4人組、PREPがHarry Stylesの大ヒット・シングル「As It Was」のPREP流のスムースなカバーを発表しました。
オリジナルのアップビートな曲調とは大きく異なる方向性を示し、バンドのゆったりとしたラウンジ風のバージョンの「As It Was」サックス・ソロなしには完成しないPREPの世界へとリスナーを引き込みます。

この曲をカバーすることを決めたことについて、PREPのTom Havelockは、”テキサス州オースティンのスタジオで、以前から計画していたDire Straitsのカバーを録音することになったんだけど、前日に『As It Was』を聴いて、すぐに切り替えたんだ”と説明しています。

“他人の曲で、自分の曲だと感じて歌えるものを見つけるのは難しいんだ。歌詞の中には本当に個人的なことがたくさん書かれているんだ。でも、僕らが置かれている状況(パンデミック以来初めてツアーに戻り、アメリカ横断の素晴らしい旅をしながらも、家や家族を失い、あの2年間がどこに行ってしまったのか考えようとしていた)については、僕らの気持ちと本当に一致するんだ”と彼は続けています。

そして9/16には新作EP『Back To You』がリリースされることも発表されました。詳細は追ってご案内致します。

 

PREP new single “As It Was” (cover of Harry Styles) out now


Artist: PREP
Title: “As It Was” (cover of Harry Styles)
Label: Bright Antenna Records
Format: Digital Single
Listen / Buy: https://ffm.to/as_it_was

PREP – “As It Was” (Official Visualizer)
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=fn4JAuCfHQA

PREP(プレップ):
DrakeやAlunaGeorge等のレコーディングに参加し、グラミーにノミネートされたこともあるヒップホップ・プロデューサー、Dan Radclyffe、エレクロニカを好むクラシック/オペラ・コンポーザーのLlywelyn Ap Myrddin、George Fitzgeraldとツアー暦もある、ハウス・ミュージックのDJにしてドラマーであるGuillaume Jambel、Riton、Sinead Hartnett、Ray BLK等と共同制作暦のあるシンガー・ソングライター、Tom Havelockという様々な異なるバックグラウンドと確かな実力を持った4人組。2016年にUS西海岸の人気ブログ、Blah Blah Blah Scienceが運営するレーベル、B3SCIからリリースしたファーストEP『Futures』は、リリース後瞬く間に注目を集め、ヘビー・プレイ。アジア圏で圧倒的な人気を誇り、ライヴは軒並みソールドアウト。2018年5月にはニューEP『Cold Fire』をリリースし、初来日公演を行い、実力者ならではの卓越したパフォーマンスをみせ、絶賛された。その熱が冷めやらぬまま2018年11月には人気K-POPグループ、Monsta XのヴォーカルShownu(彼に取って人生初のフィーチャリング参加)と、坂本龍一も注目している韓国の新世代インディ・バンド、Se So NeonのSo!YoON!、LAの次世代のミニマル・ファンク・バンド、VulfpeckのCory Wongと、かつてはマイケル・ジャクソンやエルトン・ジョンなどのサポートもつとめ、「セッション王」とも称されるリビング・レジェンド、Paul Jackson Jr等が参加したEP『Line By Line』を発表。そして2019年にはサマーソニックのビーチ・ステージに初出演し、その後2度目となる単独公演も行い盛況を収めた。
R&B〜ブルー・アイド・ソウル〜ファンク〜ジャズ〜AORなど様々な素養を絶妙なバランス感覚でブレンドし、巧みな演奏の元、スウィートなハイトーン・ヴォーカルとハーモニーを駆使し、キャッチーなメロディと軽快なグルーヴを生み出すノスタルジックさと新しさを兼ね備えたスタイリッシュなポップ・サウンドはジャンルの垣根を越えて支持されている。

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