Author: PLANCHA

SHIGETO

photo by Kristin Adamczyk

photo by Kristin Adamczyk

デトロイト在住のトラック・メイカー/ドラマー、Zach Saginawによるソロ・プロジェクト。かつてはSchool of Seven Bellsのサポート・ドラマーとして活動したこともあったが、現在は自身のソロ活動に専念している。幼少期からジャズ・ドラマーを目指すが、友人から勧められたSquarepusherを聴きエレクトロニック・ミュージックに開眼し、トラック・メイクを始める。そしてデジタル・レーベルMoodgadgetで作品をリリースした後、名門Ghostly Internationalと契約。現在までにリミックス盤を含むEPを4作、ミニ・アルバムを1枚フル・アルバムを3枚リリースしている。Star Slinger、Mount Kimbie、Matthewdavid、Bonobo、Tychoなど多数のアーティストとツアーを回り、ジャズ・カルテットへの参加、多数のリミックス・ワークなど、多岐にわたる活動をしており、ビート~エレクトロニック・ミュージック・シーンのキーマンとしてその存在を確立している。また、エレクトロニクスと生ドラムを駆使したアグレッシヴなパフォーマンスは各所で絶賛されている。近年は自身のレーベルPortage Garage Soundsを立ち上げ、ヴァイナルをリリースしている他、デトロイトのヒップホップ・アーティスト、ZelooperZと共にサイド・プロジェクト、ZGTOを始動させる等、活発な活動が目立つ中、2017年に通算3作目となるフル・アルバム『The New Monday』をリリース。そのデトロイト愛に満ちたサウンドは各所で絶賛されている。

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ACTIVE CHILD

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photo: Dan Busta

Active ChildことPat Grossiの本名はPatrick James Grossi。ロサンゼルス生まれ。父親がプライオリティ・レコードで働いていた関係で、ヒップホップ/ラップ・ミュージックに囲まれて育っていった。フリースタイル・バトルやビート・ボックスに挑戦していた時もあるらしい。また時を同じくして、学校の聖歌隊に参加。そこでの実力が認められ、周囲に薦められて名門・フィラデルフィア少年合唱団(Philadelphia Boys’ Choir)のオーディションを受け、見事合格する。そこで構築されたアレンジのゴスペルなどを学び、自身のヴォーカル・スタイルが形成されていった。Active Childとしての活動を始めるのは2008年の暮れから。大学卒業後に移り住んだデンヴァーで宅録やプログラミングの技術を3~4年磨いた後にスタートさせた。ちなみに現在は再びロサンゼルスに居を移し、そこを活動の拠点としている。MySpace上に楽曲を発表していく過程でイギリスのから声がかかり、2010年の初夏に6曲入りのデビューEP『Curtis Lane』がリリースされる運びとなる。その『Curtis Lane』に収められていたノスタルジックなシンセ・ポップは、グローファイ/チルウェイヴの波に乗って一挙に注目を集め、Active Childの名は世界に知れ渡ることとなった。その後はSchool of Seven Bellsとツアーを行い、互いの楽曲をリミックスしたスプリット7インチをからリリース。さらにはチルウェイヴ系のカセット・レーベルからはカセットEPと、矢継ぎ早に音源をリリース。当然のようにインディー音楽を扱う耳の早いメディアにもキャッチされ、NMEの「50 BEST NEW BANDS OF 2010」にも選出された。その勢いはとどまることを知らず、順調にVagrantとの契約に至り、2011年にファースト・アルバム『You Are All I See』発表。2013年にMikky EkkoやEllie GouldingをフィーチャーしたEP『Rapor』を経て、遂にセカンド・フル・アルバム『Mercy』がリリースとなる。


BEAR IN HEAVEN

Bear In Heavenはギタリスト、コンポーザーとして名を馳せるNeed Thomas Windhamと実験的エレクトロ・アコースティック・デュオ、Presocraticsの片割れで、初期Savath & Savarathのギタリスト、Jon Philpot率いるブルックリンを拠点に活動するバンド。元々はソロ・プロジェクトとして立ち上げ、03年にスコット・ヘレンのレーベル、 Eastern DevelopmentsからデビューEPをリリース。 Read More →


BIG TROUBLES

ニュージャージー出身のIan Drennan, Alex Craigによるバンド。ライヴ時にはLuka Usmiani, Samuel Franklinを加えた4人編成となる。リアル・エステイトのギタリストMatt Mondanile(aka Ducktails)に見出され(彼等はDucktailsとのツアー時にバック・バンドも務めている)も2010年にBlackburnからの7インチ・シングル「Freudian Slips EP」でデビュー、続いてOlde English Spelling Beeからセカンド・シングル「Drastic & Different」をリリース。そして同年秋に同レーベルからデビュー・フル・アルバム『Worry』を発表(ヴァイナルとデジタルのみ。2011年にPLANCHAからCD化)。2011年にセカンド・アルバム「Romantic Comedy』をリリースした。USイン ディ・ファンを中心に各方面で話題となる。

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BLACKBIRD BLACKBIRD

ハワイ出身でサンフランシスコ育ち、現在はLAをベースに活動しているサウンド・クリエイター、Mikey Maramagによるソロ・プロジェクト。New Order, The Smiths, The Radio Dept., Radiohead, M83, Aphex Twin, Boards of Canada, Portishead, Cocteau Twins, Four Tet, Beach House, Tychoなどから影響を受けたという彼は、かつてThe Hype Machineにて最もブログに書かれたアーティストとして紹介され、近年はKero Kero BonitoやJay SomもリリースするDouble Denimの第一弾リリースとして発表されたPao Paoとのスプリット7インチ、Sixteen Tambourinesからリリースしたカセット作品等が一部で話題となる。そして2010年にデジタル・リリースしたデビュー・フル・アルバムとしてリリースした『Summer Heart』は当時のムーヴメントであったチルウェイヴの波に乗り、一躍脚光をあびる形となる。同作は2011年には日本でCD化され、今日においてもチルウェイヴ・クラシックとして名高い。その後老舗OM Recordsと契約し、EP『Boracay Planet』、セカンド・アルバム『Tangerine Sky』をリリースし、着実にキャリアを積みかせねていたものの、その後数年は目立った活動は見られなかった。そして今年2019年再びセルフ・リリースにてサード・アルバム『Hearts』を完成。鮮やかにカムバックを果たす。


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