Author: PLANCHA

BLUE HAWAII

モントリオールを拠点に活動しているエクスペリメンタル・ポップ・バンド、Braidsの女性ヴォーカリスト、Raphaelle `Ra’ Standellと、トラックメイカー、Alexander `Agor’ Kerbyによるエレクトロニック・ドリーム・ポップ・デュオ。Alexの働くライヴ・ハウスにRaphaelleが入ってきたことを きっかけに両者は出会う。ラップトップでエレクトロニック・ミュージックを作っていたAlexは、Raphaelleがシンガーであることを知り、彼女を誘ったことでBlue Hawaiiが結成された。2010年にデビューEP『Blooming Summer』をリリース。2013年には初の正式なフル・アルバム『Untogether』をリリースし、翌年には初の来日公演も行った。そのタイトルからもカップルであった二人が別れたことが窺えるが、以降Blue Hawaiiとして活動は縮小し、RaphaelleはBraidsを中心に、AlexはLAとベルリンを往来し、ディープなクラブ・ミュージックに入れ込んで行った。そして2016年、両者の制作意欲は再燃し、4年ぶりとなるアルバム『Tenderness』を発表。そして2年ぶりのアルバムとなる4作目『Open Reduction Internal Fixation』が完成。


CLIVE TANAKA Y SU ORQUESTA

北海道で生まれ、14歳でひきこもりとなる。その後姉から提供された70~80年代のディスコのカセットを聴いて音楽に覚醒。母親からキーボード(Yamaha DX7)を与えられた後、ヴァイオリンやピアノ・キーボード、録音の技術を習得。そして自らの音楽の創作をはじめ、2002年から外の世界に出始めている(現在はアルゼンチンに移住したとの説もある)。
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DUSTIN WONG

Dustin Wong (photo by Hiromi Shinada)

photo by Hiromi Shinada

ダスティン・ウォングはハワイで生を受け、2歳の時に日本へと移住。中高時代はパンクやオルタナに開眼し、ハイティーンの頃 には友人のユタカ・ヒューレット、元Delawareで現在はデザイナーとして活躍している点(ten_do_ten)、そしてかつて立花ハジメとLow Powersのメンバーで現在はファッション・デザイナーとして活動しているエリと、携帯電話の着信音をオケに使用し歌うというユニークなバンド、The Japaneseを結成し活動、また、ユタカとはOnsenというギター・デュオも組んでいた。

そして大学進学のため渡米、ボルティモアに渡った後、マット・パピッチ(現在はCo Laとして活動)とエクスタティック・サンシャインの活動を始める。同時に彼は通っていた美術大学のクラスメート達と共にポニーテイルを結成。ボアダムスやアニマル・コレクティヴとも比較されたカオティックなサウンドと怒濤のライヴ・パフォーマンスは瞬く間に話題となる。また、エクスタティック・サンシャインとしてもカーパークからアルバムをリリース。ミニマルで実験的なサウンドは多方面から高評価を得るもののダスティンは脱退する。ポニーテイルもさらなるブレイクを期待されていたが突然活動休止を発表 (2011/9/22に正式に解散を発表)。そして2010年、スリル・ジョッキーと契約し、3rd・ソロ・アルバム『Infinite Love』をリリースした。
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GANGLIANS

もはやCD-Rでさえなく、シルク・スクリーンで刷ったジャケットに挟んだ7インチ、キンコーズでコピーしてきたジンの方に親指を上げ、歓声を上げる彼ら。パンクと『スニッフィン・グルー』からおよそ30年、その間にハードコアとスケーター・カルチャー、『C86』や数多のジンスターたちを挟んだとして、映画『KIDS』からだってすでに15年が経っているのだ。そんな2009年、再びレコード・ショップの一角に7インチ・コーナーが設けられるようになるなんて(もちろん、なくなっていたわけじゃないけど)、誰が予想できただろう? そして、このギャングリアンズである。
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HEADLESS HEROES

これまで主にソウル系の作品のプロデュースを手掛けてきたエディ・ベザレル。そのエディが地方のレコード・ショップでレコードを見ている時に、ふと、あるアイデアを思いついた。「腕利きのミュージシャンを集めて、素晴らしい歌の数々をカヴァーするプロジェクトをやってみたらどうだろう」。そして、誕生したのがヘッドレス・ヒーローズだった。
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