1999年にアメリカのニューオリンズで高校時代の友人を通じて知り合った、Charles CooperとJoshua Eustisにより結成。当時は2人はそれぞれ別々のバンドに在籍しており、Charlesがパンク、Joshuaがインダストリアル系の音楽を演奏していた。アルバムをリリースする前に、Nine Inch Nailsの『The Fragile』のリミックス盤である『Things Falling Apart』に参加したことで話題となった。その後シカゴのHefty Recordsと契約。彼らもシカゴに拠点を移し、2001年にファースト・アルバム『Fahrenheit Fair Enough』をリリース。翌2002年にはL’altraのLindsay Andersonをゲスト・ヴォーカルに迎え、EP『Immediate Action #8』をリリース。2004年には引き続きLindsay、そしてBuild An ArkのDamon Aaronをフィーチャーし、ヴォーカル主体に構成したセカンド・アルバム『Map Of What Is Effortless』を発表。2007年にはリミックスをコンパイルした『Remixes Compiled』、そして2009年にベルリンのDJ/プロデューサー、Ellen Allien主宰のレーベル、BpitchControlから3作目『Immolate Yourself』を1/20にリリースしたが、1/27にMyspace上でCharles Cooperが1/22に亡くなったことを明かした。その後1人となったJoshuaはNine Inch Nailsのツアー・メンパーやソロ・プロジェクト、Sons of Magdaleneなどで活動していたが、2016年にTelefon Telefon Avivとして再始動。同年のファースト・アルバムがリリース15周年を記念してアーカイヴ音源を追加収録し、Ghostly International / PLANCHAからリイシュー。2017年5月には実に8年ぶりとなる新曲を披露し、セカンド・アルバムも蔵出しの坂本龍一リミックス音源を追加し再発、同年9月にはおよそ11年ぶり2度目の来日にして、初の国内ヘッドライン公演を行い、東京公演はソールド・アウト。その衝撃的なパフォーマンスでオーディスンスを震撼させた。そして活動20周年となる2019年、遂に10年ぶりとなる4作目にしてJoshua1人となってからは初となるアルバム『Dreams Are Not Enough』を完成。
Author: PLANCHA
Artist: Telefon Tel Aviv
Title: Fahrenheit Fair Enough
Cat#: ARTPL-083
Format: CD / Digital
※正方形紙ジャケット仕様
※解説付き
※CD再発は日本のみ
※ボーナス・トラック8曲収録
Release Date: 2016.11.30(CD) / 2016.12.02(Digital)
Price(CD): 2,000 yen + tax
エレクトロニカ・ユニット、Telefon Tel Avivが2001年に発表した00年代エレクトロニカ〜IDMの金字塔『Fahrenheit Fair Enough』がリリース15周年を記念して待望のCDリイシュー。
CD再発は日本のみで、今回の再発のボーナスとして1999年に録音していたという蔵出しのアーカイヴ8曲が追加収録!
インテリジェンスとロマンティシズムが高次元で融合した、色あせるどころか、今こそ評価されるべき珠玉の名作。
高校時代からの友人であったJoshua EustisとCharles Cooper(惜しくも2009年に他界)が1999年に結成したエレクトロニカ・ユニットが、2001年にHefty Recordsからリリースした傑作ファースト・アルバム。リリース時から高い評価を得て、今日まで00年代エレクトロニカ〜IDMの金字塔として語り継がれて来たものの、CDは廃盤となっていた(ネット上では高値で取引されていた)。そしてリリース15周年となる2016年、遂に再発が決定。しかも1999年に録音していたという蔵出しのアーカイヴ8曲がボーナスとして収録される。
ニューオリンズに住んでいた90年代後期にデトロイト・ハウス、シカゴ・ハウス、そしてAutechre、Aphex Twin、Jegaといった英国のエレクトロニカの洗礼を受けた彼らはエレクロニック・ミュージックへと傾倒。ニューオーリンズのリバーベンドのベッドルームにて約1年をかけて本作を録音。そして当時USの音響〜ポストロック〜エレクトロニカの重要レーベルのひとつとして君臨していたシカゴのHefty Recordsからリリースされた。
当初はハードなクラブ・ミュージックを作ることを念頭においていたが、蓋を開けてみるとそれは全く異なるものとなった。デリケートなローズやギターのフレーズにデジタル・リズム・プログラミングによるカットアップが小気味良く絡みながら浮遊感のあるエフェクトやグリッチ・ノイズなどと絶妙のバランス感で融合。変則的でゴツゴツとしていながらもセンチメンタルなメロディが浮かび上がり、極めてロマンティックなメロディアスIDMに仕上がっている。今日におけるエレクトロニック・ミュージックの礎的作品であり、00年代エレクトロニカを代表する金字塔である。
さらに今回の再発にあたり、1999年に録音していたという蔵出しのアーカイヴ8曲がボーナスとして収録。クウォリティは本編に劣らずのものなので、当時からのファンだけでなく、全エレクトロニカ・リスナー必聴である。
Charlesの死後、JoshuaはTelefon Tel Avivとしての活動を行っていなかったが、今年遂に復活。今後積極的に活動していくと思われる。是非そのスタート地点となった本作をこの機会に是非多くの方にお聴きになっていただきたい。
TRACK LIST:
01. Fahrenheit Fair Enough
02. Ttv
03. Lotus Above Water
04. John Thomas On The Inside Is Nothing But Foam
05. Life Is All About Taking Things In And Putting Things Out
06. Your Face Reminds Me Of When I Was Old
07. What’s The Use Of Feet If You Haven’t Got Legs
08. Introductory Nomenclature
09. Fahrenheit Far Away
BONUS TRACKS (Archive ‘99):
10. Reak What (Archive ‘99)
11. Fahrenheit Fair Enough (Archive ‘99)
12. Cliccum (Archive ‘99)
13. 7 8 (Archive ‘99)
14. Eight Track Project Cut (Archive ‘99)
15. Rittle Alpha (Archive ‘99)
16. Rittle Beta (Archive ‘99)
17. What’s The Use Of Feet If You Haven’t Got Legs (Archive ‘99)
6月末にPLANCHAからデビューEPの日本盤をリリース致しました、シンガポールの女性プロデューサー、et aliaeの初来日公演が決定致しました!
10/29(土)に開催されるYA3i主催のスペシャル・ハロウィンパーティー「TIME MACHINE 777」に出演致します。
詳細は以下をご確認ください。
YA3i presents
TIME MACHINE 777
7th Anniversary Halloween Party
[Date] 2016.10.29 (Sat)
[Time] 19:00 – 5:00
※会場ごとにOPEN時間が変わります。
※23:00以降は未成年者のご入場はできません。
[Ticket Info] e+[http://tinyurl.com/zwg9k6m]
※10/6(木)10:00〜 e+にて前売りチケット発売開始
[Charge] DOOR: 3900 (+1Drink) FLYER/ADV: 3500 (+1Drink)
[Venue & Links]
VUENOS http://vuenos.com/venue/flyer/273726
Glad http://shibuya-glad.com/venue/flyer/273675
LOUNGE NEO http://loungeneo.com/venue/flyer/273725
[Access] 東京都渋谷区道玄坂2-21-7 第八矢澤ビル
特設サイト: www.ya3i.net
↓↓3 VENUES VISITABLE↓↓
VUENOS: 過去 – 東京キャバレー
■ SECRET GUEST ♡ [LIVE]
■ batico
■ BUDDHAHOUSE
■ DALLJUB STEP CLUB [LIVE]
■ HOME CUT
■ killdisco
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■ TECHNOMAN
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□ Toshimura – Photo
VUENOS LOUNGE: 時空ターミナル
□ 新宿ドゥースラー – Food
□ awai – Tarot
□ tttttahiti – 闇市
Glad: 現在 – TOKYO工事中
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■ Bruno Uesugi
■ HABANERO POSSE
■ HNC
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□ Humungas x midori-gumi – VJ
□ onnacodomo – VJ
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LOUNGE NEO: 未来 – ネオトーキョー
■ BETAPACK [POST-FUTURE LIVE SET]
■ BOOTY TUNE CREW
■ The Chopstick Killahz
■ Double Clapperz
■ Hercelot
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■ Tenmusu
■ Voltarenz (storz & gigandect)
■ yumeka
■ 103i (yesterday once more)
□ huez – VJ/LJ
□ m7kenji – VJ
□ VJ 310 – VJ
□ §✝§ – VJ
□ AI TERADA – Photo
主催:YA3i
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Artist: Ex Confusion
Title: Last
Cat#: ARTPL-082
Format: CD / Digital
Territory: Worldwide
Release Date(JP): 2016.11.23
Price(CD:JP): 2,000 yen + tax
メランコリーに心を奪われて、忘れられないようになると思うんだ
− Bibio (Warp Records)
2015年にはBibioとのコラボも果たすなど、国内外で注目を集める邦人アーティスト、オオモリアツヒトによるソロ・プロジェクト、Ex Confusionの待望の新作『Last』が完成。
主にギター、ピアノ、古いテープレコーダーを用いて制作を行っている彼だが、本作ではさらにその世界観をスケールアップした印象。冒頭から浮遊感と揺らぎに満ちたアトモスフェリックな展開で幕を明け、初期Bibioを想起させるようなアコースティック・ギターのアルペジオが朧げでリヴァービーな空間に漂うメランコリックなレトロ・ローファイ的アンビエントや流麗なドローンが滑らかに折り重なる美しく幻想的な音像を描き出し、ほのかに浮かび上がるメロディや叙情的な音響空間が聴き手の内面へ溶け込み、滲むように引き込んでいく。時に温かで時に荘厳ながら、エモーショナルで神秘的なムードは通底しており、様々な景色が浮かび上がり、サウンドと相まって走馬灯のようにクロスフェードしていく。
これは決して大衆向けの音楽でない、間違いなく個のための音楽。日常から地続きの非日常へと没入させる中毒性に満ちたマスターピースの誕生。
マスタリングを手掛けたのは彼の前作をリリースしたOrchid Tapesのオーナー、Foxes in Fiction。ジャケットはHeliosの奥方であるHollie Kenniffが撮影した写真である。
In collaborating with Bibio in 2015, Ex Confusion, a solo project by japanese artist Atsuhito Omori, has drawn attraction not only from Japan but also from abroad. In addition, Omori completed a new record “Last” recently.
He has been using mainly guitar, piano, and old tape recorder for the production, but in this record the impression for its worldview has been a lot more scaled up. From the beginning, it breaks out with atmospheric expansion of anacatesthesia and shimmer. Acoustic guitar arpeggio that reminds of Bibio’s earlier works, creates beautiful and dreamy sound image that drifts into the reverby space with melancholic retro lo-fi ambient, and flowing drone sound folds smoothly. Dimly raised up melodies and the lyrical sound space will melt into listner’s inside, and will attract them spreadingly. Though it is sometimes warm and sublime, the mystic and emotional mood underly. Various scenery breaks out and cross fades with the sound, like a revolving lantern.
This is not a music for the mass, but a music for individuals. This is an addictive masterpiece that will make you devote yourself to the extraordinary that is adjacent to the ordinary.
Mastering is done by Foxes in Fiction, the owner of Orchid Tapes, where his previous record was released.
Album cover photo is taken by (Helios) Keith Kenniff’s wife Hollie Kenniff.
BIBIOからの推薦コメント:
僕はEx Confusionを初めて聴いたのは2013年だった。アツヒトが2枚のCDを送ってくれたんだ。「Embrace」はすぐに僕がよく聴くCDになった。真っ暗の中ベッドに横になりながら何にも邪魔されない時にね。また、Ex Confusionは雨や霧の中で一人で歩くときに合う音楽だって事にも気づいたんだ。実際彼の音楽は、美しく神秘的な景色の中で自分が一人だった時のことを思い出させるんだ。アツヒトは複雑で微細な感情を捉える才能があると思う。僕はそれには結構中毒性があると思う。説明するのは難しいんだけれども、一種のメランコリーに心を奪われて、忘れられないようになると思うんだ。これらの感情は彼の作品にずっとあったもので、彼の深く滑らかなドローンには独特で特別な彼の個性を感じている。神秘的で隠れているものの、常に存在していて、まるで遠くに映る、他に類を見ないシルエットのようだ。そして僕はEx Confusionの音楽はとても「視覚的」だとも思うんだ。想像の中で僕は毎回同じ見知らぬ景色に自分がいることに気づくんだ。
2014年にアツヒトは「Last」という曲の初期バージョンを送ってくれた。僕はその曲が本当に好きで、日本のタイコクラブというフェスでDJをやったときに最初の曲としてかけた。
長野の山奥から眺める夕暮れにとても合うんじゃないかと感じたんだ。
I first heard Ex Confusion in 2013 when Atsuhito kindly sent me two CDs. ‘Embrace’ quite quickly became a CD that I often used to listen to in total darkness, lying on my bed with no distractions. I have also found Ex Confusion to be ideal music for lone walks in the rain or fog, in fact a lot of his music reminds me of those moments where you are alone, in a beautiful and mysterious landscape. Atsuhito has this gift of capturing certain complex and subtle emotions that I find quite addictive; a certain type of melancholy that I find alluring and haunting yet impossible to describe. These emotions are consistent through his work and over the years I’ve come to hear a definite and distinctive personality in his murky and gentle drones, mysterious and hidden but always there, like a unique silhouette standing in the distance. I often find the music of Ex Confusion very ‘visual’, where I find myself visiting the same unknown landscapes in my imagination. In 2014 Atsuhito sent me an early version of the track ‘Last’, which I fell in love with, so much so that when I played a DJ set at Taico festival in Japan, I played it as the opening track. It seemed quite fitting whilst looking out at the mountains of Nagano watching the sun going down.
– Bibio (Warp Records)
TRACK LIST:
01. Opening
02. Lilac In July
03. Last
04. Kevin
05. This Moment
06. Place To Be
07. Voices
08. I See You Breath
09. Ask
10. Lost And Found
11. A Beautiful Farewell
12. Lost Love Song
REVIEW: ‘Last’ by Ex Confusion: Like a history of ambient music in miniature 9/10. LIYL Bibio, Eno. https://t.co/s4S89TQHnX
— Norman Records (@normanrecords) 2016年11月23日
Artist: NV
Title: Binasu
Cat#: ARTPL-081
Format: CD
解説: Dirty Dirt
※歌詞・対訳付き
※日本のみでCD化
※ボーナス・トラック2曲収録
Release Date: 2016.11.02 ※タワーレコード先行(10/19)発売
Price(CD): 1,900 yen + tax
ロシア発!ポストGrimes的シンセポップ超新星NVが遂に日本デビュー!
ボーナス・トラックにDeradoorianとの共演曲「Konicchiwaa (ft. Deradoorian)」収録!
ロシアはモスクワの女性アーティスト、Kate Shilonosovaによるソロ・プロジェクト、NVのデビュー・アルバム。自らのフェイヴァリットにLaurie AndersonやTears For Fearsに加えて、細野晴臣や坂本龍一の名前もあげ、2014年にはRed Bull Music Academyの「Lost In Karaoke」で来日も果たしている彼女は大の親日家であり、アルバム・タイトルもビーナスをローマ字表現にした『BINASU』。そして楽曲のタイトルにも随所に日本のエッセンスが鏤められていることがわかる。
ほのかにオリエンタル且つトライバルなムードも漂うパーカッシヴでリズミカルなビートを生成し、シンセを浮遊&レイヤードしつつ、独自のユニークでキュート且つふくよかなヴォーカルを注ぎ多彩な世界を描き出す。影響を受けたという日本の80’sアート・ポップや現代シンセウェイヴ的要素を見事に昇華し、時にアンビエント〜ミニマル〜ノイジーな展開をみせつつも、親しみやすく中毒性のあるメロディとハーモニー、コーラスを駆使して完成させたジョイフルでエモーショナルなシンセ・ポップ冒険作。
ロシア発というのも興味深いが、日本への愛着とトレンドが彼女流の手法で見事にミックスされた奇妙ながらクセになる感覚はファンタスティックで唯一無二の魅力を放っている。
Through infectious harmony and melody, Russian artist Kate Shilonosova makes joyful and adventurous pop music. It is also patient, playful, deceptively simple but masterfully constructed, at times charming and bittersweet. Some points of influence include a pink to blue gradient Japanese 80s mallet-pop feeling and synth-wave tones, which Kate absorbs perfectly into her own bold musical identity.
TRACK LIST:
01. Bells Burp
02. Inn
03. Grass in the Woods
04. Binasu
05. 3Arms
06. Kata
07. KKU
08. Dance
09. Nobinobi
10. YYG
11. Konicchiwaa (ft. Deradoorian) *
12. DE 1988 *
* = Bonus Track
NV(@kattique)『BINASU』のCDジャケット良い感じに仕上がっております!
いよいよ来週タワレコ先行(10/19)発売????
ボーナスはDeradoorianとの共演曲も含む2曲収録????
解説はDirty Dirt氏✨https://t.co/X68zJ6Vtzd pic.twitter.com/W74khEVbd6— PLANCHA (Oshi Kunii) (@plancha_92104) 2016年10月14日