ロサンゼルスを拠点にするアーティスト。幼少期に父親の持っていたギターを手に取り、独学で弾き始め、毎日起きては、90年代や00年代のオルタナティヴ・ロックが流れるLAのALT 98.7を聴いていた。2014年、14歳になった彼女は、ベッドルーム・ポップの実験をBandcampで発表しはじめる。彼女のサウンドは、ギターと独特のコントラルトのヴォーカルで構築された、陰鬱でメロディックなポップスで、Willow Smithとのコラボレーションや、ザ・キュアーやフィル・コリンズのカヴァーなどをセルフ・リリースで展開していった。2018年のシングル「Crying on the Subway」がGorilla vs. Bearの耳に留まり、Gorilla vs. Bearは彼女のセルフ・プロデュースによるデビューEP「How Many Times Have You Driven By」を彼らとFat Possumが共同運営するレーベル、Luminelle Recordingsからリリース。Pitchfork、NME、The Faderなどで取り上げられ、The Faderでは「17歳の彼女は、あなたや私よりもクールだ」と評された。続いて2019年には、Luminelleから『Nicole Kidman / Anne Hathaway』というタイトルのダブルEPをリリースした。そしてGhostly Internationalと契約に至り、アルバム『Public Storage』のリリースが決定した。
また、ライヴ・パフォーマーとしては、これまでSoccer Mommy、Sales、Nilufer Yanya、Wet、Kilo Kish、Phantogramなどをサポートを務めている。