Photo Credit: Chloe Sells

Photo Credit: Chloe Sells

現代のデトロイト・シーンを牽引するドラマートラック・メイカーのShigetoとその弟Ben Saginaw(Ritual Howls)が立ち上げたレーベル、Portage Garage Soundsが発掘した秘宝、Tammy Lakkisが遂に日本デビュー決定。

すでに一部のクラブ系リスナーから絶賛されているデビューEP『Notice』(アナログのファースト・プレスは即完)に、同時期に制作していた2曲を追加して日本のみでアルバム仕様でCD化。

ここ日本でも多大な支持を得ること必至の逸材。タイトル・トラックのどこか妖しげながら爽快なディープ・ハウス「Notice」はサマー・アンセムになること必至。今夏の必聴作。

 

Tammy Lakkis “Notice” 7/23 release


Artist: Tammy Lakkis
Title: Notice
Label: PLANCHA / Portage Garage Sounds
Cat#: ARTPL-155
Format: CD / Digital
Release Date: 2021.07.23
Price(CD): 2,000 yen + tax

※ボーナス・トラック2曲収録
※日本独自CD化
※解説・歌詞・対訳付き予定


現代デトロイト・シーンを牽引するのドラマー/トラック・メイカーのShigetoとその弟Ben Saginaw(Ritual Howls)が立ち上げたレーベル、Portage Garage Soundsが発掘した秘宝、Tammy Lakkisが遂に日本デビュー。
すでに一部のクラブ系リスナーから絶賛されているデビューEP『Notice』(アナログのファースト・プレスは即完)に同時期に制作していた2曲を追加して日本のみでアルバム仕様でCD化。ここ日本でも多大な支持を得ること必至の逸材。
タイトル・トラックのどこか妖しげながら爽快なディープ・ハウス「Notice」はサマー・アンセムになること必至。今夏の必聴作。

レバノンからの移民の娘であるLakkisは、オンタリオ州ウィンザーとミシガン州ディアボーンハイツで育ち、現在はハムトラックを拠点に活動しています。彼女はシンガー、ソングライター、プロデューサー、DJとして多方面で活躍。ライヴ・パフォーマンスでは、心に残る美しい唯一無二の声で、英語とアラビア語のバイリンガルで歌い、多くの人の心を掴んでいる。元々はシンガーソングライターとして活躍していたが、この3年間夜な夜なダンスフロアとスタジオを行き来しながら、デトロイトのアンダーグラウンド・シーンに接し、それに呼応するかのように、独自のサウンドを開発してきた。そして現代デトロイト・シーンの中核Shigeto率いるPortage Garage Soundsが契約し、本作のリリースへと至った。

この作品『Notice』は、COVID以前の人生のタイムカプセルのようなもので、彼女が何年もかけて作曲し、開発し、技術を磨いてきたドキュメント。この『Notice』ダンス・ミュージックのスペクトラムを超えた4つのトラックで、それぞれのトラックがユニークな色を発している。

「Hello??」
イントロダクションの波。パーカッションを多用したスラップは、ダークな雰囲気と遊び心の間を行き来し、まるで恐竜がハンマーで目に入るものを壊しながら踊るようです。威嚇的でファンキーな図太いベースが炸裂し、その上を歪ながら心地よく加工されたヴォーカルが飛び跳ねながら “Hello? “と問いかける。ステレオできらめき、耳を色で満たしながら、”誰かいるのか?”と自問するように忍び寄ってくる。

「Wen Rayeh」
アップビート、遊び心。復讐に燃える、卑劣な。蛇のように。シンプルでメタファーに富んだ伝統的なアラビア語の歌の歌詞構造と、突き刺すような執拗なパーカッションを持つ実験的な電子音を融合させた極上のエレクトロニック・アヴァン・ポップ。

「Shark Island」
ハードウェアのライヴ・テイク、ファットでサグいベース。遊び心があって、キュートで、邪悪。フラミンゴの島を周回するサメたち。周期的でグルーヴィでディープなテクノ〜ハウス・サウンド。

「Notice」
ラヴ・ソング。バラード。ジョン・ヒューズの未公開映画の中のクライマックスを飾る曲というコンセプト。デトロイトのダンス・フロアにインスパイアされた、10代の頃にレイヴや高校のダンスで聴いてみたかったクロスオーバー・ヒット曲のようなディープ・ハウス・サウンド。久しぶりに太陽の光を見る。窓を開けて運転すること。視点を変えることへのラヴ・レター。実現と変化の中にある美を讃える。2021年のサマー・アンセム。

これらの4曲に加え、同時期に制作していたという、「Get Up」と「Moon Rock」の2曲をボーナス・トラックとして加え、日本のみでアルバム仕様でCD化。
デトロイトのアンダーグラウンドに根ざした秀逸なサウンド・プロダクションと英語+アラビア語による独特の歌唱が相まったスタイルは颯爽とフロアとリスニングを横断し、ジャンルの垣根を越えてここ日本でも支持を集める必至だろう。


TRACK LIST:

1. Hello??
2. Wen Rayeh
3. Shark Island
4. Notice
5. Get Up (Bonus Track)
6. Moon Rock (Bonus Track)

 

 

 

Related Post

ベルリンとニューヨークを拠点に活動するアーティスト/振付師Colin Selfのニュー・アリバム『r... Credit: Isaac Emmons ベルリンとニューヨークを拠点に活動するアーティスト/振付師でHolly Herndonのバンド・メンバーでもあり、2016年にはレディオヘッドのヨーロッパ・ツアーのサポート・アクトも務めたこともあるColin Selfの3枚目のアルバム『respit...
Asa Toneのメンバーでもあり、現代エレクトロニック・ミュージック・シーンで注目を集めるTris... Photo by Alejandro Marcial 先日のEACH STORYで再来日も果たしたプログレッシヴ・パーカッション・トリオ、Asa Toneの1/3でもあるTristan Arpが再びWisdom Teethからリリースするセカンド・アルバム『a pool, a portal』...
Time Wharp Japan Tour 2024 アンビエント・ジャズ、コスミッシェ、ダンス・ミュージック、ミニマルなど、多岐に渡るジャンルを横断し、広大でカラフルなアレンジをみせるサウンドで注目を集めいているニューヨーク拠点のマルチ・インストゥルメンタリスト、プロデューサー、Kaye Logginsによるソロ・プロジェクト、Time Wharpの...
レディオヘッド周辺作品への参加をはじめ映画のスコア制作でも賞賛されるモダン・クラシカル・チェリストO... レディオヘッド周辺やアクトレス、ローレル・ヘイロー等の作品への参加などに加え数々の映画のスコア制作でも賞賛されている、王立音楽アカデミー、そして、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ出身の気鋭のモダン・クラシカル・チェリストにして、コンポーザー/プロデューサーOliver Coatesが名門...