BLACK DECELERANT “Reflections Vol.2: Black Decelerant”
TASHI WADA “What Is Not Strange?”
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COLLOBOH JAPAN TOUR 2025 – Leaving Records所属のモジュラーの魔術師Collobohが初来日!


Leaving Records所属のモジュラー・シンセの魔術師が初来日!
2作のEPをリリースしたのみながら、Beach Houseのサポート・アクトやSuzanne Cianiとの共演ライヴを果たすなど注目を集める逸材Collobohの初の日本ツアーが開催決定!
CIRCUS Tokyo公演ではハイ・エナジーなアップビート・セットでDaisuke Tanabe、Sakura Tsurutaと共演、Ochiai Soup公演ではアンビエント寄りのセットでYosi Horikawa、Albino Soundと共演致します。
また、新宿のWPÜ SHINJUKUと京都のAce Hotel内のPIOPIKOでDJセットも披露致します。

 

COLLOBOH JAPAN TOUR 2025

5/2 (Fri) @CIRCUS TOKYO (LIVE: UPBEAT SET)
w/ Daisuke Tanabe, Sakura Tsuruta

5/3 (Sat) @WPÜ SHINJUKU (DJ SET)

5/4 (Sun) @OCHIAI SOUP (LIVE: AMBIENT SET)
w/ Yosi Horikawa, Albino Sound

5/5 (Mon) @KYOTO PIOPIKO (DJ SET)

 

東京公演①  Upbeat set

日程:2025年5月2日 (金)
時間:OPEN 18:00 / START 19:00
会場:CIRCUS Tokyo
料金:ADV ¥4,200 / DOOR ¥4,700 *別途1ドリンク代800円必要
チケットのご予約は↓のご予約フォームからお願い致します。

LIVE:
Colloboh
Daisuke Tanabe
Sakura Tsuruta

お名前 (必須)カタカナでフルネーム推奨 | name:
メールアドレス (必須) | e-mail address:
※メールアドレスをお間違えになられますと返信できませんので、お気をつけください。
ご連絡先電話番号 (必須) | tel:
ご希望枚数 (必須) | QTY:
ご質問・お問い合わせなど | Inquiry:

※ご連絡無しのキャンセルはお控えください。
※確認メールはすぐに届きます。数分待っても届かない場合は oshi@bridge-inc.net までご連絡ください。
※携帯電話の場合はPCからのメールの受信をできる設定にしてください。
※gmailなどフリーメールの方で未着の方はスパム・メールのフォルダもご確認ください。
※当日受付でお名前を言っていただき、前売りの料金をお支払いいただきます。
※当日受付でのお支払いは現金のみとなりますので予めご了承ください。


 

東京 DJ set

日程:2025年5月3日(土)

時間:TBA
会場:WPÜ SHINJUKU 1F CAFE&DINER
料金:TBA

DJ:
Colloboh


 

東京公演②  Ambient set

日程:2025年5月4日 (日)
時間:OPEN 18:00 / START 18:30
会場:Ochiai Soup
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500
チケットのご予約は↓のご予約フォームからお願い致します。

LIVE:
Colloboh
Yosi Horikawa
Albino Sound

お名前 (必須)カタカナでフルネーム推奨 | name:
メールアドレス (必須) | e-mail address:
※メールアドレスをお間違えになられますと返信できませんので、お気をつけください。
ご連絡先電話番号 (必須) | tel:
ご希望枚数 (必須) | QTY:
ご質問・お問い合わせなど | Inquiry:

※ご連絡無しのキャンセルはお控えください。
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※当日受付でお名前を言っていただき、前売りの料金をお支払いいただきます。
※当日受付でのお支払いは現金のみとなりますので予めご了承ください。


 

京都 DJ set

日程:2025年5月5日(月・祝)

時間:TBA
会場:PIOPIKO(エースホテル京都内)
料金:TBA

DJ:
Colloboh


 


Colloboh

ナイジェリアで生まれ、メリーランド州ボルチモアを経て現在はLAを拠点に活動するエクスペリメンタル・プロデューサー/コンポーザーで、過去数年間、ジャンルを超えたモジュラー・シンセの妙技を培ってきた。独学でシンセシスを学んだCollobohのDIYレコーディング日記(Instagramにアーカイブされている)は、すぐに熱心なオンライン・フォロワーを集め、最終的にLeaving Recordsの創設者Matthewdavidの目に留まった。彼はすぐに当時26歳だったCollobohを、Leavingの月例ショーケース「Listen to Music Outside In The Daylight Under a Tree」でのパフォーマンスに起用。そして2021年、Collobohはボルチモアからロサンゼルスに移住し、フルタイムで音楽に専念し、すぐにこの街の活気あるエクスペリメンタル・シーンに定着した。同年リリースしたデビューEP『Entity Relation』がIDM〜エレクトロニカ的な要素も垣間見せるクラブ・ビートに真っ向から取り組んだのに対し、2023年のセカンドEP『Saana Sahel』では、新進気鋭の作曲家の野望の広さを示す作品となった。EPのタイトル「Saana Sahel」は、Collobohの純粋な想像力の地、つまり緑豊かな海岸線と広大な砂漠に広がる手つかずのユートピアを指している。荘厳な「Acid Sunrise」(フィリップ・グラスを想起させる)で始まるこのEPは、この地域の多様な環境とムードをマッピングする一種の地図帳のような役割を果たしている。そして実に多彩で、この6曲には、恍惚としたジャズのフリークアウト、サンバのシャッフル、神秘的なゲスト・オーカル、そしてドビュッシーやガブリエル・フォーレの挿入が散りばめられた実に幅広いサウンドをみせている。
EPを2作リリースしたのみながら、Beach Houseのサポート・アクトやSuzanne Cianiとの共演ライヴを果たすなど、注目の逸材。

https://www.instagram.com/colloboh/

 

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Daisuke Tanabe ※東京公演①に出演

長らく作り続けていた楽曲をロンドンのオーディエンス参加型イベントCDRで初めて披露したところそれらが評判を呼び、その流れでリリースした初のEPがBBC Radio1 Worldwide Awardにノミネートされ、徐々にリスナーの幅を広げる。時に無数の音を丁寧に敷き詰めたような楽曲は一部の音楽ファンから根強く支持され、その後も多くの海外ツアーや都市型フェスSónar Barcelonaへの出演、ミラノサローネやOff-Whiteコラボセレクションへの楽曲提供、ドキュメンタリー映画の劇伴や映像作品への楽曲提供など、国内外問わず幅広く活動中。釣り好き。

https://www.instagram.com/daisuke_tanabe/

 


Sakura Tsuruta ※東京公演①に出演

音楽プロデューサー / ライブアクト / DJ / 教育者、そしてアクティビストとして、国内外の電子音楽シーンにおいて、従来のアーティストの枠を超え、多角的な役割を体現している鶴田さくらは、ダークで壮大なリズムと、しなやかで幻想的なメロディーの融合により、リスナーを魅了し、さらなる期待を抱かせるアーティストです。

2019年のデビューシングル「Dystopia」は、BeatportのElectronica/Downtempoカテゴリーのトップ100に躍り出ました。2020年には、EP「Made of Air」を発表し、国内におけるアーティストとしての評価を固め、2022年リリースのLP「C / O」は、世界中のリスナーを惹きつけ、アンビエントやエレクトロニカのシーンで有力な世界的レーベル、Mule Musiqからレコード/デジタルで、2023年に再リリースされた。

鶴田の音楽は、日本だけでなく、世界中のクリエイティブコミュニティでも人々を魅了しており、年々、活動範囲を拡げ、オーディオビジュアルパフォーマンス、サウンドインスタレーション、拡張現実、ファッションショーなどの領域でも活躍。Ableton、資生堂、FENDI、AudioTechnica、Amazonなどの世界的なトップブランドのから注目され、それぞれのブランドのプロジェクトをより豊かにするサウンドディレクションや音楽を提供している。

アーティスト活動の他にも、次世代の音楽の才能を育てることに深く取り組み、ミャンマー /ヤンゴン拠点のCreative Media Institueにて音楽制作の講師として年間50名以上の生徒を育成する活動を続けている。さらに、国内でも音楽大学や専門学校ではゲスト講師として教鞭を取り、母校であるバークリー音楽大学の協力の元、電子音楽制作とパフォーマンスの授業を入学希望者達に教えている。

また音楽シーンにおけるジェンダー平等の提唱者として、鶴田はBillboard Musicなどの有力なプラットフォームで、女性の権利についての自分の見解を共有してきました。音楽業界で女性の権利や居場所を増やすための努力は、Forbes Japanに評価され、2023年に発売された「世界を救う希望100人」特集号において表紙に抜擢された。

彼女の革新的なアプローチと音楽への情熱は、電子音楽シーンの発展を促進する力として、大きな期待を集めている。

https://www.instagram.com/sakura03drops/

 


Yosi Horikawa ※東京公演②に出演

環境音や日常音などを録音・編集し楽曲を構築するサウンド・クリエイター。

これまでの作品、2012年『Wandering』、2013年『Vapor』、2019年『Spaces』それぞれ、Time Out、The Japan Times、The Guardianなど、多数媒体でのBest Album of the yearに選出される。 リリースの度にワールドツアーを行い、Glastonbury、Sonar、Mutek、Ozoraをはじめとする多数の世界的大型フェスティバルに出演。また自身の音楽制作過程を追った、ドキュメンタリームービー『Layered Memories』(2016年)が話題となった。2024年には仏 Le Mans, CTTMにあるヨーロッパ最大の無響室にて日本人初のライブ、1759年創設の英 Kew Gardensの為に会場音楽を制作、渋谷のSound & Bar〈HOWL〉のサウンドシステム設計・製作を手がけるなど、また幅広く活動している。

https://yosihorikawa.bandcamp.com/

 


Albino Sound(解体新書/KTSNS) ※東京公演②に出演

東京拠点のプロデューサー、コンポーザー、左利き。文字通りのレフトフィールドな電子音楽作家として、これまでにP-Vine やアムステルダムのModern Obscure Music、ロンドンのTurnend Tapes などから作品をリリースし、Ransom NoteやMixmagのSoundcloudなどで楽曲がプレミア公開されてきた。
ベースミュージックやUKテクノ由来のグルーブに、独自のサウンドデザインを織り交ぜたデジタルオーガニックな世界観を表現しており、近作である”Metallurgy(Turnend Tapes)”や”130EP(KTSNS)”では色彩も豊かなその世界を体験できる。
Romy Mats、VJ Camel が主催する解体新書ではレーベル部門のKTSNSのディレクターとして関わり、現在は12ヶ月連続のシングルリリースシリーズを展開している。

また2024年より辻事務所に所属し、ファッションブランドから企業のイメージムービー
など幅広い広告の音楽制作に携わっている。

https://albinosound.com/
https://albinosoundtokyo.bandcamp.com/
https://www.instagram.com/albinosound/


Salamandaが2021年にリリースしていた傑作アルバム『Sphere』の初アナログ化が決定!リリースを記念した日本ツアーが東京と金沢で開催!

ソウルのレフトフィールド・アンビエント/DJデュオ、SalamandaがMétron Recordsの姉妹レーベル、small méasuresから2021年にリリースしていた傑作アルバム『Sphere』の初アナログ化が決定。そしてそのリリース・ツアーが東京と金沢にて開催も決定。東京のWWW公演は札幌の電子デュオLAUSBUBとのツーマンに東京の電子デュオRYOKO2000のnoripiをDJにリスニング志向の電子イベント・シリーズPERSONAL CLUβにて、金沢のESŐ公演では今回デイからナイトに続くパーティShift (Layered)にて、共にリリースもフィーチャーしたフルセットのライブで出演が決定。PLANCHAから今回リリースとなる再発のバイナルLPは各会場で先行発売致します。

 

Salamanda “Sphere” LP version 5/16 on sale

Artist: Salamanda
Title: Sphere
Label: PLANCHA / small méasures
Cat#: ARTPL-233
Format: LP(世界初LP化)
Release Date: 2025.05.16 来日公演で先行発売
Price: ¥4,400 + tax

Festival de FRUEで2度の来日も盛況を博した韓国はソウルを拠点に活動しているUman Therma(Sala)とYetsuby(Manda)によるレフトフィールド・アンビエント/DJデュオ、SalamandaがMétron Recordsの姉妹レーベル、small méasuresから2021年にリリースしていた傑作アルバム『Sphere』の初アナログ化が決定。

『Sphere』は彼女たちのセカンド・アルバムにあたる作品。8曲を通じて、2人は泡、屈折する光、そして地球にインスパイアされた球状の世界を思い起こさせる。パーカッシヴな要素をふんだんに盛り込んだサウンドスケープは、アルペジオの節が霧のようなシンセや揺らめくプレートに取って代わるにつれ、広大な広場に佇む孤独な神殿のイメージを呼び起こしながら、浮き沈みする。

ミニマリストのコンセプト、調和のとれたリズム、そしてスティーヴ・ライヒの作品にインスパイアされた前衛的なエレクトロニック ミュージック。

“『Sphere』では、より多様性を探求し、想像力を刺激するために抽象的なコンセプトとイメージを思いつきました。各トラックは、私たちが見つけたり想像したりしたさまざまな種類の球体に関連しています。すべての生き物を包み込む大きな丸い惑星から、水中で踊る小さな泡、浮かぶアイデアの断片、爆発するトマト、点滅して目をくすぐる光の動きまで…または、トラックは他の人の視点ではまったく異なるタイプの球体に関するものになることもあります。『Sphere』が想像力を解き放ち、楽しい音楽の旅にあなたを連れて行ってくれることを願っています”

Side A:
1. The Big Blue
2. Knowledge
3. Puddle Underwater
4. Rain-Bow

Sie B:
1. Boiled Tomato
2. Between Blue and Purple
3. Hemi and Bee
4. Offertorio


 


 

Salamanda Japan Tour 2025

THU 8 MAY at WWW Tokyo
FRI 9 MAY at ESŐ Kanazawa

supported by PLANCHA

 

東京公演


PERSONAL CLUβ

Salamanda “Sphere” LP Reissue Party w/ LAUSBUB

日程:2025年5月8日 (木)
時間:OPEN/START 18:30
会場:WWW Shibuya
料金:U23 ¥3,300 / ADV ¥3,800 *別途1ドリンク代必要
チケット:https://t.livepocket.jp/e/20250508www

LIVE:
Salamanda [KR]
LAUSBUB

DJ: noripi

artwork: eijin


 

金沢公演

Shift (Layered)

日程:2025年5月9日(金)

時間:OPEN/START 20:00
会場:ESŐ Kanazawa
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500 *別途1ドリンク代必要
チケット:https://e-s-o.jp/ticket/2025-05-09/

LIVE:
Alphabet Music
Salamanda [KR]

DJ:
Aspara
Ghroningen
K3N
Nep
NESS
PNNP

and more


 


Salamanda [KR]

韓国はソウルを拠点に実験的なエレクトロニック・ミュージックを探求するSalaことUman ThermaとMandaことYetsubyによるレフトフィールド・アンビエント・デュオ。20世紀のミニマリズムに大きな影響を受けており、モジュラー・シンセ、エフェクター、厳選されたサンプルと自分たちの声を駆使して、オーガニックとコズミックの間を漂うような、ノスタルジックで透明感のある独特のアンビエント・コンポジションを描き出している。

2018年に共通の友人を介して出会い、すぐに両者はミニマル・ミュージックへの親和性を共有していることと、一緒に仕事をすると特別な「相乗効果」が生まれることに気付き、彼女達は「私達が好きな音楽を自由に作ることができる」プロジェクトであるSalamandaを結成。

2019年にタイムレスなアジアのサウンドと現代のインターナショナル・プロダクションの融合に焦点を当てた地元ソウルの注目レーベル、Tonal UnityからEP「Our Lair」でデビュー。そして2020年にはセルフ・リリースにてEP『Glass Cage』をリリースした。

やがて彼女達の創り出すアンビエント・ミュージックは世界からも注目を集めるようになり、Biscuit主宰のフランスの名門Good Morning Tapesから2020年にデビュー・アルバム『Allez!』を発表。続く2021年にLi Yileiや冥丁などアジアのアンビエント~エレクトロニック系のアーティストを輩出しているMétron Recordsの姉妹レーベルsmall méasuresからセカンド・アルバム『Sphere』をリリースし、着実に評価を高めていった(本作がこの度初LP化)。

2022年にブルックリンの人気コミュニティ・ラジオ、The Lot Radioでレジデントも務めるSimiseaとTristan Arp(UKのWisdom Teethからソロ・アルバムをリリースし、Asa Toneのメンバーでもある)の2人が運営するレーベルHuman Pitchと契約し、サード・アルバム『ashbalkum』をリリース。以降は世界的な注目もさらに高まり、バルセロナのPrimavera SoundやモントリオールのMUTEKなど様々なフェスティヴァルにも出演を果たし、Festival de FRUE 2023で初来日を果たす。2023年にはFactaとK-LONEが運営するUKの気鋭のエレクトロニック・ミュージック・レーベル、Wisdom Teethと契約を果たし最新アルバム『In Parallel』をリリースし、2年連続のFestival de FRUEへの出演と、盟友Asa Toneと共に東阪でヘッドライナー・ショーを行った。いま最も注目を集めているエレクトロニック~アンビエント・デュオと言っても過言ではない。

https://www.instagram.com/8salamanda8/

 


LAUSBUB ※東京公演に出演

2020年3月 北海道札幌市の同じ高校の軽音楽部に所属していた、岩井莉子と髙橋芽以によって結成されたニューウェーブ・テクノポップ・バンド。2021年1月18日 Twitter投稿を機に爆発的に話題を集め、ドイツの無料音楽プラットフォーム”SoundCloud”で全世界ウィークリーチャート1位を記録。同時期に国内インディーズ音楽プラットフォーム”Eggs”でもウィークリー1位を記録。2021年6月18日 初のDSP配信となる配信シングル『Telefon』をリリース。2022年11月16日には初のフィジカル作品となる1st EP「M.I.D. The First Annual Report of LAUSBUB」をリリース。2023年8月には地元北海道の大型フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO」に出演。その話題性のみならず、本格的な音楽性からミュージシャン・音楽ファン・各メディアからの注目を集めるニューウェーブ・テクノポップ・バンド。

https://www.instagram.com/officialausbub/

 


noripi (DJ) ※東京公演に出演

ピアノ男との電子デュオRYOKO2000としても活動する。

https://soundcloud.com/noripi4 


盛岡夕美子と小久保隆の日本のアンビエント〜ニューエイジの先駆者2人のコラボ作『Gaiaphilia』の日本独自CDが4/30にリリース決定 | 4/13にPOLARIS tokyoで開催リリース・パーティーにて先行発売

Métron Recordsからアナログ/デジタルで発表された、作曲家・ピアニスト、盛岡夕美子と環境音楽家、サウンドデザイナー、メディア・プロデューサー、小久保隆の、日本のアンビエント〜ニューエイジの先駆者2人のコラボレーション作品『Gaiaphilia』の日本独自CDが4/30にリリース決定。4/13にはPOLARIS tokyoで開催リリース・パーティーも開催。その会場にてCDの先行発売も決定。

 

Yumiko Morioka & Takashi Kokubo “Gaiaphilia” CD 4/30 release

Artist: Yumiko Morioka & Takashi Kokubo
Title: Gaiaphilia
Label: PLANCHA / Métron Records
Cat#: ARTPL-236
Format: CD
Release Date: 2025.04.30 ※04.13のリリース・パーティーで先行発売
Price: 2,200 yen + tax

※日本独自CD化
※解説付き


ジャパニーズ・アンビエント/ニューエイジのリヴィング・レジェンド2人によるコラボレーション作

作曲家・ピアニスト、盛岡夕美子と環境音楽家、サウンドデザイナー、メディア・プロデューサー、小久保隆による共作作品。両者にとって新たな章を刻む本作は、日本の自然の永遠の美しさに根ざした、深く感情的で超越的な体験を聴き手へ提供する、日本環境音楽の新たな傑作。

近年再評価が著しい盛岡夕美子とコンスタントに作品をリリースしてきた小久保隆が、アンビエント・サウンドスケープの旅、『Gaiaphilia』でタッグを組んだ。盛岡の優美なピアノ曲と小久保の没入型フィールド・レコーディング、アトモスフェリックなシンセサイザーがシームレスに融合した作品。

このコラボレーションは、何十年にもわたって画期的な作品を生み出してきた、アンビエント・ミュージックとニューエイジ・ミュージックの分野の2人の先駆者が結集して生み出したものだ。2人は2023年に代官山の「晴れたら空に豆まいて」で開催されたコンサートで共演を果たしたことをきっかけに交流が生まれ、その後自然発生的にコラボレーションが始まった。
1987年のアルバム『余韻 (Resonance)』(Métron Recordsからアナログでリイシューされ各所で高い評価を得た)で名声を博した盛岡は、自身の内省的な演奏に小久保の鮮やかな環境テクスチャを融合させ、自然とメロディの対話を生み出している。

『余韻 (Resonance)』をリリースした後、盛岡は音楽界から身を引き、家族のためにアメリカに移住した。彼女の作品は長年ファンにひっそりと愛され、2020年に再発されて初めて広く認知されるようになった。7年前、壊滅的な山火事でカリフォルニアの自宅が焼け落ちたため、東京に戻り、ショコラティエに転身したが、近年はピアノへの情熱を再燃し、ライヴ演奏や新作のレコーディングを行っている。

小久保隆の伝説的なディスコグラフィーは30年以上にわたり、近年ではYouTubeのアルゴリズムや海賊版のアップロードを通じて広く評価され、数千万回再生されているが、彼はサウンド・デザインの仕事、特に日本の地震警報音やクレジットカード決済のジングルで最もよく知られており、彼の作品は日本社会に浸透している。

「地球への愛と懸念から、私たちは2人とも独自の感性と探究心を持っており、それを音楽を通して表現しています。」

共通の哲学的関心に基づいており、自然の回復力と調和に対する深い敬意を反映している。ガイア、母なる地球の再生、生命の相互関係というテーマが中心にあり、宇宙論、神聖幾何学、日本の神秘的なカタカムナの伝統からインスピレーションを得ており、このアルバムは自然界の繊細なバランスを音が映し出す瞑想的な空間にリスナーを誘っていく。

サウンドデザインの達人である小久保は、衝突試験用ダミーの頭の形をした自作のバイノーラル・マイクで録音した独特のフィールド・レコーディングでこのビジョンを高めている。ボルネオのジャングルから海の波の穏やかなリズムまで、小久保の地球規模の録音は、盛岡の内省的なピアノ曲を完璧に引き立てる没入感のあるサウンドスケープに変化させていく。

「タイトルのGaiaphilliaは、自然と生命への愛と尊敬を包含する新しい言葉です。この感情こそが、私たちが表現したいテーマです。」

山梨にある小久保のログハウス・スタジオ「スタジオイオン」で録音されたこのコラボレーションは、日本の自然の風景の永遠の美しさに根ざした、深く感動的で超越的な体験をリスナーに提供する。


Track List:
1. Birds of Borneo
2. Gaiaphilia
3. Elegant Spiral
4. Ancient Beach
5. O-KA-GU-RA
6. Sanukite
7. Veil of the Night
8. Hibiki of Katakamuna

Composed and arranged by Yumiko Morioka & Takashi Kokubo
Piano and Keyboards by Yumiko Morioka
Synthesizers, Keyboards and field recordings by Takashi Kokubo
Voice by Takashi Kokubo (on Hibiki of Katakamuna)

Recorded and Mixed by Takashi Kokubo in STUDIO ION (Japan)
Artwork by VENTRAL IS GOLDEN
Supervisor by Jiro Yamada
Manufacturing by Brandon Hocura

Special thanks to SUSERI (The inspiration for ‘O-KA-GU-RA’)
Yuki Yama, Takaya Nakamura, Chiharu Ishida

 

Yumiko Morioka & Takashi Kokubo “Gaiaphilia” release party (MIMINOIMI Food For Ears – vol.10)

日程:2025年4月13日(土)
時間:OPEN 17:30 / START 18:30
会場:POLARIS tokyo
料金:ADV 4,500円 / DOOR 5,000円 *別途1ドリンク代700円必要
チケット:https://miminoimi20250413.peatix.com/view

出演:
Yumiko Morioka & Takashi Kokubo
Olli Aarni & Yoichi Kamimura

MIMINOIMIはイベントシリーズFood For Earsの第10回目を開催します。今回は、Yumiko Moriokaと小久保隆がMétron Recordsから今年3月にリリースする共作作品を記念したコラボレーションライブ、更にフィンランド人の音楽家Olli Aarniとアーティストの上村洋一のライブを実施します。

近年急速に再評価が進むアンビエント・アーティストYumiko Moriokaとコンスタントに作品を発表する小久保隆 は、2023年にコンサートで共演しました。
それ以来、二人の間に交流が生まれ、自然発生的にコラボレーションが始まりました。

小久保隆はシンセサイザーを使った透明感のあるアンビエント・ミュージックで知られているアーティストですが、実は世界各地を旅しながら録音を続けるフィールド・レコーディング作家の顔も持っています。今回のコラボレーションは小久保隆のフィールド・レコーディングの音にYumiko Moriokaがインスパイアされ即興を行い、それに対して小久保隆が更にシンセサイザーやサヌカイトで応答するという制作方法が取られました。

そして、完成したのは地球をテーマにした『Gaiaphilia』という作品です。この作品はそれぞれ独自の領域で活動してきたアーティストが出会い、時間を共有し、地球環境の状態に思いを馳せる中で感じた感情や感覚が投影された作品になります。

他方、フィンランド人Olli Aarniは様々な音楽スタイルを柔軟に横断しながらクオリティーの高い作品をリリースし続けている音楽作家で、上村洋一はフィールド・レコーディングを制作の主体としながらインスタレーションなどの形態で作品発表を展開するアーティストです。2021年以来、フィンランドを舞台に、デュオライブを継続的に実施している2人は、現在、今秋リリース予定のコラボレーションアルバムを製作中です。

『Gaiaphilia』がライブでどのように演奏されるのか、そして新進気鋭の二人のアーティストがいかなる即興的なコレスポンダンスを行うのか、これらを目撃するため、是非、現場に足を運んでみてください!!


Yumiko Morioka & Takashi Kokubo
(盛岡夕美子/小久保隆)

盛岡夕美子
幼少期からピアノをはじめ、来日中のアメリカ人のピアニストに才能を見出され高校1年からアメリカに留学。そのままサンフランシスコ音楽院に進学し、大学を主席で卒業。大学在学時にはミニマリズムの作曲家John Adamsに師事する。宮下智名義で1980年に田原俊彦の「はっとしてGOOD」を作曲し、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。1987年にファースト・ソロアルバム「余韻:レゾナンス」を伊藤詳が主催するレーベル「GREEN&WATER」から発表。1990年、Synergetic Voice Orchestra名義でワールドミュージックのアルバム「MIOS」を発表、さらに90年代にはCulturemix名義で2作品を発表し、94年にアメリカに渡り、チョコラティエに転身。現在はチョコレートトリュフ専門店世田谷トリュフのオーナー。2020年に「余韻:レゾナンス」がイギリスMétron Recordsから再発され、再評価が急速に進んでいる。

Yumiko Morioka started her musical training as a classical pianist at age three.
She graduated from The San Francisco Conservatory of Music where she studied piano and composition. She studied composition with a legendary John Adams at the conservatory, and was deeply influenced by his minimalistic approach of composition. Although she had to write other types of music, such as Japanese pop songs, in order to support her living, one of her songs became a biggest hit single in 1980. She became a very popular composer under alias , Tomo Miyashita. She wrote many hit songs during the 80’s and received many awards equivalent to the Japanese Grammy. In 1987, she finally released her solo piano album ”Resonance” which is more of her own music style, rather than the commercial works she has been writing. This album was not so popular in Japan then, but after 30 years, it was recognized overseas, and was reissued from British Label Métron Records and this time it was well received among the ambient music audience.

小久保隆
小久保隆(こくぼ たかし)は、日本の環境音楽家で、自然音やフィールドレコーディングを取り入れた独自の音楽スタイルで知られています。彼の作品が収録されたコンピレーション・アルバム「Kankyo Ongaku – Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980–1990」は、2020年の第62回グラミー賞にノミネートされ、環境音楽の重要性を再認識させました。小久保の音楽は、耳に心地よい自然の音を巧みに重ね、リスナーに癒しをもたらします。また、彼は携帯電話の緊急地震速報のアラーム音や、電子マネー「iD」の決済音といった日常生活においても聴かれる音を手掛け、幅広いジャンルでの影響力を発揮しています。彼の作品は、聴く人々に自然とのつながりの大切さを感じさせると同時に、現代社会における音の可能性を広げています。

Takeshi Kokubo is a Japanese ambient artist known for his unique musical style that incorporates natural sounds and field recordings. His works are featured in the compilation album “Kankyo Ongaku – Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980–1990,” which was nominated for the 62nd Grammy Awards in 2020, highlighting the importance of Japanese ambient music and environmental music. Kokubo’s music artfully layers soothing natural sounds to bring relaxation and healing to listeners. Additionally, he has contributed to important sound design projects, including the emergency earthquake alert on mobile phones and the payment sound for the electronic money service “iD,” demonstrating his influence across a wide range of genres. His works evoke a sense of connection to nature while expanding the possibilities of sound in contemporary society.

 

Olli Aarni

Olli Aarniは実験的なサウンド&ミュージックアーティストであり、色彩豊かな音を軽やかに融合させ、繊細で重層的なサウンドスケープを生み出している。自然の持つ混沌、複雑さ、予測不可能性が電子音の流れに溶け込み、秩序と無秩序、ミニマリズムとマキシマリズムの間を絶えず揺れ動く共鳴する織物を形成する。Aarniは多様な技法とアプローチを用い、そのサウンドスケープは感覚を優しく包み込みながら、思考をくすぐるような刺激を与える。Olli Aarniの録音作品は四大陸でリリースされており、さらにインスタレーション、サウンド・ポエトリー、インタラクティブなウェブベースのサウンド作品、ラジオ作品なども手がけている。

Olli Aarni is an experimental sound and music artist, whose works merrily merge colourful sounds into each other, forming delicate and layered soundscapes. The chaos, complexity and unpredictability of nature flow into the stream of electric sounds, forming a resonating weave that constantly sways between order and disorder, minimalism and maximalism. Aarni works with various techniques and approaches, and his soundscapes both fondle the feelings and tickle the thoughts.Olli Aarni’s recorded work has been published in four continents, and in addition he has made installations, sound poetry, interactive web-based sound pieces, and radio work.

 

上村洋一

上村洋一は、ヴィジュアル&サウンドアーティストであり、フィールドレコーディングを通じて、人間と自然の内面的かつ精神的なつながりを探求している。近年は、知床の流氷、スカンジナビアの基盤岩、アイスランドの氷河、アマゾン熱帯雨林、そして世界最大の滝であるイグアスの滝など、さまざまな自然現象を研究してきた。これらのリサーチをもとに、国内外で瞑想的で没入型のサウンドインスタレーション、ドローイング、絵画、サウンドパフォーマンスを発表している。最近の音響作品には、『Therme Vals』(Vertical Music, 2023)や、『harkening critters』(forms of minutiae, 2024)がある。

Yoichi Kamimura is a visual and sound artist. He explores the inner and spiritual connections between humans and nature through field recordings. In recent years, he has conducted research on various natural phenomena, including drift ice in Shiretoko, Scandinavian bedrocks, glaciers in Iceland, the Amazon rainforest, and Iguazú Falls, the world’s largest waterfall. Drawing upon this research, he has presented immersive sound installations, drawings, paintings, and sound performances in Japan and internationally. Recently released audio works include Therme Vals (Vertical Music, 2023) and harkening critters (forms of minutiae, 2024) in Berlin.

Flyer design : UESATSU


SatomimagaeがRVNG Intl.から4/25にリリースするニュー・アルバム『Taba』から先行セカンド・シングル「Omajinai」がMVと共に公開

Photo credit: Norio

Photo credit: Norio

東京を中心に活動しているミュージシャン、ソングライター、SatomimagaeがRVNG Intl.から4/25にリリースするニュー・アルバム『Taba』。ゆるやかにつながった連作短編集と表現している本作から2つ目の物語「Omajinai」は、最も儚い瞬間にさえ含まれる漠然とした謎と無限の詩について考察している。

アコースティック・ギターと優しい叙情詩というシンプルなパレットの中で、里美のナレーションは微妙に浮かんでは消え、完全に落ち着くことなく結末へと向かう。物語は、謎めいたまま、解決されることなく、記憶の中で深く揺らぎながら終わる。

「Omajinai」には、Satomiの長年の共同制作者であるNorioによるモノクロのビデオが添えられている。Norioは、この曲のための里見のシンプルで明快なストーリー設定を現実のものにしている。

“一人でタバコを吸う時間は、日常でありながら世界を俯瞰出来る非日常的な時間でもあります。
それは時間制限のある幽体離脱のようなものです。”

 

Satomimagae new single “Omajinai” out now

Artist: Satomimagae
Title: Omajinai
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Format: Digital Single
Buy/Listen: https://orcd.co/m2nkxro

Satomimagae – Omajinai [Official Video]
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=-XRo8Xg4U44

Video by Norio
Cast: I_R

 

Satomimagae “Taba” 2025/04/25 release


Artist: Satomimagae
Title: Taba
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Cat#: ARTPL-234
Format: CD / Digital
Release Date: 2025.04.25
Price(CD): 2,200 yen + tax

※日本独自CD化
※CDボーナス・トラック1曲収録


東京を中心に活動しているミュージシャン、ソングライター、そして内なる世界と外なる世界を旅するSatomimagaeの2021年の傑作『 Hanazono』に続くニュー・アルバムが完成。想像力豊かな考察を集め、広大な観念を辿り、つつましい瞬間に静かな余韻を残す『Taba』は、個人と集団、構築的なものと宇宙的なもの、明瞭なものと感じられるものの間を鮮やかにつなぐ。

本作は個人的なことと普遍的なこと、目に見えることと見えないことの両方を記録した一連のヴィネットとして展開する。自宅スタジオの外に流れる人生のつかの間のシーンやサウンドを観察し吸収しながら、彼女は自分自身を超え、現在と記憶の奇妙な流動の両方の魂とシステムの軌道の中で歌い、直線的なソングライティングではなく、トーンやテクスチャーが拡大し、広がりのあり深みのあるストーリーが展開される。

『Taba』のリード・シングル「Many」は、疎外された時代のフォーク・ミュージックであり、より有機的な曲作りと、Satomiを取り巻く世界の自然な響きを強調し、取り入れるアレンジへの微妙だが意図的なシフトを示している。気づかれなかった人生や集合的な記憶についての考察に導かれ、個人やグループを結びつけたり解いたりする結合組織を繊細になぞる「Many」は、不明瞭なエコーや漠然とした音のジェスチャーが織り成すエーテルに対して、ループやスパイラルの中でSatomiが考えを巡らせている。

ON-EI[音映]というクリエイティブ集団によって制作されたミュージック・ビデオも同時に公開されている。
「このビデオはスライドショーです。見る人が心の中の風景や、まだ見ぬ風景に思いを馳せるきっかけになればと思います。」

このアルバムは、「束(たば)」(異なるものを束ねたもの、束ねたもの、ひとまとめにしたものを意味する日本語)の論理に従って、緩やかな短編小説集として組み立てられている。詩人のような語り手へと変貌を遂げたSatomiは、疎外されつつある現代を定義するありふれた出来事ややりとりから形成される、しばしば不可解な形に作家の目を投げかけている。Satomiの前作『Hanazono』(2021年)が、私的な内面という青々とした土壌から花開いたのに対し、『Taba』の鳥瞰図は、アーティストをより広く、よりワイルドな世界のどこかに、どうにかして位置づけようとしている。

「グループとしての人間、そしてグループの中の個人をどう見るかについて考えていました」とSatomiは言う。「グループはどのようにつながっているのか、またどのように境界線が存在するのか。私たちは集団(束)の中の一要素に過ぎないのに、一人ひとりの目に見えない経験や記憶がどこかに残っていて、気づかないうちに私たちや社会に影響を与えているという意識。私たちは塊の中の小さな点なのだ」。

Tabaの最初のざわめきは、Satomiの曲「Dots」で聴くことができる。この曲はRVNG Intl.からリリースされた2021年のコンピレーション『Salutations』の星座にマッピングされた多くのきらめく点のひとつである。パンデミック初期にSatomiがiPhoneに録音していた素材の奥から引き出された「Dots」は、彼女を影のようでありながら誘う道を案内する、言葉のない内なるガイドだった。興味をそそられ、インスピレーションを受けた里美は、この感覚を大切にし、新しい創造的な環境の中で新しいコード、リズム、テンポを試した。しかし、Tabaの精神を呼び起こしたのは、サウンド・アーティストduennとのコラボレーション・アルバム『Kyokai』でのやりとりだった。

“俳句以上、音楽未満”というテーマを掲げた『Kyokai』は、感覚を言葉にし、Satomiが記録している音の断片が単なる未完成のスケッチではなく、強力な造形物であることを理解させた。伝統的なフォーク・ソング的アプローチを脇に置き、デモを完全に取り払ったSatomiのソングライティングは、パズルやパッチワークに近いものへと進化し、彼女の礎となるアコースティック・ギターとヴォーカルが、『Taba』全体で聴かれる想像力豊かなアレンジへとピースをつないでいく。

Satomiの世界観に近い他のアーティストやミュージシャンとのコラボレーションが、アルバムのサウンドにより一層彩りを添えている。写真と映像でアルバムのビジュアル・アイデンティティを決定づけたNorioのシンセサイザー・ラインは、優しいバラード 「Kodama」を盛り上げている。鈴のようなローズ・ピアノがSatomiのギターの周りで鳴り響く 「Dottsu」は、2021年の『Colloid EP』のジャケット・アートを手がけたAkhira Sanoが演奏している。「Spells」を完成させるパズルのピースとなったYuya Shitoのクラリネットは、有機的なテクスチャーとエレガントなエッジの擦り切れを聴き取りながらTabaをミックスし、Satomiのこれまでの表現とは明らかに異なるエネルギーを発散させた。

これらの曲の土台となっている音色とリズムの遊びは、メロディーのジェスチャー、ノイズのような共鳴、そしてSatomiの手元のレコーダーが捉えた尖った瞬間など、カラフルなパレットにも活気を与えている。『Taba』は、これまでのSatomiの音楽を特徴づけてきた生来の親密さにまだ貫かれているが、これらの曲は、彼女の新しく広々とした、探究心旺盛なソングライティング・アプローチに沿ったもので、その過程で珍しいレイヤーが解き明かされている。サウンド・デザインの思索的な詩学に包まれた曲もあれば、ベッドルーム・ポップの窓からのぞく曲もある。

想像力豊かな考察を集め、広大な観念を辿り、つつましい瞬間に静かな余韻を残すTabaは、個人と集団、構築的なものと宇宙的なもの、明瞭なものと感じられるものの間を鮮やかにつないでいる。Satomiの音の物語は、会話の中に存在するという単純な事実によって雄弁な一貫性を獲得し、動き回る人生のもつれた回路がうなるようなパーツのハーモニーを奏でる。


Track List:
01. Ishi
02. Many
03. Tonbo
04. Horo Horo
05. Mushi Dance
06. Spells
07. Nami
08. Wakaranai
09. Dottsu
10. Kodama
11. Tent
12. Metallic Gold
13. Omajinai
14. Ghost
15. Kabi (Bonus Track)

 

Satomimagae:
東京を中心に活動しているアーティスト。暖かさと冷たさの間を行き来する変化に富んだフォークを創造している。White Paddy Mountainより2枚のアルバムをリリースした後、2021年にNYのRVNG Intl.へ移籍して4枚目のアルバム『Hanazono』を幾何学模様のメンバーが主催するGuruguru Brainと共同リリース。
2012年にセルフリリースしていたデビュー・アルバム『Awa』のリマスター・拡張版『Awa (Expanded)』を2023年にRVNG Intl.よりリリースした。

Website: https://satomimagae.jp
Twitter: https://twitter.com/satomimagae
Instagram: https://www.instagram.com/satomimagae/
Bandcamp: https://satomimagae.bandcamp.com/


若き奇才Graham Jonsonによるquickly, quicklyのGhostly Internationalからのセカンド・アルバム『I Heard That Noise』が4/18リリース決定、先行シングル「Take It From Me」がMVと共に公開!

photo by Alec Marchant

photo by Alec Marchant

オレゴンはポートランド出身の若き奇才Graham Jonsonによるソロ・プロジェクトquickly, quicklyのGhostly Internationalからのセカンド・アルバム『I Heard That Noise』が4/18リリース決定、先行シングル「Take It From Me」がMVと共に公開!

グレアム・ジョンソンは、ローファイ・テープを作っていた10代の頃に好んで聴いていた「勉強やリラックスのためのチルビート」というジャンルを超えて、レパートリーを広げようと懸命に取り組んできた。オレゴン州ポートランドを拠点に活動するこのアーティストは、quick, quicklyという名前で活動しており、2021年のアルバム『The Long and Short of It』で作曲の腕を披露し、ソウルとシンセを前面に出したベッドルームポップのサイケデリックな融合を披露した。そしてこのたびリリースされるセカンド・アルバム『I Heard That Noise』の日本のみのCDリリースが決定(ボーナス・トラック収録)。

先に公開されていた「Enything」、「Raven」に続いて3曲目となる先行シングル「Take It From Me」がMVと共に公開された。これは、ハルマゲドンの真っ只中に沈む夕日を眺めているような、ギターとピアノのミュートされたバラードだ。「この曲には2つの別々のストーリーがある」とジョンソンは説明する。「最初の詩は、人間関係の破局を経験したもので、2番目の詩は、より内面的な自分自身を見つめたものだ。どちらも、ある種の変化を求める盲目的な嘆願として、「Take It From Me」という諦念で終わっている。この諦めは柔らかいファルセットでささやかれ、どんなに冷酷なリスナーでも涙を誘う。

 

quicky, quickly “I Heard That Noise” 4/18 release


Artist: quickly, quickly
Title: I Heard That Noise
Label: PLANCHA / Ghostly International
Cat#: ARTPL-232
Format: CD
Release Date: 2025.04.18
Price(CD): 2,200 yen + tax

日本独自CD化
ボーナス・トラック収録
解説・歌詞・対訳付き


オレゴンはポートランド出身の若き奇才Graham Jonsonによるソロ・プロジェクトquickly, quicklyのGhostly Internationalからのセカンド・アルバム!
フォーク・アルバムを作ろうとしたが、ノイズで彩らずにはいられなかったという本作は豊かな楽器と予想外の音が合流し、野心的でありながら親密、ハイファイでありながら素朴で、暖かさ、ウィット、不協和音で日常生活の輪郭に沿ってカーブを与える衝撃作!

quickly, quicklyことGraham Jonsonはメロディーとノイズの心地よさに惹かれる。その2つが調性的にも無調的にも緊張関係にあり、記憶と気分をかき立てる。この性質が、オレゴン州ポートランドの地下スタジオ、ケントン・サウンド(Kenton Sound)から発信されるサイケポップ・プロジェクトのテクニカラーの世界に活気を与えている。「どこに目を向けても、驚嘆すべき新たな珍品がある」と、ピッチフォークのフィリップ・シャーバーンは、2021年のデビューLP『The Long and Short of It』のリリース直後に特集のためにGrahamのレコーディング・スペースを訪れた際に指摘した。それ以来、Grahamはライヴ・バンドを結成し、2023年に『Easy Listening』EPをリリースし、プロデュース・プロジェクト(Moses Sumney、Kid LAROI、SahBabiiなど)に携わり、ツアーや人間関係、若手ミュージシャンの浮き沈みを持ちこたえ乗り越えてきた。個人的な葛藤や対立によって形作られながらも、彼の待望のフルレングスの続編では、偉大なソングライターらしく、普遍的で、終わりがなく、やりがいのある音楽を作っているGrahamの姿が見られる。彼はフォーク・アルバムを作ろうとしたが、ノイズで彩らずにはいられなかった。豊かな楽器と予想外の音が合流したのだ。野心的でありながら親密、ハイファイでありながら素朴な『I Heard That Noise』の独特な曲は、暖かさ、ウィット、不協和音で日常生活の輪郭に沿ってカーブしている。

『I Heard That Noise』のインプットを紐解くよう頼まれたGrahamは、Phil Elverum (The Microphones / Mount Eerie)の予測不可能なヴォーカル・メロディーとサウンド・デザイン、Dijonの生々しい感情、Nick Drakeの時代を超越したリズムを挙げた。『Easy Listening』ではドラムが中心だったが、彼は新しい素材でビートの外側を考えることにチャレンジした。「ビートがなくても、曲、特に制作でどれだけできるか試してみたかった。ドラムの瞬間もあるけど、どちらかというと中間の空間が重要だった」。曲は直感的なディレイとディストーションを駆使している。時には、ピークの前にフレームから溶け出したり、突然のコードチェンジや、映画のジャンプスケア(ホラー映画やゲームなどで突然驚かせる演出手法)に例えるような衝撃で急転したりする。「心地よくいるというアイデアを試してみて、その後にクレイジーなことが飛んできて、一瞬その場から離れ、その後また戻ってくるかもしれない」。こうした非線形の選択が効果的なのは、Grahamが自然なポップ・アーキテクトであり続け、どこを押したり引いたり、足したり引いたりするべきか、そして本質的には、どのように人の注意を引き付けて維持するかを知っているからだ。

テーマは、別れた後の「惨めな時期や、自分自身を向上させようとして生きているような時期」といった最近の体験から、子供の頃の思い出にまで及ぶ。彼と彼の友人たちは、それを “ケントン・サウンド”(彼のスタジオの名前の由来になっている)と呼ぶようになり、近くにある工業試験場にその原因があることを突き止めた。それが振動するたびに、彼は母親の家の外でスケートボード中に「あの音」を聞いたときのことを思い出す。似たような音だが、より大きく、より怖い、空のサイレンのようなものだ。「近所の犬が一斉に吠え始めたのを覚えている。その思考パターンが、カタルシスをもたらす頭脳空間に散りばめられて、タイトル曲のレコーディングにつながった。この曲では、荒々しいイントロが消え、思い出すことと屈服することについての甘いピアノバラードに変わっていく。

Grahamは間奏とアウトロの才能があり、このアルバムではそれが全開だ。オープニングのアンビエントな揺れから「Enything」の力強いリズムに切り替わる。このリズムは、ある時点では新しいコンピューターを買うのに必要な情報が膨れ上がるほどだった。明るくギザギザとしたギターのラインに、友人でかつてのツアーメイトのJulia Logueのバッキング・ヴォーカルがハーモニーを奏で、Grahamは自分がやることすべてを遊び心たっぷりに語る。彼は歌詞を書くのが苦手だと言うが、「Enything」のゆるやかな言葉遊びは、彼の潜在意識が巧妙に働いている証拠だ。

「Take It From Me」では、アコースティックなドラムと優しい鍵盤を繊細なサウンドが取り囲み、Grahamは関係の終わりが迫っていた夜の諦めを回想する(「丘の向こうに大きな嵐がやってくる」)。「私はいつも、たとえ彼らの正確な経験を知らなくても、他の人々が私と同じ感覚を持っているかもしれないと知ることに安らぎを見出してきた」と彼は説明する。「Take It From Me」のマントラのようなリプライズは、その考えを受け継いでいる。

ケントン・サウンドの天井は、「I Punched Through A Wall」の真実を証明している。Grahamは、実際にはこの行為は愚かな押しつけがましい考えから生まれたものだと言う。そのイメージ(「自分のシルエット」)は、現実の怒りを包み込む比喩的な情景になった。「大砲の弾丸のような愛を感じる/引き裂かれるのが好きだ」と、彼はこのアルバムで最も甘くポップなアレンジで歌う。コーラスが最後を迎えると、穏やかなピアノのフレーズがパワーコードとフィードバックの爆発によって切り取られ、2倍の音量でセリフが繰り返される。

「Raven」は、寓話のようなフィクションと、道に迷った友人の悲しい物語を掛け合わせたもので、この曲の無邪気なカントリー調の響きが始まったところで、彼はメタルに近いレベルのヘヴィさで幕を閉じる。この対比が『I Heard That Noise』の核心を突いている。サウンドの極限を掘り起こすことで、Grahamは自分自身の最高の部分を引き出すだけでなく、彼の音楽との無数の関わり方を紹介し、その音楽はますます魅力的で無限の広がりを見せている。


TRACK LIST:

01. I Heard That Noise
02. Enything
03. Take It From Me
04. This House
05. This Room
06. Beginning Band Day One
07. I Punched Through The Wall
08. Hero
09. Raven
10. Drawn Away
11. You Are
12. Good Things (Bonus Track)

 

New Single “Take It From Me” out now




quickly, quickly – Take It From Me (Official Lyric Video)

YouTube (MV): https://www.youtube.com/watch?v=V8sVs_vrCzQ

Credits:
Directed by Graham Jonson and Eliot Foster
DP: Eliot Foster
Lyrics + animations +edit: Anna Chandler

 

quickly, quickly:
オレゴン州ポートランド出身のGraham Jonsonは、幼児期にピアノを弾き始め、小学5年生でJ Dillaの音楽に出会い、16歳までにシングルを自主リリースするなど、早くから音楽の世界へと飛び込む。2017年にquickly, quicklyという名前で初めて登場した彼のプロジェクトは、その後、SoundCloud、YouTube、Redditなどの「チルビーツ」のコーナーでファンを増やしていく。セルフ・リリースの『quickly, quickly vol.1』のリリースの後、2018年の『Paths』(Radio Juicy)と『Over Skies』(Jakarta Records)でさらに発展させた彼のエレクトロニック・プロデューサーとしてのスタイルは、ジャズ、ヒップホップ、R&Bの要素を融合させた、スムースでヒプノティックなもの。Stones Throwのカタログ、Bobby Hutchersonの宇宙的なフリーフォーム、Lô Borgesのブラジリアンバップから影響を受けている。Grahamは2021年にGhostly Internationalと契約し、本格的なソングライター、ヴォーカリスト、アレンジャーとしてプロジェクトを再構築し、ドラムからキーボード、ギター、そしてもちろんエレクトロニクスまでほぼすべてを演奏している。


冥丁が2019年にリリースした名作セカンド・アルバム『小町』の初CD化、廃盤となっていたアナログ盤のリイシューが決定

失われた日本のムードに光を当て、国内外で高い評価を得ている広島在住の音楽家、
冥丁が2019年にMétron Recordsから発表した傑作アルバム『小町』の初CD化、
廃盤となっていたアナログ盤のリイシューが決定致しました。
4月18日発売です。

冥丁『小町』CD/LP out on April 18, 2025

Artist: 冥丁 (Meitei)
Title: 小町 (Komachi)

Label: PLANCHA / Métron Records
Cat#: ARTPL-231CD / ARTPL-231LP
Format: CD (初CD化) / LP
Release Date: April 18, 2025
Price: 2,500yen + tax (CD) / 4,800yen + tax (LP)


“まだ闇の中で眠っている日本の魂を蘇らせたい”
“人々が関心を持たないと物事の存在はなかったことになる”
- 冥丁

失われた日本のムードに光を当て、国内外で高い評価を得ている広島在住の音楽家、冥丁が2019年にMétron Recordsから発表した傑作アルバム『小町』の初CD化、廃盤となっていたアナログ盤のリイシューが決定。

冥丁は過去の日本が持つ印象に作曲の方向性を見出すことが多く、自分を古風な精神の持ち主だと考えている。このアルバムを制作している時期に彼は最愛の祖母を亡くした。99歳で亡くなった祖母は、伝統的な日本の雰囲気を体験し理解している最後の一人だと彼は考えていた。彼の音楽と芸術の原動力となっているのは、世代が進むごとに日本人の集合意識から消え去っていくと彼が考える時代と美学、つまり「失われた日本のムード」に光を当てたいという願望である。そして本作『小町』は亡き祖母に捧げられたアルバムだ。

心に残る繊細さ、遠く離れた永遠の響きを持つ『小町』は、ホワイト・ノイズ、複雑なフィールド・レコーディング、そして流れる水のヒプノティックな音で溢れている。J-Dillaのように確信に満ちた現代性を持ちながらも、『小町』の系譜は、80年代の日本のアンビエントの先駆者や、90年代の牧歌的なサンプルをベースにしたアーティストである、横田進や竹村延和などのプリズムを通して、浮世絵や雅楽の浮世の世界にまで遡ることできる。

12曲はそれぞれが個別の音のジオラマとして構成されており、懐かしさを喚起するだけでなく、現代日本社会における古いものと新しいものの二律背反を探求するように作られている。この浸透した物語は全体を通して流れ、同様に日本の伝統的な家庭生活に浸透している内省的な静けさに魅了された作家である、川端康成や夏目漱石の作品、そして小津安二郎や宮崎駿の映画を思い起こさせる。


CD:
01. Seto
02. Ike
03. Nami
04. Sento [Pt. II]
05. Kawanabe Kyosai [Pt.II]
06. Chouchin
07. Maboroshi
08. Sento [Pt. I]
09. Myo
10. Kawanabe Kyosai [Pt.I]
11. Shinkai
12. Utano

LP:
A1. Seto
A2. Ike
A3. Nami
A4. Sento [Pt. II]
A5. Kawanabe Kyosai [Pt.II]
A6. Chouchin
B1. Maboroshi
B2. Sento [Pt. I]
B3. Myo
B4. Kawanabe Kyosai [Pt.I]
B5. Shinkai
B6. Utano

 


急遽決定!Kate NV Japan Show 2025 | 3月17日@FORESTLIMIT


Orange Milkからデビューし、現在はRVNG Intl.から作品をリリースしているマルチ・ハイフネイト・アーティスト、Kate ShilonosovaによるプロジェクトKate NVが、レッドブルが手がけた都市型音楽フェスティバル「RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2019」出演以来およそ6年ぶりとなる来日公演が急遽決定!
2025年3月17日(月)に幡ヶ谷FORESTLIMITで開催致します。
2018年の来日時に共演も果たしているテンテンコがDJで彩りを添えます。

 

Kate NV Japan Show 2025

日程:2025年3月17日(月)
時間:Open/Start 19:30
会場:幡ヶ谷FORESTLIMIT 東京都渋谷区幡ヶ谷2-8-15 幡ヶ谷KODAビルB1F 102
料金:予約 3,800円 / 当日 4,300円 *別途1ドリンク代必要

LIVE:
Kate NV

DJ:
テンテンコ

定員に達しましたので、前売りチケットのご予約受付を終了致しました。
当日券は若干数販売致します。
Reservations have reached capacity and have finnished accepting advance ticket reservations.
A few number of tickets will be available at the door.


Kate NV:
プロデューサー/DJ/演奏家/ヴォーカリスト、ケイト・シロノソヴァによるソロ・プロジェクト。元々はSonic YouthやDinosaur Jr.などに影響を受けたオルタナティヴ・ロック〜ポストパンク・バンド、Glintshakeのヴォーカルとして活動。また、同時に20世紀のクラシカルなミュージシャン達とCornelius Cardewのアイデアとアヴァンギャルドなコンポーズを再構築するMoscow Scratch Orchestraのメンバーでもある。それらと平行してソロとしてNVを始動させ、2014年にジャパニーズ・ポップスやニュー・ジャック・スウィング、90’s R&Bなどの影響を感じさせるEP『Pink Jungle』を発表し注目を集め、同年、Red Bull Music Academy Tokyoで初来日を果たす。2016年に待望のソロ・デビュー・フル・アルバム『Binasu』を2016年にGiant ClawとSeth Graham主宰の重要レーベル、Orange Milkからファースト・アルバム『BINASU』をリリース。各所で絶賛され、世界各国をライヴで飛び回る。その才能はエクスペリメンタル・ミュージック・シーンの最先鋭レーベルであるブリルックリンのRVNG Intl.の目にとまり、契約を果たし、2018年にセカンド・アルバム『для FOR』をリリースした。その後初の単独来日ツアーを成功させ、収録曲「вас YOU」は細野晴臣のラジオで2度に渡りプレイするなど、日本でも話題となり、浜離宮恩賜庭園で開催された花紅柳緑(RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2019)への出演も果たした。2020年には待望のサード・アルバムを『Room for the Moon』を引き続きRVNG Intl.からリリース。先行シングル「Sayonara」はPitchforkのベスト・ニュー・トラックに選出され、”The 100 Best Songs of 2020″にもランクインするなど、さらなる評価を高めた。そして2022年に現時点での最新作である『WOW』をRVNG Intl.から発表。従来の自身の曲の形式を華麗に捨て去り、音楽的な時間の経験を恍惚とした断片に分解し、さらなる高みへと到達した圧巻の快作で、さらに多くのリスナーを獲得した。

 


テンテンコ/TENTENKO:
東京を拠点とするエレクトロニクスミュージシャン。
ソロ作品は、TAL(DE)より”An Antworten”、Couldn’t Care More(DE)より”The Soft Cave”をリリース。
伊東篤宏とのユニットZVIZMOでは、Black Smoker Records(JPN)より”ZVIZMO””ZVIZMO Ⅱ”2作品をリリース。
現在、幡ヶ谷FORESTLIMITにて、たぬきを感じる音楽のパーティー『ぽんぽこ山』を主催している。


JJ Weihlによるエクスペリメンタル・ポップ・プロジェクト、Discovery Zoneの最新アルバム『Quantum Web』の発売1周年を記念した拡張版『Quantum Web EXP』が3月7日にリリース決定 | 収録曲から「Supernatural (Extended)」がMVと共に公開

Photo by Andie Riekstina

Photo by Andie Riekstina

ニューヨーク生まれでベルリンを拠点に活動するミュージシャン/マルチメディア・アーティスト、JJ Weihlによるエクスペリメンタル・ポップ・プロジェクト、Discovery Zoneが2024年3月8日にRVNG Intl.からリリースした最新アルバム『Quantum Web』の1周年を記念して、新曲4曲を追加した拡張版『Quantum Web EXP』が2025年3月7日にリリース決定。収録曲から「Supernatural (Extended)」がミュージック・ビデオと共に公開された。

「この曲は希望と進歩の感覚を伴い、ワクワクする探究心で前進します。ビデオではそのエネルギーを反映し、すべてが絶えず進化する超現実的で夢のような冒険を繰り広げたいと思いました」とJJ本人が語り、また、ミュージック・ビデオのディレクターNeelam K. Velaは
「これは、jj 自身が作品がよく行うように、自然と内面性を時代を超越したデジタル時代の美学と並べた、魅惑的で多感覚の冒険です。」と語っている。

 

Discovery Zone – Supernatural (Extended) Official Video

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=oCZQC59fkoU

Directed, shot and edited by Neelam K. Vela
Production & AD Lúa Pérez Núñez
Make up by Bloom
Light assistant Ben Farrelly
Additional video visuals, animation, Supernatural projections and graphic design Björn Sahlin

Music by JJ Weihl
Produced and arranged by JJ Weihl and E/T
Recorded and mixed by E/T at Phantom Studios in Berlin
Mastered by Anne Taegert at Dubplates & Mastering

 

Discovery Zone “Quantum Web EXP” out March 7, 2025

Artist: Discovery Zone
Title: Quantum Web EXP

Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Cat#: ARTPL-207EXP
Format: Digital / Cassette (LTD)
Release Date: 2025.03.07

Pre-order: https://lnk.to/rvngnl112exp


ニューヨーク生まれでベルリンを拠点に活動するミュージシャン/マルチメディア・アーティスト、JJ Weihlによるエクスペリメンタル・ポップ・プロジェクトDiscovery Zoneが2024年にリリースした最新アルバム『Quantum Web』の発売1周年を祝して、4曲の新曲を追加収録した拡張版エクスパンデッド・エディション『Quantum Web EXP』がリリース決定!

『Quantum Web』は80年代のソフィスティ・ポップ、現代のハイパー・デジタル・バブルガム、初期のエレクトロなどを横断し、ダウンテンポやシティ・ポップのエッセンスも垣間見える、 才気に満ちた多彩な作品。

2010年代初頭に生まれ故郷のニューヨークからベルリンに移り住んだソングライター、ヴォーカリスト、マルチ・インストゥルメンタリストのJJは、2020年に『Discovery Zone with Remote Control』を発表する前に、愛すべきアート・ロック・バンド、FensterのメンバーとしてMorr Musicなどから4枚のアルバムを発表し、音楽活動を発展させた。JJはDiscovery Zoneを、迷路やクライミング・ストラクチャーで埋め尽くされた屋内型の青少年向け娯楽施設チェーンにちなんで命名した。この施設は商業主義から生まれたもので、彼女は「見栄を張った檻」と表現しているが、それでも彼女や他の何百万人もの子供たちに探検する自由を提供していた。Discovery Zoneの音楽は、必然的な企業による社会的統制という認識と戯れながら、制度的な出所を曖昧にする音に独自の力と解放を見出している。

サイバネティクスやニューラル・ネットワークの可能性と同様に、広告や企業文化の遍在にインスパイアされたDiscovery Zoneは、『Quantum Web』で不気味の谷に突入する。Discovery ZoneことJJ Weihlは、2021年に委嘱されたマルチメディア・パフォーマンス『Cybernetica』のために、『Quantum Web』の楽曲の多くを書き下ろした。彼女は日々の活動を分析すべきデータとしてカタログ化し、自分の人生を統計的に分解してステージ上でライブの観客に提示した。機械に媒介されたポップスターであり、作品に匿名で没頭することを厭わない。

Discovery Zoneは『Quantum Web』で、光り輝くヴォーカルとバロック調の楽器の華やかさを散りばめたワイドスクリーンのポップ・サウンドを探求している。JJの歌声は、コンポジションの中心で焦点の定まった魅惑的なものだが、彼女は高解像度のシンセシスと時間を薄めるアンビエンスによって、明瞭な瞬間と難解な戦略を対比させている。ヴォコーデッド・テクスチャーは、濃密なコーラス・ネットワークに重層し、A.I.の音声合成は、瞑想セッションのアナウンスのように突然ミックスを襲う。JJの実体のない声のスタッカート・サンプルがアレンジを彩り、ヴォーカル・テイクというよりはシンセ・パッチに近い役割を果たす独自の点描的ハーモニック・システムを描き出している。『Quantum Web』は、JJの肉体の形から生まれた音からどれだけ離れたとしても、これらの形はJJの核となる自己を表しているのだ、と提唱するかのように、この複合的なモザイク・インプットからパワーを引き出している。

現代のラジオ・ポップスのような鮮明な忠実度で届けられるが、私たちが『Quantum Web』で出会う制作記号は、むしろVHSテープのような木目とゆがみを帯びて私たちに届くべきもののように思える。JJはプロデューサーのE.T.と協力し、80年代のソフィスティ・ポップ、現代のハイパー・デジタル・バブルガム、初期のエレクトロなど、数十年にわたるスタイルのプールに浸かった。賑やかなコンポジションにはモーターのような勢いがあり、ダウンテンポやシティ・ポップの影が控えめな瞬間の照明を落としている。エレクトロニックなアレンジが突然、クリスタルのようなギター・リフを奏でたり、エレクトリックなベースラインが鳴り響いたりするのは、JJが10代の頃にギターとベースを弾き、10年間伝統的な「ロック・バンド」で過ごした音楽的な教育を思い起こさせる。エレクトロニック・ポップ・ソングライティングの順列としてコード化された『Quantum Web』の作品の中に、1分ほどの間奏曲のシリーズが挟み込まれ、みずみずしいテクスチャーの彫刻や純粋なアンビエント・ドリフトへとダイヤルを回していく。

『Quantum Web』とは、私たちの個人的なつながりの網であり、ワールド・ワイド・ウェブであり、私たちが互いに言い合う嘘の網である。それは罠であり、身の回りにある比喩的なホログラムである。私たちは、そこから逃れることが不可能であることを認める。それでも私たちは、ログインし直すとき、タクシーの後部座席に取り付けられた小さなスクリーンでトリビア・ゲームをするとき、ショッピング・モールを歩いて無限の天井や空を見上げるとき、単純な喜び、あるいは少なくとも散文的な不可解さに立ち向かうスリルを見出すのだ。

今回の1周年記念の拡張版には「Supernatural (Extended)」、「Mall of Luv (Bonus Mix)」、「Ur Eyes (Underwater Mix)」、「Qw4nt0hmW3b」が追加収録され、デジタル・リリースに加えて、限定のカセットもリリースされる予定。


TRACK LIST:

01.Supernatural (Extended)
02. Pair A Dice
03. Ur Eyes
04. FYI
05. Mall of Luv (Bonus Mix)
06. Test
07. Out
08. Operating System
09. Mall of Luv
10. Kite
11. All Dressed Up With Nowhere to Go
12. Undressed
13. Ur Eyes (Underwater Mix)
14. Keep It Lite
15. Qw4nt0hmW3b

 


Satomimagaeのニュー・アルバム『Taba』がRVNG Intl.から4/25にリリース決定 | 先行1stシングル「Many」がMVと共に公開

Photo credit: Norio
Photo credit: Norio

東京を中心に活動しているミュージシャン、ソングライター、そして内なる世界と外なる世界を旅するSatomimagae(サトミマガエ)のニュー・アルバム『Taba』が引き続きNYの名門RVNG Intl.からリリース決定。アルバムから先行ファースト・シングルとして「Many」がミュージック・ビデオと共に公開された。

本作は個人的なことと普遍的なこと、目に見えることと見えないことの両方を記録した一連のヴィネットとして展開する。自宅スタジオの外に流れる人生のつかの間のシーンやサウンドを観察し吸収しながら、彼女は自分自身を超え、現在と記憶の奇妙な流動の両方の魂とシステムの軌道の中で歌い、直線的なソングライティングではなく、トーンやテクスチャーが拡大し、広がりのあり深みのあるストーリーが展開される。

『Taba』のリード・シングル「Many」は、疎外された時代のフォーク・ミュージックであり、より有機的な曲作りと、Satomiを取り巻く世界の自然な響きを強調し、取り入れるアレンジへの微妙だが意図的なシフトを示している。気づかれなかった人生や集合的な記憶についての考察に導かれ、個人やグループを結びつけたり解いたりする結合組織を繊細になぞる「Many」は、不明瞭なエコーや漠然とした音のジェスチャーが織り成すエーテルに対して、ループやスパイラルの中でSatomiが考えを巡らせている。

ON-EI[音映]というクリエイティブ集団によって制作されたミュージック・ビデオも同時に公開されている。
「このビデオはスライドショーです。見る人が心の中の風景や、まだ見ぬ風景に思いを馳せるきっかけになればと思います。」

 

Satomimagae new album “Taba” 2025/04/25 release

Artist: Satomimagae
Title: Taba
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Cat#: ARTPL-234
Format: CD / Digital
Release Date: 2025.04.25
Price(CD): 2,200 yen + tax

※日本独自CD化
※CDボーナス・トラック1曲収録


東京を中心に活動しているミュージシャン、ソングライター、そして内なる世界と外なる世界を旅するSatomimagaeの2021年の傑作『 Hanazono』に続くニュー・アルバムが完成。想像力豊かな考察を集め、広大な観念を辿り、つつましい瞬間に静かな余韻を残す『Taba』は、個人と集団、構築的なものと宇宙的なもの、明瞭なものと感じられるものの間を鮮やかにつなぐ。

本作は個人的なことと普遍的なこと、目に見えることと見えないことの両方を記録した一連のヴィネットとして展開する。自宅スタジオの外に流れる人生のつかの間のシーンやサウンドを観察し吸収しながら、彼女は自分自身を超え、現在と記憶の奇妙な流動の両方の魂とシステムの軌道の中で歌い、直線的なソングライティングではなく、トーンやテクスチャーが拡大し、広がりのあり深みのあるストーリーが展開される。

『Taba』のリード・シングル「Many」は、疎外された時代のフォーク・ミュージックであり、より有機的な曲作りと、Satomiを取り巻く世界の自然な響きを強調し、取り入れるアレンジへの微妙だが意図的なシフトを示している。気づかれなかった人生や集合的な記憶についての考察に導かれ、個人やグループを結びつけたり解いたりする結合組織を繊細になぞる「Many」は、不明瞭なエコーや漠然とした音のジェスチャーが織り成すエーテルに対して、ループやスパイラルの中でSatomiが考えを巡らせている。

ON-EI[音映]というクリエイティブ集団によって制作されたミュージック・ビデオも同時に公開されている。
「このビデオはスライドショーです。見る人が心の中の風景や、まだ見ぬ風景に思いを馳せるきっかけになればと思います。」

このアルバムは、「束(たば)」(異なるものを束ねたもの、束ねたもの、ひとまとめにしたものを意味する日本語)の論理に従って、緩やかな短編小説集として組み立てられている。詩人のような語り手へと変貌を遂げたSatomiは、疎外されつつある現代を定義するありふれた出来事ややりとりから形成される、しばしば不可解な形に作家の目を投げかけている。Satomiの前作『Hanazono』(2021年)が、私的な内面という青々とした土壌から花開いたのに対し、『Taba』の鳥瞰図は、アーティストをより広く、よりワイルドな世界のどこかに、どうにかして位置づけようとしている。

「グループとしての人間、そしてグループの中の個人をどう見るかについて考えていました」とSatomiは言う。「グループはどのようにつながっているのか、またどのように境界線が存在するのか。私たちは集団(束)の中の一要素に過ぎないのに、一人ひとりの目に見えない経験や記憶がどこかに残っていて、気づかないうちに私たちや社会に影響を与えているという意識。私たちは塊の中の小さな点なのだ」。

Tabaの最初のざわめきは、Satomiの曲「Dots」で聴くことができる。この曲はRVNG Intl.からリリースされた2021年のコンピレーション『Salutations』の星座にマッピングされた多くのきらめく点のひとつである。パンデミック初期にSatomiがiPhoneに録音していた素材の奥から引き出された「Dots」は、彼女を影のようでありながら誘う道を案内する、言葉のない内なるガイドだった。興味をそそられ、インスピレーションを受けた里美は、この感覚を大切にし、新しい創造的な環境の中で新しいコード、リズム、テンポを試した。しかし、Tabaの精神を呼び起こしたのは、サウンド・アーティストduennとのコラボレーション・アルバム『Kyokai』でのやりとりだった。

“俳句以上、音楽未満”というテーマを掲げた『Kyokai』は、感覚を言葉にし、Satomiが記録している音の断片が単なる未完成のスケッチではなく、強力な造形物であることを理解させた。伝統的なフォーク・ソング的アプローチを脇に置き、デモを完全に取り払ったSatomiのソングライティングは、パズルやパッチワークに近いものへと進化し、彼女の礎となるアコースティック・ギターとヴォーカルが、『Taba』全体で聴かれる想像力豊かなアレンジへとピースをつないでいく。

Satomiの世界観に近い他のアーティストやミュージシャンとのコラボレーションが、アルバムのサウンドにより一層彩りを添えている。写真と映像でアルバムのビジュアル・アイデンティティを決定づけたNorioのシンセサイザー・ラインは、優しいバラード 「Kodama」を盛り上げている。鈴のようなローズ・ピアノがSatomiのギターの周りで鳴り響く 「Dottsu」は、2021年の『Colloid EP』のジャケット・アートを手がけたAkhira Sanoが演奏している。「Spells」を完成させるパズルのピースとなったYuya Shitoのクラリネットは、有機的なテクスチャーとエレガントなエッジの擦り切れを聴き取りながらTabaをミックスし、Satomiのこれまでの表現とは明らかに異なるエネルギーを発散させた。

これらの曲の土台となっている音色とリズムの遊びは、メロディーのジェスチャー、ノイズのような共鳴、そしてSatomiの手元のレコーダーが捉えた尖った瞬間など、カラフルなパレットにも活気を与えている。『Taba』は、これまでのSatomiの音楽を特徴づけてきた生来の親密さにまだ貫かれているが、これらの曲は、彼女の新しく広々とした、探究心旺盛なソングライティング・アプローチに沿ったもので、その過程で珍しいレイヤーが解き明かされている。サウンド・デザインの思索的な詩学に包まれた曲もあれば、ベッドルーム・ポップの窓からのぞく曲もある。

想像力豊かな考察を集め、広大な観念を辿り、つつましい瞬間に静かな余韻を残すTabaは、個人と集団、構築的なものと宇宙的なもの、明瞭なものと感じられるものの間を鮮やかにつないでいる。Satomiの音の物語は、会話の中に存在するという単純な事実によって雄弁な一貫性を獲得し、動き回る人生のもつれた回路がうなるようなパーツのハーモニーを奏でる。


Track List:
01. Ishi
02. Many
03. Tonbo
04. Horo Horo
05. Mushi Dance
06. Spells
07. Nami
08. Wakaranai
09. Dottsu
10. Kodama
11. Tent
12. Metallic Gold
13. Omajinai
14. Ghost
15. Kabi (Bonus Track)

 

Satomimagae new single “Many” out now

Artist: Satomimagae
Title: Many
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
Format: Digital Single
Buy/Listen: https://orcd.co/ebyrkkr

Satomimagae – Many [Official Video]
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=R6fo9W1rnls

Directed by ON-EI [音映]
Cast: ham
Producer: Mika Sasaki (ON-EI)
Director / Editer / MA: Yuya Shito (ON-EI)
Colorist: Seiya Uehara

 

Satomimagae:
東京を中心に活動しているアーティスト。暖かさと冷たさの間を行き来する変化に富んだフォークを創造している。White Paddy Mountainより2枚のアルバムをリリースした後、2021年にNYのRVNG Intl.へ移籍して4枚目のアルバム『Hanazono』を幾何学模様のメンバーが主催するGuruguru Brainと共同リリース。
2012年にセルフリリースしていたデビュー・アルバム『Awa』のリマスター・拡張版『Awa (Expanded)』を2023年にRVNG Intl.よりリリースした。

Website: https://satomimagae.jp
Twitter: https://twitter.com/satomimagae
Instagram: https://www.instagram.com/satomimagae/
Bandcamp: https://satomimagae.bandcamp.com/


カナダのエレクトロニック・ドリーム・ポップ才人Teen Dazeが2曲入りニュー・シングル『Moving forward / Tokyo』で帰還!今年下半期にリリースされるニュー・アルバムに収録!

Photo by Faked Potatoes

Photo by Faked Potatoes

ブリティッシュコロンビア出身のプロデューサー、Jamison Isakによるエレクトロニック・ドリーム・ポップ・プロジェクト、Teen Dazeが2曲入りニュー・シングル『Moving forward / Tokyo』で帰還!

昨年のメロウなポップ・アルバム『Elegant Rhythms』を経て、Teen Dazeはより親しみやすいサウンドに戻ってきた。『Elegant Rhythms』のソフトなギターと穏やかなローズは、脈打つシンセとブラストされた808に置き換えられ、2010年からのキャリアを追いかけてきたリスナーにとっては、より馴染みのあるサウンドになっている。

「Moving forward」で最初に聴けるのは、嵐の前の静けさを感じさせる、声とパッドのそよ風。ロボットの聖歌隊のような歌声は、Teen Dazeを、未来を見据えつつも過去に思いを馳せるアーティストとして位置づけている。メロディック、アトモスフェリック、エモーショナルなど、Teen Dazeのプロダクションのすべての兆候を感じさせると同時に、非常に「時代の流れ」を感じさせる。キャリア14年目のアーティストとはどういう意味なのか?歌詞とサウンドの両方から、その思いが伝わってくる。

B面はTeen Dazeの最ドリーミーなポップ・ソングで、彼が世界で最も好きな都市、東京への頌歌である。最初の音が入ってくると、桜の花がそっと散っていくのが見えるようだ。そして、そのイメージとほぼ同時に、私たちは『Tokyo At Night』の特異なエネルギーの中に放り込まれる。ネオンが夜空に輝き、渋谷の街を駆け抜ける。サビでは思索にふける: 「こんなに遠くにいるのは不思議で、ここにいたいと思わずにはいられない”。この曲は、好きな場所にいながら、いてもたってもいられないという儚い気持ちを表現している。

『Moving forward / Tokyo』は、今年後半に彼のレーベル、イージー・リスニング・レコーディングスからリリースされるティーン・デイズのニュー・アルバムに収録される。

 

Teen Daze new single “Moving forward / Tokyo” out now

Artist: Teen Daze

Title: Moving Forward / Tokyo
Label: PLANCHA / Easy Listening Recordings
Format: Digital Single
Listen/Buy: https://orcd.co/yvq22b0

Teen Daze – Moving forward (Official Lyric Video) 
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=XQJ5yio_CpA


Teen Daze – Tokyo (Official Lyric Video)

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=XQJ5yio_CpA

 

Teen Daze:
ブリティッシュコロンビア出身のプロデューサー、Jamison Isakは、大人になって世界を飛び回るようになるとは思っていなかった。大洋の彼方からやってきた合成的な光景とサウンドに触発された彼は、根気強く独学で原始的なソフトウェアとレコーディング・プログラムを学び、永久に彼を魅了し続けたダンス・ミュージックの頭でっかちでうっとりするような地平線をリバース・エンジニアリングした。それから10年以上が経ち、Jamizonは印象的なディスコグラフィーを残しながら、自身のサウンドを進化させ、再構築し続けている。


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