久武麻子(チェロ)&深沢亮子(ピアノ)
久武麻子デビュー ~深沢亮子とデュオで~
古典派とロマン派の名曲に、
清冽な抒情詩のような小品を書く日本の作曲家・助川敏弥の2曲が加わるという、
このコンビならではのユニークなCD
【収録曲】
①ベートーヴェン:ヘンデルの主題による12の変奏曲 WoO.45
②~④シューベルト:アルペジョーネとピアノのためのソナタ D.821
⑤~⑩バッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010
⑪助川敏弥:果てしなき夕ぐれ
⑫助川敏弥:ジスモンダ
⑬シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
タイトル: 久武麻子デビュー~深沢亮子とデュオで~
アーティスト: 久武麻子(チェロ)&深沢亮子(ピアノ)
品番: ART-3141 /POS#4941135131411
価格: 本体価格2,600円 + 税
発売日: 2014年6月18日(水)
録音: 2013年10月23,24日 稲城市立iプラザホール
- プロフィール ―― 久武麻子(チェロ)
4才より、鈴木メソードにてチェロを始める。桐朋学園大学音楽学部付属子供のための音楽教室を経て桐朋女子高等学校音楽科及び桐朋学園大学音楽学部を卒業後、同大学同学部研究科を経て渡仏。フランス国立ボルドー音楽院研究科を修了、同時に奨励賞を受賞する。在学中はピアノトリオを結成し、同音楽院室内楽クラスにて審査員満場一致の一等賞の成績を修める。今までにソロを佐藤明、故井上頼豊、苅田雅治、エチエンヌ・ペクラール各氏に、室内楽を故山根美代子、サイモン・ルベンス各氏に師事する。
2000年ボルティモアでのチェロコングレスⅢや2007年ワシントン州におけるバッハ・フェスティバル等、北米の音楽祭からチェロアンサンブルや室内楽の奏者として招待を受ける。日本においては、ジャン=クロード・ジェラール、ジェラール・プーレ、アダルベルト・スコチッチ各氏等外国人アーティストとの共演も多い。また2010年よりカルテット・リリウムのメンバーとして、ベートーヴェンを中心とした数々の弦楽四重奏曲の演奏に取り組んでいる。
現在昭和音楽大学及び尚美ミュージックカレッジ専門学校非常勤講師。
- プロフィール ――助川敏弥(作曲家)
1957年東京芸術大学作曲科卒業。1954年度日本音楽コンクール第一位特賞。1960年度文化省芸術祭奨励賞。1971年度文化庁芸術祭優秀賞。1973年度イタリア放送協会主催国際放送作品コンクールで大賞「イタリア賞」。
主要作品はピアノ曲:「タペストリー」、「山水図」、小品集「小さな四季」、ソナチネ「青の詩」、「KOMORIUTA」その他多数。被爆ピアノと電子音による「おわりのない朝」。歌曲集:「ガラスの花束」、「白くひかれり」、金子みすゞの詩による「夕顔」、「薔薇の町」。合唱組曲「白い世界」。邦楽曲:十七弦と弦楽器のための「三つの叙景」。独奏十七絃による三章:三重奏曲「楓図」。電子音楽「風のうた」。1976年から1994年まで日本現代音楽協会委員。日本音楽舞踊会議機関紙月刊「音楽の世界」前編集長、同事務局長を経て現在代表理事。