ダスティン・ウォングはハワイで生を受け、2歳の時に日本へと移住。中高時代はパンクやオルタナに開眼し、ハイティーンの頃 には友人のユタカ・ヒューレット、元Delawareで現在はデザイナーとして活躍している点(ten_do_ten)、そしてかつて立花ハジメとLow Powersのメンバーで現在はファッション・デザイナーとして活動しているエリと、携帯電話の着信音をオケに使用し歌うというユニークなバンド、The Japaneseを結成し活動、また、ユタカとはOnsenというギター・デュオも組んでいた。
そして大学進学のため渡米、ボルティモアに渡った後、マット・パピッチ(現在はCo Laとして活動)とエクスタティック・サンシャインの活動を始める。同時に彼は通っていた美術大学のクラスメート達と共にポニーテイルを結成。ボアダムスやアニマル・コレクティヴとも比較されたカオティックなサウンドと怒濤のライヴ・パフォーマンスは瞬く間に話題となる。また、エクスタティック・サンシャインとしてもカーパークからアルバムをリリース。ミニマルで実験的なサウンドは多方面から高評価を得るもののダスティンは脱退する。ポニーテイルもさらなるブレイクを期待されていたが突然活動休止を発表 (2011/9/22に正式に解散を発表)。そして2010年、スリル・ジョッキーと契約し、3rd・ソロ・アルバム『Infinite Love』をリリースした。
多数のエフェクター足元にならべ、ディレイ、ループ等様々なエフェクトを駆使し、ミニマルでカラフルなレイヤーを描き出していく万華鏡のごときギター・パフォーマンスは各所で話題となる。
2012年通産4作目となるソロ・アルバム『Dreams Say, View, Create, Shadow Leads』をリリースし、4月にはレコード発売記念の日本ツアーも慣行。NHKライブビートへの出演も果たす。その後マウンテン・ゴーツとのツアーを経て、7月にブルックリンで行われたダーティー・プロジェクターズの最新作『Swing Lo Magellan』のリリース記念ライヴのオープニングに抜擢され、日本ツアーでも全公演オープニングを務めた。9月から10月前半にかけてビーチ・ハウスとのUSツアーを行った後、朝霧JAM 2012にも出演を果たし、そして2013年1月のビーチ・ハウス・ジャパン・ツアーのオープニングもつとめた。5月には嶺川貴子との共作『Toropical Circle』をリリースし、 FUJI ROCK ’13への出演もソロ&デュオで出演。その後5作目となる『Mediation of Ecstatic Energy』がリリース。2014年には嶺川貴子との共作2作目となる『Savage Imagination』を発表し、デュオでの約1ヶ月に渡る北米ツアーも行い、2015年には初の中国ツアーも慣行した。2015年秋には再びビーチ・ハウスのサポート・アクトとしてヨーロッパ・ツアーに帯同。近年はソロ、デュオの他、鈴木慶一の新バンド、鈴木慶一with マージナル・タウン・クライヤーズのメンバーとしても活動した。
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