安達真理(ヴィオラ) & 深沢亮子(ピアノ)

Winterreise

ART-3150 

若手ヴィオラ奏者 安達真理とベテランピアニスト 深沢亮子が至福のアンサンブルを奏でる!

シューベルト歌曲集「冬の旅」がヴィオラとピアノで素敵な詩を語る…

【収録曲】

シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821 Op.posth.

①I Allegro moderato ②II Adagio ③IIIAllegretto

シューベルト:歌曲集《冬の旅》 D.911 Op.89 抜粋 (ヴィオラ版)

④おやすみ ⑤風見 ⑥菩提樹 ⑦鬼火 ⑧春の夢 ⑨郵便馬車

⑩道しるべ ⑪宿屋 ⑫辻音楽師

⑬シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70

 

品番: ART-3150 /POS#4941135131503
価格: 本体価格2,600円 + 税
発売日: 2011年1月17日(水)
録音: 2017年9月13、14日 iプラザホール

 

言葉で表現すると難しくなるが、このCDを聴いて下さる方なら最初の数秒間で、「ああ、深沢亮子のシューベルトだ、安達真理のシューベルトだ」という感想を持たれると思う。稀有の資質を付与されてこの世に生を享け、理想的な教育と風雪の歳月を経て磨き抜かれた再現芸術家二人の個性が、古今の楽聖の作品の演奏を通じて、私達の心をうつのである。

(ライナーノートより抜粋)

【音楽プロデューサー: 中野 雄】

 

 

■安達真理(ヴィオラ)プロフィール

4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学在学中にヴィオラに転向。卒業後、同大学研究生修了。ウィーン国立音楽大学室内楽科を経て、2013年ローザンヌ高等音楽院修士課程を最高点で修了。2015年、同院ソリスト修士課程を修了。2011年よりカメラータ・デ・ローザンヌのメンバーとしてピエール・アモイヤル氏と共に多数の公演を行う。2013年よりインスブルック交響楽団にて2年間副首席ヴィオラ奏者を務めた。霧島国際音楽祭にて特別奨励賞、優秀演奏賞受賞。第6回大阪国際音楽コンクールアンサンブル部門第1位受賞。ウィーン国立音楽大学国際夏期アカデミーにおけるコンクールにてソリスト賞受賞。受賞_者コンサートの演奏がオーストリア放送協会にてラジオ放送された。カール・フレッシュアカデミーにて、カール・フレッシュアカデミー協会賞、特別賞を受賞。バンベルク交響楽団にて首席ヴィオラ奏者として客演。2016年パーヴォ・ヤルヴィ氏の推薦によりパルヌ音楽祭に出演。2018年エストニア祝祭管弦楽団ヨーロッパツアーに参加。バーデン=バーデン・フィルハーモニー管弦楽団、ローザンヌ室内管弦楽団等と共演。テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。2018年度東京オペラシティ主催リサイタルシリーズ 「B→C」に出演が決まっている。ヴァイオリンを篠崎功子、ヴィオラを店村眞積、ジークフリード・フューリンガー、今井信子、ギラッド・カルニ、室内楽をヨハネス・マイスル各氏に師事。

 

■深沢亮子(ピアノ)プロフィール

12歳で全日本学生音楽コンクール小学校の部で全国第1位、文部大臣賞を受賞。 15歳のとき第22回日本音楽コンクールで首位受賞。17歳でウィーン国立音楽大学に留学、1959年同校を首席で卒業。翌年、ウィーン楽友協会のブラームス・ザールにおいて海外デビューリサイタルを開催し、絶賛される。1961年ジュネーブ国際音楽コンクールで最高位入賞(1位なしの 2位)。以来ヨーロッパの諸都市や南米、アジアの主要都市でリサイタルや室内楽、オーケストラとの共演等国際的な舞台で活躍(共演した指揮者は、L.v.マタチッチ、G.ヴァント、H.ヴァールベルク、小澤征爾他。オーケストラはN響、東響、読響、N.Ö. トーンキュンストラー管弦楽団他。室内楽は新・旧のウィーン八重奏団、ブリュッセル弦楽四重奏団、シュトイデ弦楽四重奏団他)。日本の作品も内外に数多く紹介する。また、度々ウィーンのベートーヴェン国際ピアノコンクール、日本音楽コンクール他の審査員を務める。著書、CD多数。2015年には、ハイドンとシューベルトによる「Fantasie幻想」が『レコード芸術』誌において特選盤となる。英国ケンブリッジ国際伝記センター(IBC)により「最も優秀な100人の音楽家」の1人に選ばれる。1963年大阪府民劇場奨励賞を受賞。日本音楽舞踊会議代表理事。1995年千葉県文化功労者。永井進、G.ヒンターホーファー両教授に師事。